メムナークの残滓、ウルテト/Urtet, Remnant of Memnarch
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− | * | + | 最後の能力は自軍のマイアに[[+1/+1カウンター]]を3個置く全体強化の[[起動型能力]]。ひとつめの能力で個体数を、ふたつめの能力で支払いを担保できるため、一度起動するだけで驚異的な制圧力を生み出すことができる。 |
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+ | 総じて、全ての能力がお互いに噛み合った理想的なマイアの[[統率者]]である。ただし、全ての能力をマイアに依存していながら、[[除去耐性]]が一切なく、[[ハンド・アドバンテージ]]を補填してくれるわけでもない。マイアは「軽い」「小型」「[[アーティファクト]]」「[[クリーチャー]]」と[[全体除去]]にこれでもかと引っかかるため、調子に乗って能力を使いすぎると、まとめて倒され[[手札]]がないなんてことにもなりかねない。各種サポートは忘れないようにしたい。 | ||
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+ | *マイア初登場から20年の時を超えてようやく登場した伝説のマイア。 | ||
*[[ルール文章]]に[[色マナ・シンボル]]を含むため、[[統率者戦]]でのこの[[カード]]の[[固有色]]は[[白青黒赤緑]]である。 | *[[ルール文章]]に[[色マナ・シンボル]]を含むため、[[統率者戦]]でのこの[[カード]]の[[固有色]]は[[白青黒赤緑]]である。 | ||
+ | *[[レアリティ]]は[[セット・ブースター]]から出る通常版は[[神話レア]]だが、[[コレクターブースター]]から出る[[拡張アート]]版では[[レア]]となっている。出現率はそれぞれのレアリティに準拠する<ref>[https://magic.wizards.com/ja/news/announcements/extended-art-urtet-remnant-of-memnarch-rarity 拡張アート版《メムナークの残滓、ウルテト》のレアリティについてのお知らせ]([[Daily MTG]] [[2023年]]1月24日)</ref>。 | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | ウルテト/ | + | '''ウルテト'''/''Urtet''は[[ミラディン/Mirrodin]]で生まれ[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]で生き残っているマイアの1体({{Gatherer|id=605498}})。 |
元々ウルテトは一体のマイアであり、ミラディンの最初の支配者である[[メムナーク/Memnarch]]の下僕として金属を集めていた。メムナークが消えた今も、ウルテトは自らの役割を続けると決めており、価値あるものを求めて休むことなく[[ミレックス/Mirrex]]を漁っている。彼はいつも道具の一揃えを持った姿で目撃され、しばしばその足跡に有用な物品を残していく。これら貴重で小さな宝物により、彼はミラディン人の生存者にとって意図しない、だが重要な同盟者となった。 | 元々ウルテトは一体のマイアであり、ミラディンの最初の支配者である[[メムナーク/Memnarch]]の下僕として金属を集めていた。メムナークが消えた今も、ウルテトは自らの役割を続けると決めており、価値あるものを求めて休むことなく[[ミレックス/Mirrex]]を漁っている。彼はいつも道具の一揃えを持った姿で目撃され、しばしばその足跡に有用な物品を残していく。これら貴重で小さな宝物により、彼はミラディン人の生存者にとって意図しない、だが重要な同盟者となった。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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*[[カード個別評価:ファイレクシア:完全なる統一統率者デッキ]] - [[神話レア]]([[ブースターパック]]限定カード) | *[[カード個別評価:ファイレクシア:完全なる統一統率者デッキ]] - [[神話レア]]([[ブースターパック]]限定カード) |
2024年9月1日 (日) 19:53時点における最新版
伝説のアーティファクト クリーチャー — マイア(Myr)
あなたがマイア(Myr)呪文を唱えるたび、無色の1/1のマイア・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがコントロールしているすべてのマイアをアンタップする。
(白)(青)(黒)(赤)(緑),(T):あなたがコントロールしている各マイアの上にそれぞれ+1/+1カウンター3個を置く。あなたのターン中にしか起動できない。
ひとつめの能力は、起源室/Genesis Chamberやミラディン包囲戦/Mirrodin Besiegedを彷彿とさせるマイアトークンの生成。誘発条件がマイア呪文を唱えることと、よりマイアのタイプ的にフォーカスしたものとなっている。マイアは小型のものが多いため、自身の軽さやふたつめの能力と相まって、序盤から大きく展開できる。またマイアの多くは先の2枚の誘発条件にも当てはまるため、併用すればみるみるうちにマイアで自軍が埋め尽くされる。
ふたつめの能力は、マイアの感電者/Myr Galvanizerを彷彿とさせるマイアのアンタップ。こちらは戦闘開始時の誘発型能力となった。マナマイアをアンタップさせ、展開力を向上させてひとつめの能力につなげたり、最後の能力のコストを支払った後で攻撃に回したりと、ウルテトの運用のキモになる能力である。また、機体を始めとしたタップ・アウトレットとの相性も良く、自身もマイアの磁石マイア/Lodestone Myrと組み合わせれば、戦闘前に全マイアをタップして磁石マイアを強化し、戦闘時は状況に応じてさらに強化させられる。
最後の能力は自軍のマイアに+1/+1カウンターを3個置く全体強化の起動型能力。ひとつめの能力で個体数を、ふたつめの能力で支払いを担保できるため、一度起動するだけで驚異的な制圧力を生み出すことができる。
総じて、全ての能力がお互いに噛み合った理想的なマイアの統率者である。ただし、全ての能力をマイアに依存していながら、除去耐性が一切なく、ハンド・アドバンテージを補填してくれるわけでもない。マイアは「軽い」「小型」「アーティファクト」「クリーチャー」と全体除去にこれでもかと引っかかるため、調子に乗って能力を使いすぎると、まとめて倒され手札がないなんてことにもなりかねない。各種サポートは忘れないようにしたい。
- マイア初登場から20年の時を超えてようやく登場した伝説のマイア。
- ルール文章に色マナ・シンボルを含むため、統率者戦でのこのカードの固有色は白青黒赤緑である。
- レアリティはセット・ブースターから出る通常版は神話レアだが、コレクターブースターから出る拡張アート版ではレアとなっている。出現率はそれぞれのレアリティに準拠する[1]。
[編集] ストーリー
ウルテト/Urtetはミラディン/Mirrodinで生まれ新ファイレクシア/New Phyrexiaで生き残っているマイアの1体(イラスト)。
元々ウルテトは一体のマイアであり、ミラディンの最初の支配者であるメムナーク/Memnarchの下僕として金属を集めていた。メムナークが消えた今も、ウルテトは自らの役割を続けると決めており、価値あるものを求めて休むことなくミレックス/Mirrexを漁っている。彼はいつも道具の一揃えを持った姿で目撃され、しばしばその足跡に有用な物品を残していく。これら貴重で小さな宝物により、彼はミラディン人の生存者にとって意図しない、だが重要な同盟者となった。
[編集] 登場記事
[編集] 参考
- カード個別評価:ファイレクシア:完全なる統一統率者デッキ - 神話レア(ブースターパック限定カード)