イクシドロン/Ixidron
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− | + | [[現実を彫る者イクシドール/Ixidor, Reality Sculptor]]に似た[[カード名|名前]]の[[クリーチャー]](IxidronのIxid-はIxidorに由来。[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mc95 Eat Your Words]参照)。イクシドールが[[裏向き]]の[[クリーチャー]]に[[修整]]を与えるのに対し、こちらは自分自身が裏向きのクリーチャーに[[P/T]]を左右される。また、あちらは裏向きのものを表向きにするが、こちらは表向きのものを裏向きにしてしまう。ある意味対をなしているかのような[[能力]]である。 | |
− | [[変異]] | + | [[変異]]を持たないクリーチャーを裏向きにすることで、擬似的な[[除去]]のように使うことができる。[[シミックの空呑み/Simic Sky Swallower]]のような[[被覆]]持ちの[[大型クリーチャー]]には特に有効。また、変異を持っているならば自身の能力で表向きになることができるので、[[セロン教の隠遁者/Thelonite Hermit]]などの[[変異誘発型能力]]を再利用するのにも使える。 |
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+ | [[紅蓮地獄/Pyroclasm]]や[[罪+罰/Crime+Punishment|罰/Punishment]]などで裏向きのクリーチャーともども一掃されてしまう脆さや、5[[マナ]]という[[重い|重さ]]がネック。除去として使うにはやや中途半端であり、変異クリーチャーの再利用ならば[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]]というより汎用性の高いクリーチャーが存在したのも逆風だった。 | ||
*イメージ的には少々不自然ではあるが、[[トークン]]は裏返らなくなっている。これを逆手にとって、[[回避能力]]持ちやサイズの大きいトークンを出してからこれを出す、という戦法もとれる。 | *イメージ的には少々不自然ではあるが、[[トークン]]は裏返らなくなっている。これを逆手にとって、[[回避能力]]持ちやサイズの大きいトークンを出してからこれを出す、という戦法もとれる。 | ||
− | *この能力の「2/ | + | *この能力の「2/2のクリーチャーである」とは、裏向きである間のみ継続する[[種類別]]第7b種と第4種の[[継続的効果]]である。これは他の方法で裏向きになることとは処理が異なっている。通常は裏向きになった場合に「2/2のクリーチャーである」ことはルールに定められた[[特性]]であり、種類別の第1種よりあと、第2種より前に適用される。 |
− | **例:[[ | + | **例:[[ヴェリズ・ヴェルの翼/Wings of Velis Vel]]によって4/4になっている[[詐欺の壁/Wall of Deceit]]がいるとする。これを詐欺の壁自身の[[起動型能力]]で裏向きした場合は、4/4になる。これをイクシドロンの能力で裏向きにした場合は、[[タイムスタンプ]]順に適用されて2/2になる。 |
− | + | *サイズが裏向きクリーチャーの数に依存するクリーチャーとしての先輩に[[原初を囁く者/Primal Whisperer]]がいる。しかしかなりの点が異なっているため、これの流れを汲んでいるわけではなさそうだ。 | |
− | + | *[[獣たちの女帝ジョルレイル/Jolrael, Empress of Beasts]]などの、非クリーチャーの[[パーマネント]]を[[クリーチャー化]]する[[効果]]の下でこれが[[戦場に出る]]と少しややこしい。クリーチャー化したパーマネントも裏向きのクリーチャーとなり、クリーチャー化している効果が終わっても、それらは裏向きのクリーチャーのままである。なんらかの理由で表向きになったとき、それらはクリーチャー化していない元のパーマネントに戻る。 | |
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− | *[[獣たちの女帝ジョルレイル/Jolrael, Empress of Beasts]]などの、非クリーチャーの[[パーマネント]]を[[クリーチャー化]]する[[効果]]の下でこれが[[ | + | |
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*[[カード個別評価:時のらせん]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:時のらせん]] - [[レア]] |
2009年8月5日 (水) 00:14時点における版
Ixidron / イクシドロン (3)(青)(青)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion)
イクシドロンが戦場に出るに際し、他のトークンでないすべてのクリーチャーを裏向きにする。(それらは2/2のクリーチャーである。)
イクシドロンのパワーとタフネスはそれぞれ、戦場に出ている裏向きのクリーチャーの数に等しい。
現実を彫る者イクシドール/Ixidor, Reality Sculptorに似た名前のクリーチャー(IxidronのIxid-はIxidorに由来。Eat Your Words参照)。イクシドールが裏向きのクリーチャーに修整を与えるのに対し、こちらは自分自身が裏向きのクリーチャーにP/Tを左右される。また、あちらは裏向きのものを表向きにするが、こちらは表向きのものを裏向きにしてしまう。ある意味対をなしているかのような能力である。
変異を持たないクリーチャーを裏向きにすることで、擬似的な除去のように使うことができる。シミックの空呑み/Simic Sky Swallowerのような被覆持ちの大型クリーチャーには特に有効。また、変異を持っているならば自身の能力で表向きになることができるので、セロン教の隠遁者/Thelonite Hermitなどの変異誘発型能力を再利用するのにも使える。
紅蓮地獄/Pyroclasmや罰/Punishmentなどで裏向きのクリーチャーともども一掃されてしまう脆さや、5マナという重さがネック。除去として使うにはやや中途半端であり、変異クリーチャーの再利用ならばヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifterというより汎用性の高いクリーチャーが存在したのも逆風だった。
- イメージ的には少々不自然ではあるが、トークンは裏返らなくなっている。これを逆手にとって、回避能力持ちやサイズの大きいトークンを出してからこれを出す、という戦法もとれる。
- この能力の「2/2のクリーチャーである」とは、裏向きである間のみ継続する種類別第7b種と第4種の継続的効果である。これは他の方法で裏向きになることとは処理が異なっている。通常は裏向きになった場合に「2/2のクリーチャーである」ことはルールに定められた特性であり、種類別の第1種よりあと、第2種より前に適用される。
- 例:ヴェリズ・ヴェルの翼/Wings of Velis Velによって4/4になっている詐欺の壁/Wall of Deceitがいるとする。これを詐欺の壁自身の起動型能力で裏向きした場合は、4/4になる。これをイクシドロンの能力で裏向きにした場合は、タイムスタンプ順に適用されて2/2になる。
- サイズが裏向きクリーチャーの数に依存するクリーチャーとしての先輩に原初を囁く者/Primal Whispererがいる。しかしかなりの点が異なっているため、これの流れを汲んでいるわけではなさそうだ。
- 獣たちの女帝ジョルレイル/Jolrael, Empress of Beastsなどの、非クリーチャーのパーマネントをクリーチャー化する効果の下でこれが戦場に出ると少しややこしい。クリーチャー化したパーマネントも裏向きのクリーチャーとなり、クリーチャー化している効果が終わっても、それらは裏向きのクリーチャーのままである。なんらかの理由で表向きになったとき、それらはクリーチャー化していない元のパーマネントに戻る。