アルガイヴの盾、ミュレル/Myrel, Shield of Argive

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(6人の利用者による、間の6版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Myrel, Shield of Argive}}
 
{{#card:Myrel, Shield of Argive}}
  
{{未評価|兄弟戦争}}
+
あなたの[[ターン]]中、[[対戦相手]]限定で[[呪文]]を[[唱える]]ことや大半の[[起動型能力]]の禁止と[[兵士]]・[[アーティファクト・クリーチャー]]・[[トークン]]を生み出す能力を持った[[伝説の]][[人間]]・兵士。
*[[戦場]]以外の[[領域]]から[[起動]]される[[能力]]([[蘇生]]や[[魂力]]など)は防ぐことができない({{CR|109.2}})。
+
 
 +
呪文の禁止は言わずもがな強力。自分のターン限定だが[[インスタント]]による[[コンバット・トリック]]や、[[クリーチャー]]を出した途端の[[除去]]などを防ぐことができる。
 +
 
 +
兵士トークンの生成についても優秀で、攻撃するたびにどんどん数を増やしていける。兵士の数にはミュレル自身も含まれるので、理論上では単体から開始しても1→2→4→8…と倍々でクリーチャー数を増やしていける。特に兵士クリーチャーは元から種類が多い上に[[兄弟戦争]]では更に多くの兵士が追加されたので最初の頭数を揃えるのは難しくない。3体からスタートすれば2回目の攻撃時には12体になっているので恐ろしいスピードである。
 +
 
 +
増やしたトークンは[[チャンプブロック]]させるも良し、[[生け贄]]の[[コスト]]にするも良し。タイミングを見て[[雄々しい古参兵/Valiant Veteran]]の能力などでまとめて強化すれば侮れない戦力にもなる。[[ニューカペナの街角]]で登場した[[団結]]とも相性がよく、組み合わせてみるのも面白い。
 +
 
 +
トークンを増やすにはミュレル自身が攻撃する必要がある。[[タフネス]]が飛び抜けて高いわけでもなく単純に[[戦闘]]で倒されてしまう心配があるので、[[白]]によくある[[破壊不能]]を付与する呪文などで守ってやりたい。一つ目の能力のおかげでコンバット・トリックを心配する必要がないのも嬉しい。
 +
 
 +
しかしながら、呪文や能力を禁止する効果はあくまでタイミングの制限でしかなく、[[ソーサリー・タイミング]]に普通に[[除去]]を喰らうほか、後述のように[[魂力]]などにも無力。[[ETB]]も[[除去耐性]]もない4マナとなると除去の格好の的であり、アドバンテージを稼ぐどころか逆に[[テンポ・アドバンテージ]]を稼がれやすい存在と言え、[[トーナメント]]レベルには今一歩。
 +
 
 +
*[[戦場]]以外の[[領域]]から[[起動]]される[[能力]]([[魂力]]や[[サイクリング]]など)は防ぐことができない({{CR|109.2}})。
 +
*トークン生成能力のデザインは[[群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss]]を参考にしている<ref>[https://twitter.com/ChrisKMooney/status/1587920576760680448 Twitter]([[2022年]]11月3日 [[Chris Mooney]])</ref>。
 +
 
 
==参考==
 
==参考==
 +
<references />
 
*[[アルガイヴ/Argive]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[アルガイヴ/Argive]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:兄弟戦争]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:兄弟戦争]] - [[神話レア]]

2024年4月2日 (火) 22:13時点における最新版


Myrel, Shield of Argive / アルガイヴの盾、ミュレル (3)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)

あなたのターン中、各対戦相手は呪文を唱えることも、アーティファクトやクリーチャーやエンチャントの能力を起動することもできない。
アルガイヴの盾、ミュレルが攻撃するたび、無色の1/1の兵士(Soldier)アーティファクト・クリーチャー・トークンX体を生成する。Xは、あなたがコントロールしている兵士の数に等しい。

3/4

あなたのターン中、対戦相手限定で呪文唱えることや大半の起動型能力の禁止と兵士アーティファクト・クリーチャートークンを生み出す能力を持った伝説の人間・兵士。

呪文の禁止は言わずもがな強力。自分のターン限定だがインスタントによるコンバット・トリックや、クリーチャーを出した途端の除去などを防ぐことができる。

兵士トークンの生成についても優秀で、攻撃するたびにどんどん数を増やしていける。兵士の数にはミュレル自身も含まれるので、理論上では単体から開始しても1→2→4→8…と倍々でクリーチャー数を増やしていける。特に兵士クリーチャーは元から種類が多い上に兄弟戦争では更に多くの兵士が追加されたので最初の頭数を揃えるのは難しくない。3体からスタートすれば2回目の攻撃時には12体になっているので恐ろしいスピードである。

増やしたトークンはチャンプブロックさせるも良し、生け贄コストにするも良し。タイミングを見て雄々しい古参兵/Valiant Veteranの能力などでまとめて強化すれば侮れない戦力にもなる。ニューカペナの街角で登場した団結とも相性がよく、組み合わせてみるのも面白い。

トークンを増やすにはミュレル自身が攻撃する必要がある。タフネスが飛び抜けて高いわけでもなく単純に戦闘で倒されてしまう心配があるので、によくある破壊不能を付与する呪文などで守ってやりたい。一つ目の能力のおかげでコンバット・トリックを心配する必要がないのも嬉しい。

しかしながら、呪文や能力を禁止する効果はあくまでタイミングの制限でしかなく、ソーサリー・タイミングに普通に除去を喰らうほか、後述のように魂力などにも無力。ETB除去耐性もない4マナとなると除去の格好の的であり、アドバンテージを稼ぐどころか逆にテンポ・アドバンテージを稼がれやすい存在と言え、トーナメントレベルには今一歩。

[編集] 参考

  1. Twitter(2022年11月3日 Chris Mooney)
MOBILE