ジェイス・ベレレン/Jace Beleren

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(1人の利用者による、間の1版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Jace Beleren}}
 
{{#card:Jace Beleren}}
  
[[ローウィン]]初出の[[青]]の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]。[[忠誠度能力]]は、2種類の[[引く|ドロー]]と[[ライブラリー破壊]]。
+
[[ローウィン]]初出の[[青]]の[[プレインズウォーカー]]。[[忠誠度能力]]は、2種類の[[引く|ドロー]]と[[ライブラリー破壊]]。
  
 
;+2能力
 
;+2能力
16行: 16行:
 
:1度に20枚ものカードを[[削る]]が、[[構築]]ではこれだけで[[ライブラリーアウト]]を狙うのは難しいので、ライブラリーアウトが目的ではないデッキでは切り札にはなりにくい。
 
:1度に20枚ものカードを[[削る]]が、[[構築]]ではこれだけで[[ライブラリーアウト]]を狙うのは難しいので、ライブラリーアウトが目的ではないデッキでは切り札にはなりにくい。
  
多少地味ではあるものの、3[[マナ]]という[[軽い|軽さ]]やドローによる[[カード・アドバンテージ]]は馬鹿にならず、同期の他のプレインズウォーカーに見劣りせず強力である。
+
多少地味ではあるものの、3[[マナ]]という[[軽い|軽さ]]やドローによるカード・アドバンテージは馬鹿にならず、同期の他のプレインズウォーカーに見劣りせず強力である。
  
 
[[リミテッド]]では、上記の3ドローの使い方でも充分だが、やはり本命は忠誠度を上げての大量ライブラリー破壊であろう。デッキが40枚しかないので、構築では中途半端だった20枚という数字も十分に[[フィニッシャー]]となるためである。
 
[[リミテッド]]では、上記の3ドローの使い方でも充分だが、やはり本命は忠誠度を上げての大量ライブラリー破壊であろう。デッキが40枚しかないので、構築では中途半端だった20枚という数字も十分に[[フィニッシャー]]となるためである。
52行: 52行:
 
*[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[神話レア]]
 +
*[[Secret Lair Drop Series/2023年#Magic: The Baseballing|Secret Lair Drop Series: Magic: The Baseballing]]
 
*[[Signature Spellbook: Jace‎]]
 
*[[Signature Spellbook: Jace‎]]
 
__NOTOC__
 
__NOTOC__

2024年1月22日 (月) 04:04時点における最新版


Jace Beleren / ジェイス・ベレレン (1)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)

[+2]:各プレイヤーはカードを1枚引く。
[-1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
[-10]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを20枚切削する。

3

ローウィン初出のプレインズウォーカー忠誠度能力は、2種類のドローライブラリー破壊

+2能力
全てのプレイヤーカードを引かせる。
カード・アドバンテージを考えると金言/Words of Wisdomに近い。忠誠度を一度に+2することができ、延命しやすいことも見逃せない特徴であるが、対戦相手手札も増えてしまうので不利になることもあり、注意が必要。双頭巨人戦などの味方のいる多人数戦では、仲間のサポートとしても利用できる。
-1能力
対象のプレイヤーにドロー。
こちらも多人数戦では仲間のサポートにも使える。+2能力と合わせて忠誠度を増やしながら使用すれば、長期的に考えて使えば充分なアドバンテージを得ることができ、パーミッションの戦略とも合致している。ただし、出して即座に2番目の能力を使用すると死にやすくなるため、その辺りの判断には多少注意が必要。
  • 火力などでやられる限りはアドバンテージを得ている計算になるため、(死んでも構わないから)確実なアドバンテージにする目的で-1能力を使う場合もある。
-10能力
大量ライブラリー破壊。
1度に20枚ものカードを削るが、構築ではこれだけでライブラリーアウトを狙うのは難しいので、ライブラリーアウトが目的ではないデッキでは切り札にはなりにくい。

多少地味ではあるものの、3マナという軽さやドローによるカード・アドバンテージは馬鹿にならず、同期の他のプレインズウォーカーに見劣りせず強力である。

リミテッドでは、上記の3ドローの使い方でも充分だが、やはり本命は忠誠度を上げての大量ライブラリー破壊であろう。デッキが40枚しかないので、構築では中途半端だった20枚という数字も十分にフィニッシャーとなるためである。

構築ではクイックントーストフェアリーなどの青系デッキ全般でカード・アドバンテージ確保に使用された他、ターボフォグ等のタイム・デストラクションロックデッキで+2能力により吠えたける鉱山/Howling Mineのようにも使われている。この場合、大マイナス能力によるライブラリー破壊がそのままエンドカードになるため、相性がよい。

ワールドウェイクで同じジェイスである精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorが登場しスタンダードで猛威を振るっており、このカードは当時のプレインズウォーカーの唯一性ルールを利用した対策として使われることが多くなった。こちらの方が1マナ軽いという利点を活かして先置きし、-1を2回使ってあとは放置というプレイングが多かった。スタンダードで精神を刻む者、ジェイスが禁止された後には、その後釜として青系コントロールデッキで活躍した。

[編集] その他

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ローウィンプレインズウォーカーサイクル忠誠度が「プラス」、「小マイナス」、「大マイナス」になる3つの忠誠度能力を持つ。いずれも基本セット2010基本セット2011神話レアとして再録された。

[編集] ストーリー

詳細はジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)を参照。

[編集] 脚注

  1. Marvelous Team-Ups(Feature 2007年10月25日 Chris Millar著)
  2. カーンにチャンドラ、ニコルも登場!? パズル&ドラゴンズ×マジックコラボ、6月25日(月)より始動!(こちらマジック広報室!! 2018年6月25日)

[編集] 参考

MOBILE