オーガ
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(10人の利用者による、間の21版が非表示) | |||
5行: | 5行: | ||
{{#card:Heartless Hidetsugu}} | {{#card:Heartless Hidetsugu}} | ||
− | 初出は[[ | + | 初出は[[リミテッド・エディション]]の[[灰色オーガ/Gray Ogre]]。[[神河ブロック]]では「大峨」として結構な数が登場した。 |
− | 基本的に[[赤]]または[[黒]]で、[[緑]] | + | 基本的に[[赤]]または[[黒]]で、[[白]]や[[緑]]にも多少存在する。[[青]]を含む[[多色]]にも存在するため、多色を含めれば全[[色]]に存在することになる。 |
その多くが3~5[[マナ]]で、攻撃的なものが多い。 | その多くが3~5[[マナ]]で、攻撃的なものが多い。 | ||
− | [[ | + | [[タイプ的カード]]は存在しないが、神河ブロックのオーガは鬼([[デーモン]])を信仰しているという設定からデーモンとの[[シナジー]]を持つ。[[烏羅未の墳墓/Tomb of Urami]]はオーガとデーモン両方に関連した能力を持つ[[土地]][[カード]]である。 |
− | [[ | + | オーガ・[[トークン]]を[[生成]]するカードに[[崖の暴君、カズール/Kazuul, Tyrant of the Cliffs]]、[[グレンゾの反論/Grenzo's Rebuttal]]、[[貴顕廊一家への入団/Join the Maestros]]がある。 |
− | + | [[反転カード]]を含め[[伝説の]]オーガは[[サンダー・ジャンクションの無法者]]現在13体存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Ogre 「伝説の(Legendary)・オーガ(Ogre)」でWHISPER検索])。 | |
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | + | オーガはファンタジーの一般的なイメージでは「人食い鬼」とされる。マジックのオーガは筋肉質の肉体と鋭い牙が特徴。様々な[[次元/Plane]]に存在を確認でき、そのほとんどは粗暴で知能が低い種族とされる。中には魔法を使ったり知能が高い個体も存在する([[オーガのシャーマン/Ogre Shaman]]や[[オーガの学者/Ogre Savant]])ほか、次元によっては[[人間/Human]]と同等かそれ以上の知能・文明を有していることも。 | |
− | [[地獄料理書/The Underworld Cookbook]] | + | [[地獄料理書/The Underworld Cookbook (ストーリー)|地獄料理書/The Underworld Cookbook]]によると、オーガの爪先は非常に美味いらしい。 |
;[[ミラディン/Mirrodin]] | ;[[ミラディン/Mirrodin]] | ||
− | : | + | :ミラディンのオーガは他の次元のそれと大きく容姿が異なり、爬虫類のような肌を持ち首がない寸胴な体型、頭頂部から背中を覆う金属質の殻、眼がなく口だけのような顔に四本指と異形の身体を持つ。 |
+ | |||
;[[神河/Kamigawa]] | ;[[神河/Kamigawa]] | ||
− | : | + | :この次元では「大峨(おおが)」と称されている。「'''鬼'''/''Oni''」と呼ばれる[[デーモン/Demon#神河|デーモン/Demon]]の[[神/Kami]]への独自の信仰を持っており、それを受け入れられない者は他の者から迫害・追放され、隠遁生活を強いられるという。大喰らいで愚鈍な種族のイメージと違い、神河の大峨は1000年以上も長生きし、人間を上回る知性と魔法の力を持っているものも珍しくない。血と暴力を好む凶暴な性格は、それでも失っていない。 |
+ | |||
;[[アラーラ/Alara]] | ;[[アラーラ/Alara]] | ||
− | :[[グリクシス/Grixis]] | + | :[[グリクシス/Grixis]]の[[断片/Shard]]に棲むオーガは[[不治のオーガ/Incurable Ogre#ストーリー|不治]]と呼ばれる呪いに侵されており、[[アラーラの断片ブロック]]に登場するオーガは[[ゾンビ]]か[[ミュータント]]で純粋なオーガは存在しなかった。後に登場した[[大渦を操る者、イドリス/Yidris, Maelstrom Wielder]]はグリクシス出身のオーガながら、その変異の呪いを安定化させることに成功している。 |
