魂運び/Spirit Away
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(2人の利用者による、間の3版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
[[強化]]付き[[精神の制御/Mind Control]]。強化の内容は[[幽体の飛行/Spectral Flight]]と同等。 | [[強化]]付き[[精神の制御/Mind Control]]。強化の内容は[[幽体の飛行/Spectral Flight]]と同等。 | ||
− | いちおう[[ | + | いちおう[[マナ総量]]はそれらの合計と同じなので妥当な[[コスト]]だが、この手の抱き合わせ[[カード]]は多少[[軽い|軽く]]なっているのが通例なので、([[色拘束]]が緩いものの)効率は悪く感じる。まして、[[青]]において[[ソーサリー・タイミング]]でしか使えない7[[マナ]]というのは、額面以上に[[重い]]印象。 |
とはいえ、事実上の[[除去]]+[[フィニッシャー]]製造という性能は魅力的であり、有効に活用できるなら極めて強力。[[リミテッド]]では初手[[ピック]]も十分ありえるレベル。 | とはいえ、事実上の[[除去]]+[[フィニッシャー]]製造という性能は魅力的であり、有効に活用できるなら極めて強力。[[リミテッド]]では初手[[ピック]]も十分ありえるレベル。 | ||
一方[[構築]]では、この重さではいくら強力とはいえ採用しづらい。[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]奪取呪文は[[対戦相手]]のフィニッシャーに使われることが多いが、フィニッシャーをさらに強化する必要性は薄いので、精神の制御で十分だろう。[[オーラ]]を[[サーチ]]して直接[[戦場に出す]]手段などがあるデッキなら採用してもいいかもしれない。 | 一方[[構築]]では、この重さではいくら強力とはいえ採用しづらい。[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]奪取呪文は[[対戦相手]]のフィニッシャーに使われることが多いが、フィニッシャーをさらに強化する必要性は薄いので、精神の制御で十分だろう。[[オーラ]]を[[サーチ]]して直接[[戦場に出す]]手段などがあるデッキなら採用してもいいかもしれない。 | ||
+ | |||
+ | *飛行ではなく[[トランプル]]を持たせると、[[ヤヴィマヤの抱擁/Yavimaya's Embrace]]。そちらは[[緑青]]の[[多色]]なうえ1[[マナ]]重い。この差は[[カードパワー]]の差というよりは、当時は[[火力]]や除去が全般に重めに調整されていたという時代背景の差であろう。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アヴァシンの帰還]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:アヴァシンの帰還]] - [[レア]] |
2021年5月4日 (火) 21:45時点における最新版
Spirit Away / 魂運び (5)(青)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
あなたはエンチャントされているクリーチャーをコントロールする。
エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに飛行を持つ。
強化付き精神の制御/Mind Control。強化の内容は幽体の飛行/Spectral Flightと同等。
いちおうマナ総量はそれらの合計と同じなので妥当なコストだが、この手の抱き合わせカードは多少軽くなっているのが通例なので、(色拘束が緩いものの)効率は悪く感じる。まして、青においてソーサリー・タイミングでしか使えない7マナというのは、額面以上に重い印象。
とはいえ、事実上の除去+フィニッシャー製造という性能は魅力的であり、有効に活用できるなら極めて強力。リミテッドでは初手ピックも十分ありえるレベル。
一方構築では、この重さではいくら強力とはいえ採用しづらい。コントロール奪取呪文は対戦相手のフィニッシャーに使われることが多いが、フィニッシャーをさらに強化する必要性は薄いので、精神の制御で十分だろう。オーラをサーチして直接戦場に出す手段などがあるデッキなら採用してもいいかもしれない。
- 飛行ではなくトランプルを持たせると、ヤヴィマヤの抱擁/Yavimaya's Embrace。そちらは緑青の多色なうえ1マナ重い。この差はカードパワーの差というよりは、当時は火力や除去が全般に重めに調整されていたという時代背景の差であろう。