マジック初心者体験会

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(3人の利用者による、間の16版が非表示)
1行: 1行:
'''マジック交流会'''/''Magic Open House''とは、新規プレイヤー勧誘用の[[スタンダード]]用の[[認定大会]]
+
'''マジック初心者体験会'''/''Magic Open House''とは、新規プレイヤー勧誘用の[[スタンダード]]用の[[認定大会]]。英名から'''マジックオープンハウス'''とも呼ばれる。
  
[[アモンケット]]・シーズンより始まったイベント。新[[カード・セット]]の発売2週間前に行われる。
+
==解説==
 +
[[アモンケット]]・シーズンより始まったイベント。
  
[[ハーフデッキ|ウェルカム・デッキ]]を配布して新規プレイヤーにティーチングを行い、カジュアルな[[スタンダード]]の対戦を行う。参加したプレイヤーには店舗の裁量で[[プロモーション・カード]]が配布される。
+
[[ハーフデッキ|ウェルカム・デッキ]]を配布して新規プレイヤーにティーチングを行い、[[カジュアルプレイ|カジュアル]][[スタンダード]]の対戦を行う。
  
*[[破滅の刻]]までは配布用カードは[[プレミアム・カード]]仕様のフルアート[[基本土地]]だったが、[[イクサラン]]より発売に先駆けて最新セットのテキストボックスレス・プレミアム・カードが配布されるようになった。
+
*イベント内容は開催店舗によって様々。ティーチングとの兼ね合いもあり、おおむねウェルカム・デッキを用いた対戦を行うことが多い。何らかのリーグ戦形式をとる場合もある。
 +
**ティーチングの時間をある程度確保するのか、イベントを進行しながら並行してティーチングを行っていくのかも店によって異なる。
 +
**スタンダードのイベントなので、スタンダードデッキを持ち込んで使用してもよいケースもある。その場合は[[トーナメント]]レベルの強いデッキではなく、一風変わった楽しいものを試すことが推奨されている。
 +
**[[基本セット2019]]からは[[プレインズウォーカーデッキ]]([[構築済みデッキ]])を一足早く購入・使用可能になった。実際にイベントで使用するかどうかは店舗の裁量に委ねられている。
 +
*オープンハウス(Open House)とは「誰でも来客を気軽に迎えてもてなすパーティー」のこと。つまり「初心者・経験者を問わず、誰でも気軽に参加できるマジックのイベント」というのが本来の趣旨になる。
 +
**'''初心者体験会'''という名称だが、初心者ばかりが集うわけではなく、経験者も普通に参加できる。
 +
**開始された当初は日本語公式の訳語は'''マジック交流会'''だったが、[[ドミナリア]]から現在の訳語に変更された。
 +
*初心者へのティーチングに特化した無料[[イベント]]として[[ティーチングキャラバン]]も存在する。マジック初心者体験会との違いはそちらを参照。
 +
;開催時期の変遷
 +
*[[エルドレインの王権]]以前はすべての[[カード・セット]]発売前のタイミングで行われていたが、開催頻度が多すぎるという店舗側からの意見を受けて、[[基本セット]]のシーズンにのみ行われるように変更された。
 +
*[[基本セット2021]]以降は基本セットが発売されていなかったが、[[エルドレインの森]]発売に伴い再び実施されるようになった。新セット発売直後の週末に、従来の[[発売記念パーティー]]の代わりに開かれる。
  
 
==プロモーション・カード==
 
==プロモーション・カード==
 +
 +
マジック初心者体験会に参加したプレイヤーには、店舗の裁量で[[プロモーション・カード]]が配布される。
 +
 +
[[2019年]]の[[基本セット2020]]に対応したイベントより、イベント毎の景品は[[WPNプロモパック]]に統一され、独自のプロモーション・カードの配布は一時終了した。
 +
 +
[[エルドレインの森]]発売に伴うマジック初心者体験会で、独自のプロモーション・カードが再登場した。
 +
 +
*プロモパックは数量に限りがあり、配布方法も店舗ごとに異なるため、気になるなら確認しておこう。DCIナンバーを発行した新規プレイヤーに渡す、リーグ戦の勝者に渡す、初心者を連れてきた経験者に渡すなど、お店によって様々。
 +
*[[破滅の刻]]までは配布用カードは[[プレミアム・カード]]仕様のフルアート[[基本土地]]だったが、[[イクサラン]]~[[灯争大戦]]では発売に先駆けて最新セットのテキストボックスレス・プレミアム・カードが配布された。
 +
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
|-
 
