殉教者トロン
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2020年4月8日 (水) 11:17時点における最新版
殉教者トロン(MartyrTron)は、時のらせんブロック期のスタンダードに存在する青白トロンの一種。時のらせん参入後の世界選手権06で登場した。制作者はGabriel Nassifで、世界選手権06のベスト4に入った。
このデッキの核となるのが砂の殉教者/Martyr of Sandsと再誕の宣言/Proclamation of Rebirthによる大量ライフゲインコンボである。最速で2ターン目には起動できる状態になるため、ライフを20点削るように設計されたウィニーやコンボデッキはげんなり。再誕の宣言は通常予見で撃たれるため、手札に干渉できない黒以外のコントロールデッキもげんなり。正にやる気デストラクションである。
フィニッシャーに採用されたクロノサヴァント/Chronosavantが、コントロールデッキの「悪あがきとしてのライブラリーアウト狙い」をも封殺する。数回ターンを飛ばそうが、有り余るのライフの前では大した意味は無い、というわけだ。
このようにライフを攻めるデッキに対しては圧倒的な強さを誇るものの、手札破壊やライブラリーアウト狙いの戦法に対してはかなり立場が弱い。印鑑経由での3ターン目迫害/Persecute、宣言「白」でもされようものなら即投了級である。このデッキが成功したのは、世界選手権06ではオルゾフ系のデッキや迫害/Persecuteを有する太陽拳、ソーラーポックスがほとんど大成しなかったのも要因と言える。
- 同時期には、トリスケラバス/Triskelavusをフィニッシャーした、青単トロンの流れを汲む青軸のタイプである青白トロンも存在する。詳細はトリスケトロンを参照。
[編集] サンプルレシピ
- 時間制限の無い世界選手権06決勝ラウンドではライフが346にまで膨れ上がった事も。実に3時間に渡って死闘を演じた対戦相手Tiago Chanはどんな気分だったのだろう。