古えの墳墓/Ancient Tomb
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− | + | [[プロツアーニューオーリンズ03]]で[[ティンカー]]などの凶悪コンボが荒れ狂ったことにより、[[厳かなモノリス/Grim Monolith]]などとともに[[2004年]]1月1日より[[エクステンデッド]]で[[禁止カード]]に指定された。 | |
+ | *当時、何故これが禁止されて[[裏切り者の都/City of Traitors]]が禁止にならなかったのか、という疑問を抱いた[[プレイヤー]]は比較的多かった。[[R&D]]のコメントによると、マナ加速や[[茶単|アーティファクトデッキ]]の根絶は望んでいなかったためだそうだ<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/banned-ing-week-2003-12-05 Banned-ing Week](Latest Developments 2003年12月5日)</ref>。 | ||
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+ | ==[[指輪物語:中つ国の伝承#『王国と遺物』ボックストッパー/Realms and Relic Box Topper|王国と遺物]]== | ||
+ | 「[[Wikipedia:ja:指輪物語|指輪物語]]」との[[ユニバースビヨンド]]版の[[名前|別名]]は'''バーリンの墓'''/''Balin's Tomb''。 | ||
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+ | '''バーリン'''/''Balin''は中つ国/Middle-Earthの[[ドワーフ/Dwarf]]。[[行きて帰りし物語/There and Back Again]]で[[引退した忍びの者、ビルボ/Bilbo, Retired Burglar#ストーリー|ビルボ・バギンズ/Bilbo Baggins]]と共に冒険をしたドワーフの1人。 | ||
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+ | かつてドワーフの王国だったが今は[[オーク]]達の溜まり場となった[[モリアの坑道/Mines of Moria|モリア/Moria]]を奪還するために仲間を連れて出奔し、オーク達を撃退しモリアの領主を名乗る。だがミスリル/Mythrilを求めて坑道を掘り進めたことで[[ドゥリンの禍、バルログ/The Balrog, Durin's Bane|バルログ/Balrog]]を呼び覚ましてしまい、バルログとオークの軍勢に追い詰められドワーフらは全滅してしまう。 | ||
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+ | バーリンらの消息は永く知られていなかったが、「旅の仲間」でモリアを通る[[フロド・バギンズ/Frodo Baggins#ストーリー|フロド/Frodo]]一行は探索の中でバーリンの墓を発見、[[マザルブルの書/Book of Mazarbul]]でドワーフ達の衰亡を知るのだった。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[ | + | <references /> |
+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/wallpaper-week-ancient-tomb-2003-08-29 壁紙(ストロングホールド版)](Feature 2003年8月29日) | ||
*[[2マナランド]] | *[[2マナランド]] | ||
*[[複数マナを出せる土地カード]] | *[[複数マナを出せる土地カード]] | ||
*[[カード個別評価:テンペスト]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:テンペスト]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:アルティメットマスターズ]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]] - [[神話レア]]([[指輪物語:中つ国の伝承#『王国と遺物』ボックストッパー/Realms and Relic Box Topper|王国と遺物]]) | ||
+ | *[[From the Vault:Realms]] | ||
+ | *[[ゼンディカーの夜明けエクスペディション]] | ||
+ | *[[Zendikar Expeditions]] |
2024年1月5日 (金) 01:33時点における最新版
2点のダメージを受けるものの、1度に2マナを出せる土地。打ち消されない恒久的なマナ加速として展開を加速できる。
ペインランドよりもダメージが大きく、ダメージを受けずにはマナを出せないため、長期戦を狙うデッキでは使いづらい。加速力を活かして高速デッキで使うのがよいだろう。特に瞬殺系コンボデッキの起爆剤として非常に優秀。テンペスト・ブロックを含むスタンダードが高速化したひとつの要因でもある。
1ターン目にこれからダイアモンドや厳かなモノリス/Grim Monolithなどのマナ・アーティファクトに繋げるのが茶単の定石。
レガシーでは、裏切り者の都/City of Traitorsとともにエンジェル・ストンピィやフェアリー・ストンピィ、5/3、Empty the Sloggerなどのビートダウンデッキでマナ基盤として活躍している。
- フリースペルと組み合わせるとマナ加速ができる。狭いフォーマットでの序盤戦においてはトレイリアのアカデミー/Tolarian Academyを凌ぐ加速を生む。
プロツアーニューオーリンズ03でティンカーなどの凶悪コンボが荒れ狂ったことにより、厳かなモノリス/Grim Monolithなどとともに2004年1月1日よりエクステンデッドで禁止カードに指定された。
- 当時、何故これが禁止されて裏切り者の都/City of Traitorsが禁止にならなかったのか、という疑問を抱いたプレイヤーは比較的多かった。R&Dのコメントによると、マナ加速やアーティファクトデッキの根絶は望んでいなかったためだそうだ[1]。
[編集] 王国と遺物
「指輪物語」とのユニバースビヨンド版の別名はバーリンの墓/Balin's Tomb。
バーリン/Balinは中つ国/Middle-Earthのドワーフ/Dwarf。行きて帰りし物語/There and Back Againでビルボ・バギンズ/Bilbo Bagginsと共に冒険をしたドワーフの1人。
かつてドワーフの王国だったが今はオーク達の溜まり場となったモリア/Moriaを奪還するために仲間を連れて出奔し、オーク達を撃退しモリアの領主を名乗る。だがミスリル/Mythrilを求めて坑道を掘り進めたことでバルログ/Balrogを呼び覚ましてしまい、バルログとオークの軍勢に追い詰められドワーフらは全滅してしまう。
バーリンらの消息は永く知られていなかったが、「旅の仲間」でモリアを通るフロド/Frodo一行は探索の中でバーリンの墓を発見、マザルブルの書/Book of Mazarbulでドワーフ達の衰亡を知るのだった。
[編集] 参考
- ↑ Banned-ing Week(Latest Developments 2003年12月5日)