!開催時期||次期発売[[セット]]!![[カード]]!!アーティスト!!備考
 
!開催時期||次期発売[[セット]]!![[カード]]!!アーティスト!!備考
 
|-
 
|-
|2018年1月6、7日||[[イクサランの相克]]||[[銀エラの達人/Silvergill Adept]]||[[Slawomir Maniak]]||[http://mtg-jp.com/publicity/0030056/ 参考]
+
|2017年9月16、17日||[[イクサラン]]||[[板歩きの刑/Walk the Plank]]||[[Christopher Moeller]]||[http://mtg-jp.com/publicity/0019459/ 参考](マジック日本公式サイト)
 +
|-
 +
|2018年1月6、7日||[[イクサランの相克]]||[[銀エラの達人/Silvergill Adept]]||[[Slawomir Maniak]]||[http://mtg-jp.com/publicity/0030056/ 参考](マジック日本公式サイト)
 +
|-
 +
|2018年4月14、15日||[[ドミナリア]]||[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]||[[Victor Adame Minguez]]||[http://mtg-jp.com/publicity/0030387/ 参考](マジック日本公式サイト)
 +
|-
 +
|2018年6月30日、7月1日||[[基本セット2019]]||[[どぶ潜み/Guttersnipe]]||[[Izzy]]||[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0030688/ 参考](マジック日本公式サイト)
 +
|-
 +
|2018年9月22、23日||[[ラヴニカのギルド]]||[[ボロスの挑戦者/Boros Challenger]]||[[Lucas Graciano]]||[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0031022/ 参考](マジック日本公式サイト)
 +
|-
 +
|2019年1月12、13日||[[ラヴニカの献身]]||[[ラクドスの火輪使い/Rakdos Firewheeler]]||[[Tyler Walpole]]||[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0031594/ 参考](マジック日本公式サイト)
 +
|-
 +
|2019年5月4日、5日||[[灯争大戦]]||[[リリアナの勝利/Liliana's Triumph]]||[[Heonhwa Choe]]||[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032294/ 参考](マジック日本公式サイト)<br>恒例のセット発売2週間前はイースターと重なるため、[[マジック・ウィークエンド]]と同日の日程で行われた。
 +
|-
 +
|[[2023年]]9月8日~10日||[[エルドレインの森]]||[[湖での水難/Drown in the Loch]]||[[John Stanko]]||イラストは[[エルドレインの王権]]と同じだが[[旧枠]]加工<br>[https://wpn.wizards.com/ja/news/wilds-of-eldraine-events-and-promos-overview 『エルドレインの森』のイベントとプロモ紹介](ウィザーズ・プレイ・ネットワーク 2023年8月15日)
 +
|-
 +
|2023年11月17日~19日||[[イクサラン:失われし洞窟]]||[[貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra]]||[[Daarken]]||イラストは[[イクサランの相克]]と同じだが旧枠加工<br>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037383/ 『イクサラン:失われし洞窟』シーズンのイベント一覧](Magic Play 2023年11月9日)
 +
|-
 +
|[[2024年]]2月9日~11日||[[カルロフ邸殺人事件]]||[[地下世界の人脈/Underworld Connections]]||[[Yeong-Hao Han]]||イラストは[[ラヴニカへの回帰]]と同じだが旧枠加工<br>[https://wpn.wizards.com/ja/news/murders-at-karlov-manor-events-and-promos-overview 『カルロフ邸殺人事件』のイベントとプロモ紹介 ](ウィザーズ・プレイ・ネットワーク [[2024年]]1月16日)、([https://images.ctfassets.net/0piqveu8x9oj/3q84TP8XmwH1YLB2e1iS1N/7068391c0f8930f867f4e0f32b244b15/mkm_sma_open-house_1000x1000_ja.png?w=350&h=350&fit=pad&fm=avif 画像])
 
|-
 
|-
|2017年9月16、17日||[[イクサラン]]||[[板歩きの刑/Walk the Plank]]||[[Christopher Moeller]]||[http://mtg-jp.com/publicity/0019459/ 参考]
+
|2024年4月19日~21日||[[サンダー・ジャンクションの無法者]]||[[魔性の教示者/Diabolic Tutor]]||[[Greg Staples]]||イラストは[[第10版]]と同じだが旧枠加工<br>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037717/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』シーズンのイベント一覧]([[Daily MTG]] [[2024年]]3月27日)
 
|}
 
|}
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://wpn.wizards.com/ja/magic-open-house マジック交流会](Wizards Play Network)
+
*[https://mtg-jp.com/events/detail/0000004/ マジック初心者体験会](マジック日本公式サイト イベント概要と開催店舗の一覧) 
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0030717/ マジック初心者体験会:『基本セット2019』に参加しよう!](こちらマジック広報室!! [[2018年]]6月22日 ブルナー 実久著)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0032640/ 今週末開催! マジック初心者体験会:『基本セット2020』に参加しよう!](こちらマジック広報室!! [[2019年]]6月24日 [[金子真実]]著)
 +
*[http://wpn.wizards.com/ja/magic-open-house マジック初心者体験会]([[Wizards Play Network]])
 
*[[トーナメント用語]]
 
*[[トーナメント用語]]
 +
*[[ティーチングキャラバン]]
 +
*[[MTG初心者のための概説]]
 +
{{DEFAULTSORT:ましつくしよしんしやたいけんかい}}
 +
[[Category:イベント]]
 +
[[Category:プロモーション・カード]]

