涙の川/River of Tears

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[[未来予知]]の2色[[土地]]サイクルの[[]][[]]。
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[[未来予知]][[2色土地]][[サイクル]][[青黒]]。[[土地]]を[[プレイ]]した[[ターン]]は[[黒マナ]]、そうでなければ[[青マナ]]が出る。
  
[[サイクル]]中、これだけは条件が激しく不安定。
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一見融通が利かないようだが、[[あなた|自分]]のターンには土地のプレイのタイミングを調節することで2[[]]を使い分けられるため、見た目よりずっと使いやすい。確定[[アンタップイン]]なので[[マナカーブ]]通りの動きがしやすい点も嬉しい。
通常は[[島/Island]]の代わりとして使えるのだが、黒マナは出すための条件が条件ゆえに必ず狙って出せるかどうか疑問である。
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土地が多めの[[デッキ]]であれば、ある程度土地を出すタイミングを計算して使えるのかもしれない。
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青タッチ黒のようなデッキでの使用が理想的だろう。
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*{{日本語画像|River of Tears|イラスト}}は暗闇に浮かび上がる大河。
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[[対戦相手]]のターンには基本的に青マナしか出ず、涙の川をプレイしたターンには黒マナしか出ない。しかし[[青]]は[[打ち消す|カウンター]]や[[引く|ドロー]]などの[[インスタント]]を、逆に[[黒]]は[[手札破壊]]などの[[ソーサリー]]を得意としているので、[[色の役割]]と噛み合っている。特に黒を含むデッキで多くの場合理想の動きである1ターン目からの手札破壊によく合致している。
雲と山脈の間から射す日の光が印象的である。
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*出した[[ターン]]はこれが[[プレイ]]されているため、黒マナが出る点に注意。
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青マナのほうが出しやすいので、青がメインで黒は[[タッチ]]程度に抑えた[[デッキ]]のほうが使いやすい。具体的には、タッチ黒の[[パーミッション]]での使用が理想的だろう。
*基本的に相手の[[ターン]]には青マナが出る。[[カウンター]]などのことを考えると便利かもしれない。
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逆に黒の[[インスタント]]などは使い難い。
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カウンターと手札破壊に加え、青の[[瞬速]]持ちクリーチャーと[[苦花/Bitterblossom]]を擁する[[フェアリー (デッキ)#時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|青黒フェアリー]]にはよく合っている[[カード]]。他にも[[時のらせんブロック構築]]から[[エクステンデッド]]まで、様々な青黒デッキで使われた。
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*条件は「土地をプレイしている場合」であり、「土地を[[戦場に出す|戦場に出して]]いる場合」ではない。[[フェッチランド]]などを用いて相手ターンに土地を出したとしても、黒マナを出すことはできない。
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*[[反射池/Reflecting Pool]]と併用する場合には注意が必要。反射池は[[置換効果]]を考慮に入れるため、その時点で涙の川が出せる色のマナしか出せない。
 
*サイクル中唯一、2つの色が同等として扱われていない。
 
*サイクル中唯一、2つの色が同等として扱われていない。
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*[[八十岡翔太]]氏は、[[ヤソコン#エクステンデッド(時のらせん期)|Next Level Doran]]の[[マナ基盤]]の一翼を担ったこのカードを「[[フェッチランド|フェッチ]]で持ってこられない[[Underground Sea]]」と評している<ref>[https://web.archive.org/web/20170709111129mp_/http://archive.mtg-jp.com/eventc/ptams10/article/008363/ Dech Tech: 八十岡 翔太(神奈川):ネクストレベルドラン]([[プロツアーアムステルダム10]]カバレージ [[2010年]]9月4日 [[川崎大輔]]著)</ref>。
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*{{Gatherer|id=145422}}は暗闇に浮かび上がる大河。雲と山脈の間から射す日の光が印象的である。
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*[[記憶問題]]の観点から、将来的にこのカードが[[本流のセット]]で「逆[[再録]]」される、およびサイクルとして完成する可能性は低いとされる<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/back-future-sight-part-2-2020-08-10 Back to the Future Sight, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034262/ バック・トゥ・ザ・『未来予知』(フューチャーサイト)・パート2]([[Making Magic]] [[2020年]]8月10日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
  
