ドゥリンの禍、バルログ/The Balrog, Durin's Bane
提供:MTG Wiki
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
[[生け贄に捧げ]]られた[[パーマネント]]により[[コスト]]が減少する[[伝説の]][[アバター]]・[[デーモン]]。[[伝説のクリーチャー]]にしか[[ブロック]]されず、[[死亡]]しても[[対戦相手]]の[[アーティファクト]]や[[クリーチャー]]を道連れにする。 | [[生け贄に捧げ]]られた[[パーマネント]]により[[コスト]]が減少する[[伝説の]][[アバター]]・[[デーモン]]。[[伝説のクリーチャー]]にしか[[ブロック]]されず、[[死亡]]しても[[対戦相手]]の[[アーティファクト]]や[[クリーチャー]]を道連れにする。 | ||
− | + | 7[[マナ]]7/5の[[速攻]]と、[[リミテッド]]では普通に[[唱える|唱え]]ても悪くない性能。伝説のクリーチャーが[[アンコモン]]にも収録されている[[カード・セット]]なので確実性は微妙なラインだが、単独で返り討ちに出来るものは限られるし、適当に相討ちになるだけでも容易に1:2以上の[[交換]]が成立するのも優秀。 | |
+ | |||
+ | [[構築]]で使う場合は、コストの軽減を積極的に活用していきたい。特に[[宝物]]は[[生成]]しやすい上に、自身を[[生け贄]]にすることでマナを生み出すため、実質的に1つから2マナ分の支払いを行えて相性が良い。ちなみに、[[対戦相手]]が生け贄に捧げたパーマネントも数える。[[無垢の血/Innocent Blood]]など、他の[[プレイヤー]]にも生け贄を強要する[[呪文]]を採用した[[サクリファイス]]などに投入しておくと活躍してくれる場面もありそうだ。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
11行: | 13行: | ||
'''バルログ'''/''The Balrog''は中つ国/Middle-Earthの怪物。その名は「力強き悪鬼」の意。 | '''バルログ'''/''The Balrog''は中つ国/Middle-Earthの怪物。その名は「力強き悪鬼」の意。 | ||
− | 炎と影が重なり合ったような姿を持ち、その身から翼や剣、鞭などを生成することができる。かつて冥王モルゴス/ | + | 炎と影が重なり合ったような姿を持ち、その身から翼や剣、鞭などを生成することができる。かつて冥王モルゴス/Morgothに仕えていたとされる。''ドゥリンの禍''はその一個体であり、霧ふり山脈/Misty Mountainsの地下に潜んでいたが、[[古えの墳墓/Ancient Tomb#王国と遺物|バーリン/Balin]]ら[[ドワーフ/Dwarf]]がミスリル/Mythrilを求めて坑道を深く掘ったことで目覚め、彼らを滅ぼした。 |
「旅の仲間」では[[モリアの坑道/Mines of Moria|モリア/Moria]]を抜けようとする[[フロド・バギンズ/Frodo Baggins#ストーリー|フロド/Frodo]]一行を[[オーク]]の軍勢と共に襲う。[[灰色のガンダルフ/Gandalf the Grey#ストーリー|ガンダルフ/Gandalf]]との激しい闘いの末、ガンダルフを道連れに[[罠の橋/Ensnaring Bridge#王国と遺物|カザド=ドゥームの橋/Bridge of Khazad-dûm]]の奈落に消えた。 | 「旅の仲間」では[[モリアの坑道/Mines of Moria|モリア/Moria]]を抜けようとする[[フロド・バギンズ/Frodo Baggins#ストーリー|フロド/Frodo]]一行を[[オーク]]の軍勢と共に襲う。[[灰色のガンダルフ/Gandalf the Grey#ストーリー|ガンダルフ/Gandalf]]との激しい闘いの末、ガンダルフを道連れに[[罠の橋/Ensnaring Bridge#王国と遺物|カザド=ドゥームの橋/Bridge of Khazad-dûm]]の奈落に消えた。 |
2023年8月24日 (木) 00:17時点における最新版
伝説のクリーチャー — アバター(Avatar) デーモン(Demon)
この呪文を唱えるためのコストは、このターンに生け贄に捧げられたパーマネント1つにつき(1)少なくなる。
速攻
ドゥリンの禍、バルログは伝説のクリーチャーにしかブロックされない。
ドゥリンの禍、バルログが死亡したとき、アーティファクトやクリーチャーのうち対戦相手がコントロールしている1つを対象とする。それを破壊する。
生け贄に捧げられたパーマネントによりコストが減少する伝説のアバター・デーモン。伝説のクリーチャーにしかブロックされず、死亡しても対戦相手のアーティファクトやクリーチャーを道連れにする。
7マナ7/5の速攻と、リミテッドでは普通に唱えても悪くない性能。伝説のクリーチャーがアンコモンにも収録されているカード・セットなので確実性は微妙なラインだが、単独で返り討ちに出来るものは限られるし、適当に相討ちになるだけでも容易に1:2以上の交換が成立するのも優秀。
構築で使う場合は、コストの軽減を積極的に活用していきたい。特に宝物は生成しやすい上に、自身を生け贄にすることでマナを生み出すため、実質的に1つから2マナ分の支払いを行えて相性が良い。ちなみに、対戦相手が生け贄に捧げたパーマネントも数える。無垢の血/Innocent Bloodなど、他のプレイヤーにも生け贄を強要する呪文を採用したサクリファイスなどに投入しておくと活躍してくれる場面もありそうだ。
[編集] 関連カード
- ドゥリンの禍、バルログ/The Balrog, Durin's Bane
- ウドゥーンの焰、バルログ/The Balrog, Flame of Udûn
- モリアのバルログ/The Balrog of Moria
[編集] ストーリー
バルログ/The Balrogは中つ国/Middle-Earthの怪物。その名は「力強き悪鬼」の意。
炎と影が重なり合ったような姿を持ち、その身から翼や剣、鞭などを生成することができる。かつて冥王モルゴス/Morgothに仕えていたとされる。ドゥリンの禍はその一個体であり、霧ふり山脈/Misty Mountainsの地下に潜んでいたが、バーリン/Balinらドワーフ/Dwarfがミスリル/Mythrilを求めて坑道を深く掘ったことで目覚め、彼らを滅ぼした。
「旅の仲間」ではモリア/Moriaを抜けようとするフロド/Frodo一行をオークの軍勢と共に襲う。ガンダルフ/Gandalfとの激しい闘いの末、ガンダルフを道連れにカザド=ドゥームの橋/Bridge of Khazad-dûmの奈落に消えた。