Firestorm Phoenix
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+ | *この一連の能力は[[置換効果]]である。[[誘発型能力]]ではないので[[スタック]]を用いず処理される。また、[[死亡]]する[[イベント]]は置換されているので起こらず、[[墓地]]を経由することなく[[戦場]]から直接手札に戻る。[[シヴのフェニックス/Shivan Phoenix]]などの誘発型能力との違いに注意。[[置換効果]]の項も参照。 | ||
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+ | **例2:[[暗殺者の一撃/Assassin's Strike]]や[[残虐の執政官/Archon of Cruelty]]などで[[除去]]された場合、「カードを1枚[[捨てる]]」の処理を行う時点でFirestorm Phoenixは手札にあるため、これを捨てることができる。 | ||
+ | *複数の置換効果が適用される場合、影響を受ける[[オブジェクト]]の[[コントローラー]]がその順番を選ぶ。 | ||
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+ | *[[クローン/Clone]]でこれを[[コピー]]した場合も[[オーナー]]の手札に戻り、クローンが「オーナーの次のターンまで[[公開する|公開され]]プレイできない」状態になる。 | ||
+ | *1枚のFirestorm Phoenixが手札に戻り「プレイできない」状態になっても、別のFirestorm Phoenixを[[唱える]]ことはできる。また、プレイを禁止するのはそのオーナーのみなので、他の[[プレイヤー]]が[[センの三つ子/Sen Triplets]]などでそのオーナーの手札から唱えることもできる。 | ||
+ | **2010年1月29日の[[オラクル]]更新で変更されるまで、これで戻されたカードは公開されていなかったため、別のFirestorm Phoenixかどうかを証明するのは困難であった。また、プレイはプレイヤーを問わずに禁止されていた。 | ||
+ | **印刷時には問題なかったが、現在のオラクルでは「プレイするとともに、それをプレイできない」と2通りのプレイの意味が同居しているため少々ややこしいことになっている。 | ||
+ | *「唱えられない」ではなく「プレイできない」なので、この効果を受けた[[カード]]は[[土地]]としてプレイすることもできない。[[玻璃池のミミック/Glasspool Mimic]]でコピーした場合などが該当する。 | ||
+ | *[[第5版]]ルールまでは誘発型能力として扱われていたため、[[対応して]]墓地から追放することで復活を阻止することができた。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]] | + | *[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]]1 |
+ | *[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[レア]] | ||
[[Category:レジェンドの再録禁止カード]] | [[Category:レジェンドの再録禁止カード]] |
2024年6月26日 (水) 18:49時点における最新版
Firestorm Phoenix (4)(赤)(赤)
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
飛行
Firestorm Phoenixが死亡するなら、代わりにそれをオーナーの手札に戻す。そのプレイヤーの次のターンまで、そのプレイヤーは自分の手札にあるそのカードを公開した状態でプレイするとともに、それをプレイできない。
マジック界最初のフェニックス。死亡を手札へのバウンスに置換してくれるが、次のターンまで待たないとプレイできない。
「復活」能力の面でもタフネスの面でも、後続のシヴのフェニックス/Shivan Phoenixの方が使いやすいだろう。ただ、状況によっては一長一短あるので一概には言えない。これの「復活」は置換効果なので、例えば山伏の炎/Yamabushi's Flame系の除去を食らっても手札に戻ってくることができる。一方で死亡誘発を利用することはできない。#ルールも参照。
[編集] ルール
- この一連の能力は置換効果である。誘発型能力ではないのでスタックを用いず処理される。また、死亡するイベントは置換されているので起こらず、墓地を経由することなく戦場から直接手札に戻る。シヴのフェニックス/Shivan Phoenixなどの誘発型能力との違いに注意。置換効果の項も参照。
- 例1:血の芸術家/Blood Artistや冒涜された墓所/Desecrated Tombの能力は誘発しない。トレイリアの大魔導師、バリン/Barrin, Tolarian Archmageの能力は誘発する。
- 例2:暗殺者の一撃/Assassin's Strikeや残虐の執政官/Archon of Crueltyなどで除去された場合、「カードを1枚捨てる」の処理を行う時点でFirestorm Phoenixは手札にあるため、これを捨てることができる。
- 複数の置換効果が適用される場合、影響を受けるオブジェクトのコントローラーがその順番を選ぶ。
- 例:山伏の炎/Yamabushi's Flameを受けて死亡するなら、「追放する」か「手札に戻す」かのどちらを適用するかを選べる。
- クローン/Cloneでこれをコピーした場合もオーナーの手札に戻り、クローンが「オーナーの次のターンまで公開されプレイできない」状態になる。
- 1枚のFirestorm Phoenixが手札に戻り「プレイできない」状態になっても、別のFirestorm Phoenixを唱えることはできる。また、プレイを禁止するのはそのオーナーのみなので、他のプレイヤーがセンの三つ子/Sen Tripletsなどでそのオーナーの手札から唱えることもできる。
- 2010年1月29日のオラクル更新で変更されるまで、これで戻されたカードは公開されていなかったため、別のFirestorm Phoenixかどうかを証明するのは困難であった。また、プレイはプレイヤーを問わずに禁止されていた。
- 印刷時には問題なかったが、現在のオラクルでは「プレイするとともに、それをプレイできない」と2通りのプレイの意味が同居しているため少々ややこしいことになっている。
- 「唱えられない」ではなく「プレイできない」なので、この効果を受けたカードは土地としてプレイすることもできない。玻璃池のミミック/Glasspool Mimicでコピーした場合などが該当する。
- 第5版ルールまでは誘発型能力として扱われていたため、対応して墓地から追放することで復活を阻止することができた。