+ | |||
+ | ;[[シャンダラー/Shandalar]] | ||
+ | :かつて[[オナッケ/Onakke]]という文明を築いた種族。芸術的技巧の才能を有し、建築技術も発達していたことが窺える。現在は絶滅しているが、[[オナッケの地下墓地/Onakke Catacomb (次元カード)#ストーリー|オナッケの地下墓地/Onakke Catacomb]]には今も彼らの[[スピリット/Spirit|霊魂]]が留まっている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Ogre|オーガ(Ogre)}} | *{{WHISPER検索/サブタイプ|Ogre|オーガ(Ogre)}} | ||
− | *{{WHISPER検索/カードテキスト|Ogre|オーガ(Ogre)}} | + | *{{WHISPER検索/カードテキスト|{Ogre}|オーガ(Ogre)}} |
*[[クリーチャー・タイプ解説]] | *[[クリーチャー・タイプ解説]] | ||
− | [[Category:クリーチャー・タイプ | + | [[Category:クリーチャー・タイプ]] |
+ | [[Category:複数の次元に存在する種族]] | ||
+ | {{DEFAULTSORT:おおか}} |
2024年8月18日 (日) 18:13時点における最新版
オーガ/Ogreは、クリーチャー・タイプの1つ。
初出はリミテッド・エディションの灰色オーガ/Gray Ogre。神河ブロックでは「大峨」として結構な数が登場した。
基本的に赤または黒で、白や緑にも多少存在する。青を含む多色にも存在するため、多色を含めれば全色に存在することになる。
その多くが3~5マナで、攻撃的なものが多い。
タイプ的カードは存在しないが、神河ブロックのオーガは鬼(デーモン)を信仰しているという設定からデーモンとのシナジーを持つ。烏羅未の墳墓/Tomb of Uramiはオーガとデーモン両方に関連した能力を持つ土地カードである。
オーガ・トークンを生成するカードに崖の暴君、カズール/Kazuul, Tyrant of the Cliffs、グレンゾの反論/Grenzo's Rebuttal、貴顕廊一家への入団/Join the Maestrosがある。
反転カードを含め伝説のオーガはサンダー・ジャンクションの無法者現在13体存在する(「伝説の(Legendary)・オーガ(Ogre)」でWHISPER検索)。
[編集] ストーリー
オーガはファンタジーの一般的なイメージでは「人食い鬼」とされる。マジックのオーガは筋肉質の肉体と鋭い牙が特徴。様々な次元/Planeに存在を確認でき、そのほとんどは粗暴で知能が低い種族とされる。中には魔法を使ったり知能が高い個体も存在する(オーガのシャーマン/Ogre Shamanやオーガの学者/Ogre Savant)ほか、次元によっては人間/Humanと同等かそれ以上の知能・文明を有していることも。
地獄料理書/The Underworld Cookbookによると、オーガの爪先は非常に美味いらしい。
- ミラディン/Mirrodin
- ミラディンのオーガは他の次元のそれと大きく容姿が異なり、爬虫類のような肌を持ち首がない寸胴な体型、頭頂部から背中を覆う金属質の殻、眼がなく口だけのような顔に四本指と異形の身体を持つ。
- 神河/Kamigawa
- この次元では「大峨(おおが)」と称されている。「鬼/Oni」と呼ばれるデーモン/Demonの神/Kamiへの独自の信仰を持っており、それを受け入れられない者は他の者から迫害・追放され、隠遁生活を強いられるという。大喰らいで愚鈍な種族のイメージと違い、神河の大峨は1000年以上も長生きし、人間を上回る知性と魔法の力を持っているものも珍しくない。血と暴力を好む凶暴な性格は、それでも失っていない。
- アラーラ/Alara
- グリクシス/Grixisの断片/Shardに棲むオーガは不治と呼ばれる呪いに侵されており、アラーラの断片ブロックに登場するオーガはゾンビかミュータントで純粋なオーガは存在しなかった。後に登場した大渦を操る者、イドリス/Yidris, Maelstrom Wielderはグリクシス出身のオーガながら、その変異の呪いを安定化させることに成功している。
- シャンダラー/Shandalar
- かつてオナッケ/Onakkeという文明を築いた種族。芸術的技巧の才能を有し、建築技術も発達していたことが窺える。現在は絶滅しているが、オナッケの地下墓地/Onakke Catacombには今も彼らの霊魂が留まっている。