サリッド/Thallid (ストーリー)

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2023年8月27日 (日) 16:52時点における最新版

サリッド/Thallidは、フォールン・エンパイア初出のクリーチャー。ドミナリア/Dominariaとアラーラ/Alara（ジャンド/Jund）での生息が確認されている。

[編集] 解説

苗木と共生関係にある、知覚力を備えた動く菌類。

[編集] ドミナリア/Dominaria

兄弟戦争/Brothers' Warの影響による氷河期の到来に伴って起きた食糧難を解決するために、サーペイディア/Sarpadia大陸ヘイヴンウッド/Havenwoodのエルフ/Elfに食用として生み出した菌体生物が発祥。漆黒の手教団/Order of the Ebon Handの協力によって得たスラル/thrullの知識から、ヘイヴンウッドのセロン/Thelonが生命を生み出す魔法を編み出し、森の菌類から創造されたとされる。その後、ヘイヴンウッド・エルフの手で養殖され、食用以外にも、森に生命力を与える魔法の生け贄に用いられた。

ヘイヴンウッドの森中に広がったサリッドは、エルフの食糧を賄った上に、アイケイシア/Icatiaへの輸出も可能なほどになる。だがその年の冬、偶然にもリーオッド・ダイ/Reod Daiのドラゴン孵化と制御の魔法を吸収。自我の目覚めたサリッドは自分たちを喰らう天敵ヘイヴンウッド・エルフへ反抗をするようになる。エルフの予想を超えて爆発的に繁殖し、凶暴化したサリッドの大群はヘイヴンウッドを壊滅させる大きな要因となるのだった。

AR46世紀には、ドミナリア/Dominaria中に生活圏を拡大し、スリヴァー共々、荒廃した世界で繁栄を謳歌している数少ない生物となっている。

大修復/The Mending後の4560ARには、ヤヴィマヤ/Yavimaya生まれのサリッドであるスライムフット/Slimefootが新生ウェザーライト/Weatherlight号の乗組員（？）となっている。

収穫されたサリッドの茎は、荷車で食堂（eating hall）へと運ばれ、茹でてペースト状にして香辛料で味を調え、盛り付けられる。ドミナリアのサリッドは味気なく噛み切りにくい食べ物である。
こんなものやこんなものを食べるのはぞっとしないが、ヘイヴンウッド・エルフには選り好みする余裕は無かった。「我らの好物の穀物でも果実でもないが、食料には変わりない」とはヘイヴンウッド・エルフのLalani（ララニィ）の言葉。
「Thallid」の語源は、「thallus」(葉状体のこと。複数形thalluses または thalli 。他に thalloid, thallodal, thalliform, thalline, thallose とも)と思われる。

[編集] アラーラ/Alara

ジャンド/Jundに生息する。ドミナリアのサリッドと異なり、この次元/Planeのサリッドはどうやらおいしいらしい。

ジャンドのサリッドは、ツカタンの樹から取った棘で自らを覆うことで、自分たちが美味であることを隠そうとする。
（出典：ツカタンのサリッド/Tukatongue Thallid）

[編集] 登場カード

[編集] カード名に登場

フォールン・エンパイア: Feral Thallid、サリッド/Thallid、Thallid Devourer、Thorn Thallid
時のらせん: 凶暴なサリッド/Savage Thallid、胞子撒きのサリッド/Sporesower Thallid、サリッド/Thallid、サリッドの発芽者/Thallid Germinator、サリッドの殻住まい/Thallid Shell-Dweller
次元の混乱: 向精神サリッド/Psychotrope Thallid、活力菌サリッド/Vitaspore Thallid
コンフラックス: ツカタンのサリッド/Tukatongue Thallid
ドミナリア: 死花のサリッド/Deathbloom Thallid、雑食のサリッド/Thallid Omnivore、サリッドの予言者/Thallid Soothsayer、胞子冠サリッド/Sporecrown Thallid
アルケミー：ドミナリア: サリッドの移植者、スライムフット/Slimefoot, Thallid Transplant
機械兵団の進軍: 荒廃刈りのサリッド/Blightreaper Thallid - 荒廃蒔きのサリッド/Blightsower Thallid

