貯蔵ランド
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2008年8月12日 (火) 22:14時点における版
蓄積ランド(Storage Land)は自身の生産するマナを蓄積し、数ターン分をまとめて引き出すことができる土地。貯蔵(storage)カウンターを用いて蓄積されている量を記録するようになっており、マナを出すためにもこのカウンターを消費する。別名貯めラン。
土地
ドワーフの砦はタップ状態で戦場に出る。
あなたは、あなたのアンタップ・ステップにドワーフの砦をアンタップしないことを選んでもよい。
あなたのアップキープの開始時に、ドワーフの砦がタップ状態である場合、その上に貯蔵(storage)カウンターを1個置く。
(T),ドワーフの砦から好きな数の貯蔵カウンターを取り除く:これにより取り除かれた貯蔵カウンター1個につき(赤)を加える。
土地
メルカディアのバザールはタップ状態で戦場に出る。
(T):メルカディアのバザールの上に貯蔵(storage)カウンターを1個置く。
(T),メルカディアのバザールから好きな数の貯蔵カウンターを取り除く:これにより取り除かれた貯蔵カウンター1個につき(赤)を加える。
土地
(T):(◇)を加える。
(1),(T):石灰の池の上に貯蔵(storage)カウンターを1個置く。
(1),石灰の池から貯蔵カウンターをX個取り除く:(白)と(青)の好きな組み合わせのマナX点を加える。
初出はフォールン・エンパイア。メルカディアン・マスクスでも作成されている。どちらも5色についてそれぞれ1種ずつのサイクルを構成している。さらに時のらせんでも登場しており、これらは友好色2色各組で計5枚サイクルとなっている。時のらせんのものでようやく構築でも使われるレベルになった。
メリットは俗称そのまま、マナを数ターンに渡って蓄積できること。「貯めておいてあとでまとめて使える」ので、大きなマナを作りやすくなる。
フォールン・エンパイアとメルカディアン・マスクスのものについて言えば、その遅さがデメリット。普通に毎ターン1マナを生み出すような使い方は、この土地は苦手。出したターンだけでなく次の自分のターンにもマナを生み出せないので、序盤のマナ加速には使えない。一方、時のらせんのものは貯めなくても無色マナが出るようになり、タップインでもないので、この欠点についてはかなり解消されていると言える。
- 同じく貯蔵カウンターを使ってマナを貯める土地にCity of Shadowsがある。ザ・ダークのカードなので蓄積ランドよりも古いカードということになるが、能力はそれ以上に弱い。
- なぜ蓄積カウンターではなく「貯蔵」カウンターなのに「蓄積」ランドなのかというと、昔は「storage」が「蓄積」と訳されていたからである。「charge」の訳を「蓄積」に変更すると同時に「storage」は「貯蔵」に変更されたが、実際に「貯蔵カウンター」と印刷されたカードはまだ登場していない。→カウンター一覧
- 本当は時のらせんの蓄積ランドで印刷されるはずだったのが、ミスにより全部「蓄積カウンター」と印刷されている。使う場合は間違えないように注意。
一覧
- フォールン・エンパイアの、最初の蓄積ランド(第5版にも再録)
- 「そのターンにマナを使うか貯めるか」をアンタップ・ステップに決める必要がある点が特徴(貯めるターンにはアンタップさせない)。
- 時のらせんの蓄積ランド
- カウンターを貯めるのに別途マナが必要になったが、貯めなくても無色マナが出る、タップインでない、といった強化がされた。
- また色マナを出す時自身をタップする必要が無いため、マナを出しながらマナを貯める事や、数回に分けてマナを出すといった事も可能。出せるマナが友好色2色の好きな組み合わせで、融通が利く。
- 従来の物が溜めるか使うかの2択だったのに対し、ただの土地として使うの3つ目が増えたため、普段は通常の動きをしつつ余剰マナが発生したら溜め、必要に応じて使うという柔軟な動きが可能となった。