==[[サイクル]]==
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==関連カード==
[[未来予知]]の、[[友好色]][[土地]]。
+
===サイクル===
サイクルごとに色マナを出す条件にバリエーションを持つ。
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{{サイクル/未来予知のタイムシフトの友好色土地}}
  
*[[雨雲の迷路/Nimbus Maze]]
+
==ストーリー==
<!-- -[[涙の川/River of Tears]] -->
+
'''涙の川'''/''River of Tears''は[[アーコス/Arkhos]]の地勢を描いたもの({{Gatherer|id=568954}})。[[フレイバー・テキスト]]によると、西の民の嘆きの涙がうねる川となって世界の頬にそそいだとされる。
*[[偶像の石塚/Graven Cairns]]
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*[[未来予知]][[タイムシフト]][[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]そのものの未来を表すという性格がある。このカードはメカニズムの新しさもさることながら、[[プレインチェイス]]での[[忘却湖/Lethe Lake (次元カード)|忘却湖/Lethe Lake]]の登場という未来も表していたと考えられる。
*[[燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows]]
+
*[[地平線の梢/Horizon Canopy]]
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==脚注==
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<references />
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:時のらせんブロック]]
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*[[カード個別評価:未来予知]] / [[カード個別評価:未来予知タイムシフト|タイムシフト]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:アイコニックマスターズ]] - [[レア]]
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__NOTOC__

2023年4月23日 (日) 07:46時点における最新版


River of Tears / 涙の川
土地

(T):(青)を加える。あなたがこのターンに土地をプレイしているなら、代わりに(黒)を加える。


未来予知2色土地サイクル青黒土地プレイしたターン黒マナ、そうでなければ青マナが出る。

一見融通が利かないようだが、自分のターンには土地のプレイのタイミングを調節することで2を使い分けられるため、見た目よりずっと使いやすい。確定アンタップインなのでマナカーブ通りの動きがしやすい点も嬉しい。

対戦相手のターンには基本的に青マナしか出ず、涙の川をプレイしたターンには黒マナしか出ない。しかしカウンタードローなどのインスタントを、逆に手札破壊などのソーサリーを得意としているので、色の役割と噛み合っている。特に黒を含むデッキで多くの場合理想の動きである1ターン目からの手札破壊によく合致している。

青マナのほうが出しやすいので、青がメインで黒はタッチ程度に抑えたデッキのほうが使いやすい。具体的には、タッチ黒のパーミッションでの使用が理想的だろう。

カウンターと手札破壊に加え、青の瞬速持ちクリーチャーと苦花/Bitterblossomを擁する青黒フェアリーにはよく合っているカード。他にも時のらせんブロック構築からエクステンデッドまで、様々な青黒デッキで使われた。

  • 条件は「土地をプレイしている場合」であり、「土地を戦場に出している場合」ではない。フェッチランドなどを用いて相手ターンに土地を出したとしても、黒マナを出すことはできない。
  • 反射池/Reflecting Poolと併用する場合には注意が必要。反射池は置換効果を考慮に入れるため、その時点で涙の川が出せる色のマナしか出せない。
  • サイクル中唯一、2つの色が同等として扱われていない。
  • 八十岡翔太氏は、Next Level Doranマナ基盤の一翼を担ったこのカードを「フェッチで持ってこられないUnderground Sea」と評している[1]
  • イラストは暗闇に浮かび上がる大河。雲と山脈の間から射す日の光が印象的である。
  • 記憶問題の観点から、将来的にこのカードが本流のセットで「逆再録」される、およびサイクルとして完成する可能性は低いとされる[2]

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

未来予知タイムシフト友好色土地サイクル。サイクルであるが、能力がいずれも異なる。

[編集] ストーリー

涙の川/River of Tearsアーコス/Arkhosの地勢を描いたもの(イラスト)。フレイバー・テキストによると、西の民の嘆きの涙がうねる川となって世界の頬にそそいだとされる。

[編集] 脚注

  1. Dech Tech: 八十岡 翔太(神奈川):ネクストレベルドランプロツアーアムステルダム10カバレージ 2010年9月4日 川崎大輔著)
  2. Back to the Future Sight, Part 2/バック・トゥ・ザ・『未来予知』(フューチャーサイト)・パート2Making Magic 2020年8月10日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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