[編集] フレイバー・テキストに登場

フォールン・エンパイア: Elven Fortress、Elvish Hunter、Feral Thallid、Fungal Bloom、夜の土/Night Soil、Thorn Thallid
時のらせん: ヘイヴンウッドのセロン/Thelon of Havenwood
コンフラックス: ツカタンのサリッド/Tukatongue Thallid
ドミナリア: 菌類感染/Fungal Infection、雑食のサリッド/Thallid Omnivore、サリッドの予言者/Thallid Soothsayer、菌類の勢力範囲/Fungal Plots、苗木の移牧/Saproling Migration、胞子冠サリッド/Sporecrown Thallid、ヤヴィマヤの苗飼い/Yavimaya Sapherd
モダンホライゾン2: 大理石のガーゴイル/Marble Gargoyle

[編集] 参考

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 ==解説==
-[[苗木]]と共生関係にある、知覚力を備えた動く菌類。その行動は繁殖と食事の2つに限られる。
+[[苗木]]と共生関係にある、知覚力を備えた動く[[ファンガス|菌類]]。
-[[兄弟戦争]]の影響による[[アイスエイジ|氷河期]]の到来に伴って起きた食糧難を解決するために、[[サーペイディア/Sarpadia]]大陸の[[ヘイヴンウッド/Havenwood|ヘイヴンウッド]]・[[エルフ]]に食用として生み出した菌体生物が発祥。[[漆黒の手教団/Order of the Ebon Hand]]の協力によって得た[[スラル#ストーリー|スラル/thrull]]の知識から、ヘイヴンウッドの[[セロン/Thelon]]が生命を生み出す魔法を編み出し、森の菌類から創造されたとされる。その後、ヘイヴンウッド・エルフの手で養殖され、食用以外にも、森に生命力を与える魔法の生け贄に用いられた。
+===[[ドミナリア/Dominaria]]===
+[[兄弟戦争/Brothers' War]]の影響による[[アイスエイジ|氷河期]]の到来に伴って起きた食糧難を解決するために、[[サーペイディア/Sarpadia]]大陸[[ヘイヴンウッド/Havenwood]]の[[エルフ/Elf#ドミナリア|エルフ/Elf]]に食用として生み出した菌体生物が発祥。[[漆黒の手教団/Order of the Ebon Hand]]の協力によって得た[[スラル#ストーリー|スラル/thrull]]の知識から、ヘイヴンウッドの[[セロン/Thelon]]が生命を生み出す魔法を編み出し、森の菌類から創造されたとされる。その後、ヘイヴンウッド・エルフの手で養殖され、食用以外にも、森に生命力を与える魔法の生け贄に用いられた。
 ヘイヴンウッドの森中に広がったサリッドは、エルフの食糧を賄った上に、[[アイケイシア/Icatia]]への輸出も可能なほどになる。だがその年の冬、偶然にも[[リーオッド・ダイ/Reod Dai]]の[[ドラゴン]]孵化と制御の魔法を吸収。自我の目覚めたサリッドは自分たちを喰らう天敵ヘイヴンウッド・エルフへ反抗をするようになる。エルフの予想を超えて爆発的に繁殖し、凶暴化したサリッドの大群はヘイヴンウッドを壊滅させる大きな要因となるのだった。
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 [[AR]]46世紀には、[[ドミナリア/Dominaria]]中に生活圏を拡大し、[[スリヴァー]]共々、荒廃した世界で繁栄を謳歌している数少ない生物となっている。
-*収穫されたサリッドの茎は、荷車で食堂（eating hall）へと運ばれ、茹でてペースト状にして香辛料で味を調え、盛り付けられる。サリッドは味気なく噛み切りにくい食べ物である。
+[[大修復/The Mending]]後の4560ARには、[[ヤヴィマヤ/Yavimaya]]生まれのサリッドである[[スライムフット/Slimefoot]]が新生[[ウェザーライト/Weatherlight (ストーリー)|ウェザーライト/Weatherlight]]号の乗組員（？）となっている。
+*収穫されたサリッドの茎は、荷車で食堂（eating hall）へと運ばれ、茹でてペースト状にして香辛料で味を調え、盛り付けられる。ドミナリアのサリッドは味気なく噛み切りにくい食べ物である。
