パイ包み/Bake into a Pie

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1[[マナ]][[重い|重く]]なった代わりにオマケの付いた[[殺害/Murder]]の亜種。類似する「単体除去+3点[[回復]]」の[[リッチの愛撫/Lich's Caress]]と比較すると、[[コスト]]の合計ではこちらの方が重いものの、分割払いでき、[[インスタント・タイミング]]で動けるため使いやすい。
 
1[[マナ]][[重い|重く]]なった代わりにオマケの付いた[[殺害/Murder]]の亜種。類似する「単体除去+3点[[回復]]」の[[リッチの愛撫/Lich's Caress]]と比較すると、[[コスト]]の合計ではこちらの方が重いものの、分割払いでき、[[インスタント・タイミング]]で動けるため使いやすい。
  
[[リミテッド]]では[[黒]]の基本[[除去]]と言える1枚。[[コモン]]なので入手しやすく、[[黒緑]]で食物[[シナジー]]を狙う場合に欠かせない。
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[[エルドレインの王権]]の[[リミテッド]]では[[黒]]の基本[[除去]]と言える1枚。[[コモン]]なので入手しやすく、[[黒緑]]で食物[[シナジー]]を狙う場合に欠かせない。
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*「[[破壊]]したクリーチャーを食物に変える」というデザインだが、[[破壊不能]]が付与されるなどで破壊できなかった場合でも食物[[トークン]]は[[生成]]される。おそらく具のないパイが出来上がるのだろう。
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**一方、[[プロテクション]]が付与されるなどで[[不正な対象]]になり[[立ち消え]]した場合は食物[[トークン]]が[[生成]]されない。こちらはパイを焼くことに失敗してしまうためか。
  
 
==開発秘話==
 
==開発秘話==
[[展望デザイン・チーム|展望デザイン]]の段階では、[[白]]の[[疑似除去]][[オーラ]]で、[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]したクリーチャーをパイ/Pieという[[カード名|名前]]の[[アーティファクト]]にし、他の[[カード・タイプ]]と[[能力]]を失わせるが、そのクリーチャーの[[コントローラー]]はそれを「[[食べる]]([[生け贄に捧げる|生け贄に捧げて]][[ライフ]]を得る)」ことができるというものだった。[[セット・デザイン・チーム|セット・デザイン]]で食物・[[トークン]]が[[カード・セット|セット]]に導入されると、この[[カード]]はよりシンプルなデザインの黒の除去[[呪文]]に変更された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldraine-check-part-1-2019-09-23 Eldraine Check, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033107/ エルドレイン・チェック その1]([[Making Magic]] [[2019年]]9月23日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>
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[[展望デザイン・チーム|展望デザイン]]の段階では、[[白]]の[[疑似除去]][[オーラ]]で、[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]したクリーチャーをパイ/Pieという[[カード名|名前]]の[[アーティファクト]]にし、他の[[カード・タイプ]]と[[能力]]を失わせるが、そのクリーチャーの[[コントローラー]]はそれを「[[食べる]]([[生け贄に捧げる|生け贄に捧げて]][[ライフ]]を得る)」ことができるというものだった。[[セット・デザイン・チーム|セット・デザイン]]で食物・[[トークン]]が[[カード・セット|セット]]に導入されると、この[[カード]]はよりシンプルなデザインの黒の除去[[呪文]]に変更された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldraine-check-part-1-2019-09-23 Eldraine Check, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033107/ エルドレイン・チェック その1]([[Making Magic]] [[2019年]]9月23日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。変更されていなかった場合、[[強制的永眠/Compulsory Rest]]のようなカードになっていただろう。
  
==脚注==
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モチーフは、グリム童話の一つで邪悪な継母が継子を殺して料理してしまう『[[Wikipedia:ja:百槇の話|百槇(ねずの木)の話]]』<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-ends-throne-eldraine-2019-10-14 Odds & Ends: Throne of Eldraine]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033174/ こぼれ話:『エルドレインの王権』]([[Making Magic]] 2019年10月14日)</ref>
<references />
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==参考==
 
==参考==
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036167/ マジックのデザイン・AからZ その1]([[Making Magic]] [[2022年]]7月12日 [[Mark Rosewater]]著)
 
*[[カード個別評価:エルドレインの王権]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:エルドレインの王権]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[コモン]]

2024年11月3日 (日) 22:11時点における最新版


Bake into a Pie / パイ包み (2)(黒)(黒)
インスタント

クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。食物(Food)トークンを1つ生成する。(それは「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)


クリーチャーをパイの具にして食物に変えてしまう単体除去インスタント

1マナ重くなった代わりにオマケの付いた殺害/Murderの亜種。類似する「単体除去+3点回復」のリッチの愛撫/Lich's Caressと比較すると、コストの合計ではこちらの方が重いものの、分割払いでき、インスタント・タイミングで動けるため使いやすい。

エルドレインの王権リミテッドではの基本除去と言える1枚。コモンなので入手しやすく、黒緑で食物シナジーを狙う場合に欠かせない。

[編集] 開発秘話

展望デザインの段階では、疑似除去オーラで、エンチャントしたクリーチャーをパイ/Pieという名前アーティファクトにし、他のカード・タイプ能力を失わせるが、そのクリーチャーのコントローラーはそれを「食べる生け贄に捧げてライフを得る)」ことができるというものだった。セット・デザインで食物・トークンセットに導入されると、このカードはよりシンプルなデザインの黒の除去呪文に変更された[1]。変更されていなかった場合、強制的永眠/Compulsory Restのようなカードになっていただろう。

モチーフは、グリム童話の一つで邪悪な継母が継子を殺して料理してしまう『百槇(ねずの木)の話[2]

[編集] 参考

  1. Eldraine Check, Part 1/エルドレイン・チェック その1Making Magic 2019年9月23日 Mark Rosewater著)
  2. Odds & Ends: Throne of Eldraine/こぼれ話:『エルドレインの王権』(Making Magic 2019年10月14日)
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