黒檀の梟の根付/Ebony Owl Netsuke
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2008年7月31日 (木) 21:48時点における版
Ebony Owl Netsuke / 黒檀の梟の根付 (2)
アーティファクト
アーティファクト
各対戦相手のアップキープの開始時に、そのプレイヤーの手札にカードが7枚以上ある場合、黒檀の梟の根付はそのプレイヤーに4点のダメージを与える。
黒の万力/Black Viseの調整版で、象牙の鶴の根付/Ivory Crane Netsukeと対をなしている。
黒の万力は相手の手札が7枚で3点ダメージなので、手札7枚の状況下では本家を越えるダメージ効率を発揮する。 しかし、黒の万力と比べダメージを与える条件はかなり厳しい。 自分ならともかく、相手の手札を7枚以上に保つのは非常に難しい。 本家に比べると微妙に重くなったのも効いており、先攻で初手に出すことも一手間かかりイマイチ。
狙うなら土地破壊かバウンスデッキだろう。 相手を押さえ込めているなら普通のフィニッシャーでも良いのだが、2マナのパーマネントにしてはこれが圧倒的な打撃力を誇るカードであることも確か。 実際にプロツアーホノルル06でこれをフィニッシャーとしたハウリング・オウルが登場し、日の目を浴びる事となった。
そのため、スタックに乗っている状態で手札を6枚以下にすることができれば、ダメージを受けなくて済む。(if節ルール)
- 例1)アップキープ開始時に手札が6枚、闇の腹心/Dark Confidantにより7枚になった。
→開始時には6枚なので誘発しない。
- 例2)アップキープ開始時は7枚だったが、能力がスタックに乗ったところでショック/Shockを撃って手札を6枚にした。
→解決時に6枚になっているのでダメージを受けない。
- 例3)アップキープ開始時は7枚で、能力がスタックに乗ったところでショックを撃って手札を6枚にしたが、ブーメラン/Boomerangで土地を戻された。
→誘発もしており、解決時に手札が7枚なのでダメージをくらう。
- 根付とは印籠などを帯につるすための留め具のこと。江戸時代にはさかんに洒落た彫刻を施したものが作られ、芸術的にも価値があるものである。→Wikipedia:根付