 *{{Gatherer|id=1924|こんなもの}}や{{Gatherer|id=1927|こんなもの}}を食べるのはぞっとしないが、ヘイヴンウッド・エルフには選り好みする余裕は無かった。「我らの好物の穀物でも果実でもないが、食料には変わりない」とはヘイヴンウッド・エルフの[[Lalani|Lalani（ララニィ）]]の言葉。
 *「Thallid」の語源は、「thallus」(葉状体のこと。複数形thalluses または thalli 。他に thalloid, thallodal, thalliform, thalline, thallose とも)と思われる。
+===[[アラーラ/Alara]]===
+[[ジャンド/Jund]]に生息する。ドミナリアのサリッドと異なり、この[[次元/Plane]]のサリッドはどうやらおいしいらしい。
+{{フレイバーテキスト|ジャンドのサリッドは、ツカタンの樹から取った棘で自らを覆うことで、自分たちが美味であることを隠そうとする。||[[ツカタンのサリッド/Tukatongue Thallid]]}}
 ==登場カード==
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 :[[Feral Thallid]]、[[サリッド/Thallid]]、[[Thallid Devourer]]、[[Thorn Thallid]]
 ;[[時のらせん]]
-:[[Thorn Thallid]]、[[凶暴なサリッド/Savage Thallid]]、[[胞子撒きのサリッド/Sporesower Thallid]]、サリッド/Thallid、[[サリッドの発芽者/Thallid Germinator]]、[[サリッドの殻住まい/Thallid Shell-Dweller]]
+:[[凶暴なサリッド/Savage Thallid]]、[[胞子撒きのサリッド/Sporesower Thallid]]、サリッド/Thallid、[[サリッドの発芽者/Thallid Germinator]]、[[サリッドの殻住まい/Thallid Shell-Dweller]]
 ;[[次元の混乱]]
 :[[向精神サリッド/Psychotrope Thallid]]、[[活力菌サリッド/Vitaspore Thallid]]
 ;[[コンフラックス]]
 :[[ツカタンのサリッド/Tukatongue Thallid]]
+;[[ドミナリア]]
+:[[死花のサリッド/Deathbloom Thallid]]、[[雑食のサリッド/Thallid Omnivore]]、[[サリッドの予言者/Thallid Soothsayer]]、[[胞子冠サリッド/Sporecrown Thallid]]
+;[[アルケミー：ドミナリア]]
+:[[サリッドの移植者、スライムフット/Slimefoot, Thallid Transplant]]
+;[[機械兵団の進軍]]
+:[[荒廃刈りのサリッド/Blightreaper Thallid]] - 荒廃蒔きのサリッド/Blightsower Thallid
 ===フレイバー・テキストに登場===
 ;フォールン・エンパイア
-:[[Elven Fortress]]、[[Elvish Hunter]]、Feral Thallid、[[Fungal Bloom]]、[[Night Soil]]、Thorn Thallid
+:[[Elven Fortress]]、[[Elvish Hunter]]、Feral Thallid、[[Fungal Bloom]]、[[夜の土/Night Soil]]、Thorn Thallid
 ;時のらせん
 :[[ヘイヴンウッドのセロン/Thelon of Havenwood]]
 ;コンフラックス
 :ツカタンのサリッド/Tukatongue Thallid
+;ドミナリア
+:[[菌類感染/Fungal Infection]]、雑食のサリッド/Thallid Omnivore、サリッドの予言者/Thallid Soothsayer、[[菌類の勢力範囲/Fungal Plots]]、[[苗木の移牧/Saproling Migration]]、胞子冠サリッド/Sporecrown Thallid、[[ヤヴィマヤの苗飼い/Yavimaya Sapherd]]
+;[[モダンホライゾン2]]
+:[[大理石のガーゴイル/Marble Gargoyle]]
 ==参考==
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 *[[セロン/Thelon]]
 *[[背景世界/ストーリー用語]]
+[[Category:複数の次元に存在する種族|さりつと]]