一からやり直し/Begin Anew
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この手の[[リセットボタン]]は通常[[コントロール (デッキ)|コントロール]]が[[対戦相手]]のクリーチャーを一掃するために使うことが多い。しかしこれの場合は色拘束の代償に得たおまけがクリーチャーの強化であり、恩恵を受けるには必然的に[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]系の[[デッキ]]に組み込むことになる。すると今度は前半の[[破壊]]が自分に対しても働くようになり、どうにも噛み合っていない。使うのであれば[[破壊不能]]や[[死亡誘発]]を絡め、[[アドバンテージ]]を可能な限り失わないように運用しておきたいところ。 | この手の[[リセットボタン]]は通常[[コントロール (デッキ)|コントロール]]が[[対戦相手]]のクリーチャーを一掃するために使うことが多い。しかしこれの場合は色拘束の代償に得たおまけがクリーチャーの強化であり、恩恵を受けるには必然的に[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]系の[[デッキ]]に組み込むことになる。すると今度は前半の[[破壊]]が自分に対しても働くようになり、どうにも噛み合っていない。使うのであれば[[破壊不能]]や[[死亡誘発]]を絡め、[[アドバンテージ]]を可能な限り失わないように運用しておきたいところ。 | ||
登場時の[[アルケミー]]環境では、リセットボタンに[[ドゥームスカール/Doomskar]]、[[大群退治/Vanquish the Horde]]が存在。自分も巻き込む点は変わらないが色拘束が薄く、前者は[[予顕]]を利用して[[軽い|軽く]][[唱える]]ことができ、後者は相手が大量展開していた場合に最小2[[マナ]]まで軽くなるというメリットが存在。どっちつかずになりがちな上に[[多色]]のこれを投入するのであれば、半ば専用構築でデッキを組むことになるだろう。 | 登場時の[[アルケミー]]環境では、リセットボタンに[[ドゥームスカール/Doomskar]]、[[大群退治/Vanquish the Horde]]が存在。自分も巻き込む点は変わらないが色拘束が薄く、前者は[[予顕]]を利用して[[軽い|軽く]][[唱える]]ことができ、後者は相手が大量展開していた場合に最小2[[マナ]]まで軽くなるというメリットが存在。どっちつかずになりがちな上に[[多色]]のこれを投入するのであれば、半ば専用構築でデッキを組むことになるだろう。 | ||
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+ | 二色であることに価値があるデッキ、例えば[[ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn]]を[[統率者]]に据えた[[ヒストリック・ブロール]]では貴重な「[[緑白]]枠のリセットボタン」として採用候補に挙がる。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アルケミー:イニストラード]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:アルケミー:イニストラード]] - [[レア]] |
2024年1月5日 (金) 06:31時点における最新版
MTGアリーナ専用カード
Begin Anew / 一からやり直し (白)(白)(緑)(緑)ソーサリー
すべてのクリーチャーを破壊する。あなたの手札にあるすべてのクリーチャー・カードは+1/+1の修整を永久に受ける。
アーティスト:Jorge Jacinto
アルケミー:イニストラードで登場した全体除去。色拘束が強くなったかわりに、手札のクリーチャー・カードを永久に強化するようになった審判の日/Day of Judgment。
この手のリセットボタンは通常コントロールが対戦相手のクリーチャーを一掃するために使うことが多い。しかしこれの場合は色拘束の代償に得たおまけがクリーチャーの強化であり、恩恵を受けるには必然的にビートダウン系のデッキに組み込むことになる。すると今度は前半の破壊が自分に対しても働くようになり、どうにも噛み合っていない。使うのであれば破壊不能や死亡誘発を絡め、アドバンテージを可能な限り失わないように運用しておきたいところ。
登場時のアルケミー環境では、リセットボタンにドゥームスカール/Doomskar、大群退治/Vanquish the Hordeが存在。自分も巻き込む点は変わらないが色拘束が薄く、前者は予顕を利用して軽く唱えることができ、後者は相手が大量展開していた場合に最小2マナまで軽くなるというメリットが存在。どっちつかずになりがちな上に多色のこれを投入するのであれば、半ば専用構築でデッキを組むことになるだろう。
二色であることに価値があるデッキ、例えばニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Rebornを統率者に据えたヒストリック・ブロールでは貴重な「緑白枠のリセットボタン」として採用候補に挙がる。