タッサの二叉槍/Bident of Thassa
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*「対戦相手に戦闘ダメージを与えるたび」となっていた沿岸の海賊行為とは異なり、「プレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび」となっているため、ダメージの[[移し変え効果]]によって[[あなた]]自身や[[チームメイト]]に戦闘ダメージを与えた場合もカードを引くことができる。 | *「対戦相手に戦闘ダメージを与えるたび」となっていた沿岸の海賊行為とは異なり、「プレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび」となっているため、ダメージの[[移し変え効果]]によって[[あなた]]自身や[[チームメイト]]に戦闘ダメージを与えた場合もカードを引くことができる。 | ||
2024年1月22日 (月) 04:13時点における版
伝説のエンチャント アーティファクト
あなたがコントロールするクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
(1)(青),(T):あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャーは、このターン可能なら攻撃する。
青の伝説のアーティファクト・エンチャント。沿岸の海賊行為/Coastal Piracyに似たカードを引く誘発型能力と、対戦相手のクリーチャーに攻撃を強制する起動型能力を持つ。
飛行などの回避能力を得意とする青のクリーチャーならば、カード・アドバンテージを稼ぎやすい。持ち主である海の神、タッサ/Thassa, God of the Seaの起動型能力を利用すればより確実。また、相手の小型クリーチャーを攻撃に誘い出すことで、大型クリーチャーで討ち取ることもできる。どちらの能力もクリーチャーを多用するデッキでなければ活かしづらいため、少数のフィニッシャーに頼るタイプの典型的な低速コントロールデッキでは扱いにくいのは難点。
2枚目以降が腐りやすいというサイクルに共通した弱点を持つが、何枚も必要な類のカードではないため最初から枚数を減らしておけばそれほど困ることはないだろう。青はドローやライブラリー操作が得意な色であるため、なおさら枚数を減らしやすい。
- テーロスの発売記念週末のプロモーション・カードとして、2013年9月27日のフライデー・ナイト・マジックなどでこれのイラスト違いのプレミアム・カードが配布された[1]。
- サイクル中唯一常在型能力を持たず、代わりに誘発型能力を持つ。もっとも、自軍クリーチャーを(擬似的にだが)強化している点ではサイクルの他のカードと同じと言えるかもしれない。
ルール
- プレインズウォーカーに戦闘ダメージを与えてもカードを引くことはできない。
- 「対戦相手に戦闘ダメージを与えるたび」となっていた沿岸の海賊行為とは異なり、「プレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび」となっているため、ダメージの移し変え効果によってあなた自身やチームメイトに戦闘ダメージを与えた場合もカードを引くことができる。
関連カード
サイクル
テーロスの伝説のアーティファクト・エンチャントのサイクル。いずれも有色アーティファクトで、常在型能力または誘発型能力と、起動型能力(タップ能力)を持つ。それぞれがテーロス/Therosの5柱の神々の持ち物。
- ヘリオッドの槍/Spear of Heliod (太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun)
- タッサの二叉槍/Bident of Thassa (海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea)
- エレボスの鞭/Whip of Erebos (死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead)
- パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros (鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge)
- ナイレアの弓/Bow of Nylea (狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt)
ストーリー
海の神、タッサ/Thassaの持ち物。名はデケーラ/Dekella。海の潮汐を操る力を持つとされる[2]。
キオーラ/Kioraとの戦いの中、彼女を拘束するためタッサはこれを使用するも、二叉槍ごとプレインズウォークされ奪われてしまった[3]。
脚注
- ↑ Theros Promos(Feature 2013年9月3日 Trick Jarrett著)
- ↑ Planeswalker's Guide to Theros, Part 1/プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その1(Feature Article 2013年8月21日 The Magic Creative Team著)
- ↑ Drop for Drop/海を落ちて(Uncharted Realms 2015年5月20日 Kelly Digges著)