2024年3月31日 (日) 14:03時点における最新版

マジック初心者体験会/Magic Open Houseとは、新規プレイヤー勧誘用のスタンダード用の認定大会。英名からマジックオープンハウスとも呼ばれる。

[編集] 解説

アモンケット・シーズンより始まったイベント。

ウェルカム・デッキを配布して新規プレイヤーにティーチングを行い、カジュアルスタンダードの対戦を行う。

  • イベント内容は開催店舗によって様々。ティーチングとの兼ね合いもあり、おおむねウェルカム・デッキを用いた対戦を行うことが多い。何らかのリーグ戦形式をとる場合もある。
    • ティーチングの時間をある程度確保するのか、イベントを進行しながら並行してティーチングを行っていくのかも店によって異なる。
    • スタンダードのイベントなので、スタンダードデッキを持ち込んで使用してもよいケースもある。その場合はトーナメントレベルの強いデッキではなく、一風変わった楽しいものを試すことが推奨されている。
    • 基本セット2019からはプレインズウォーカーデッキ(構築済みデッキ)を一足早く購入・使用可能になった。実際にイベントで使用するかどうかは店舗の裁量に委ねられている。
  • オープンハウス(Open House)とは「誰でも来客を気軽に迎えてもてなすパーティー」のこと。つまり「初心者・経験者を問わず、誰でも気軽に参加できるマジックのイベント」というのが本来の趣旨になる。
    • 初心者体験会という名称だが、初心者ばかりが集うわけではなく、経験者も普通に参加できる。
    • 開始された当初は日本語公式の訳語はマジック交流会だったが、ドミナリアから現在の訳語に変更された。
  • 初心者へのティーチングに特化した無料イベントとしてティーチングキャラバンも存在する。マジック初心者体験会との違いはそちらを参照。
開催時期の変遷

[編集] プロモーション・カード

マジック初心者体験会に参加したプレイヤーには、店舗の裁量でプロモーション・カードが配布される。

2019年基本セット2020に対応したイベントより、イベント毎の景品はWPNプロモパックに統一され、独自のプロモーション・カードの配布は一時終了した。

エルドレインの森発売に伴うマジック初心者体験会で、独自のプロモーション・カードが再登場した。

  • プロモパックは数量に限りがあり、配布方法も店舗ごとに異なるため、気になるなら確認しておこう。DCIナンバーを発行した新規プレイヤーに渡す、リーグ戦の勝者に渡す、初心者を連れてきた経験者に渡すなど、お店によって様々。
  • 破滅の刻までは配布用カードはプレミアム・カード仕様のフルアート基本土地だったが、イクサラン灯争大戦では発売に先駆けて最新セットのテキストボックスレス・プレミアム・カードが配布された。
開催時期 次期発売セット カード アーティスト 備考
2017年9月16、17日 イクサラン 板歩きの刑/Walk the Plank Christopher Moeller 参考(マジック日本公式サイト)
2018年1月6、7日 イクサランの相克 銀エラの達人/Silvergill Adept Slawomir Maniak 参考(マジック日本公式サイト)
2018年4月14、15日 ドミナリア ラノワールのエルフ/Llanowar Elves Victor Adame Minguez 参考(マジック日本公式サイト)
2018年6月30日、7月1日 基本セット2019 どぶ潜み/Guttersnipe Izzy 参考(マジック日本公式サイト)
2018年9月22、23日 ラヴニカのギルド ボロスの挑戦者/Boros Challenger Lucas Graciano 参考(マジック日本公式サイト)
2019年1月12、13日 ラヴニカの献身 ラクドスの火輪使い/Rakdos Firewheeler Tyler Walpole 参考(マジック日本公式サイト)
2019年5月4日、5日 灯争大戦 リリアナの勝利/Liliana's Triumph Heonhwa Choe 参考(マジック日本公式サイト)
恒例のセット発売2週間前はイースターと重なるため、マジック・ウィークエンドと同日の日程で行われた。
2023年9月8日~10日 エルドレインの森 湖での水難/Drown in the Loch John Stanko イラストはエルドレインの王権と同じだが旧枠加工
『エルドレインの森』のイベントとプロモ紹介(ウィザーズ・プレイ・ネットワーク 2023年8月15日)
2023年11月17日~19日 イクサラン:失われし洞窟 貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra Daarken イラストはイクサランの相克と同じだが旧枠加工
『イクサラン:失われし洞窟』シーズンのイベント一覧(Magic Play 2023年11月9日)
2024年2月9日~11日 カルロフ邸殺人事件 地下世界の人脈/Underworld Connections Yeong-Hao Han イラストはラヴニカへの回帰と同じだが旧枠加工
『カルロフ邸殺人事件』のイベントとプロモ紹介 (ウィザーズ・プレイ・ネットワーク 2024年1月16日)、(画像
2024年4月19日~21日 サンダー・ジャンクションの無法者 魔性の教示者/Diabolic Tutor Greg Staples イラストは第10版と同じだが旧枠加工
『サンダー・ジャンクションの無法者』シーズンのイベント一覧Daily MTG 2024年3月27日)

[編集] 参考

MOBILE