機械化製法/Mechanized Production

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==ルール==
 
==ルール==
*「同じ名前を持つアーティファクト」は、機械化製法がエンチャントされているアーティファクトでなくてもよい。
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*「同じ名前を持つアーティファクト」は、機械化製法がエンチャントしているアーティファクトでなくてもよい。
*[[誘発型能力]]が[[スタック]]に置かれてから、機械化製法とそれが[[つける|ついて]]いるアーティファクトが同時に戦場を離れたのなら、[[最後の情報]]を参照してコピー・トークンが生成される。
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*[[誘発型能力]]が[[スタック]]に置かれてから、機械化製法とそれが[[つける|ついて]]いるアーティファクトが同時に[[戦場を離れる|戦場を離れた]]のなら、[[最後の情報]]を参照してコピー・トークンが生成される。
*誘発型能力がスタックに置かれてから、機械化製法がついているアーティファクトが[[戦場]]を離れて、機械化製法が[[状況起因処理]]によって[[墓地]]に置かれた場合、能力の[[解決]]時にコピー・トークンは作られない。[[最後の情報]]を参照したとき、機械化製法にエンチャントされているアーティファクトは存在しないからである。
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*誘発型能力がスタックに置かれてから、機械化製法がついているアーティファクトが[[戦場]]を離れて、機械化製法が[[状況起因処理]]によって[[墓地に置く|墓地に置かれ]]た場合、能力の[[解決]]時にコピー・トークンは作られない。[[最後の情報]]を参照したとき、機械化製法にエンチャントされているアーティファクトは存在しないからである。
 
**トークンが生成されなくても、勝利条件のチェックは行われる。
 
**トークンが生成されなくても、勝利条件のチェックは行われる。
  
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*[[勝利条件|勝利条件カード]]
 
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*[[カード個別評価:霊気紛争]] - [[神話レア]]
 
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*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[神話レア]]

2022年11月30日 (水) 13:35時点における最新版


Mechanized Production / 機械化製法 (2)(青)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(あなたがコントロールするアーティファクト)
あなたのアップキープの開始時に、エンチャントされているアーティファクトのコピーであるトークンを1つ生成する。その後、あなたが互いに同じ名前を持つアーティファクトを8つ以上コントロールしているなら、あなたはこのゲームに勝利する。


アップキープ毎にエンチャントされているアーティファクトコピートークン生成するオーラ。さらに同じ名前のアーティファクトを8つ以上コントロールしているならゲームに勝利することができる。勝利条件カードの一種であり、オーラによる勝利条件カードは史上初。

勝利条件カードの中では4マナと比較的軽く、重ね張りするほどトークンの生成速度が上がるため複数枚引いても腐らないのが嬉しい。悠長でこそあるが、この手のカードの中では比較的勝利条件を満たしやすいだろう。ただしオーラ特有のアドバンテージの失いやすさという弱点もあるため注意。特にアーティファクト・クリーチャーにエンチャントした場合は破壊されやすい。効果を発揮するのが次の自分のアップキープからと遅いため、殊更この弱点は顕著。

幸いにも登場時のスタンダードでは、調査による手掛かり・トークンや製造による霊気装置・トークンなど、複数のアーティファクト・トークンを並べる方法がいくつか存在する。またこそ合わないが再度の収穫/Second Harvestと組み合わせるのも強烈で、最速で4ターン目にこれを唱えたうえで5ターン目に勝利することも可能。

また特殊勝利にこだわらずとも、強力なアーティファクトを毎ターン増やし続けるだけでも脅威。特にETB能力を持つアーティファクトとの相性はよく、予言のプリズム/Prophetic Prismで毎ターンドローしたり、霊気装置の設計図/Servo Schematicで毎ターン霊気装置・トークンを生成したりと強力。機械巨人にエンチャントすれば、特殊勝利を待たずとも勝利できるだろう。ただし激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulkの場合、コピーと合わせて2体までしか戦場に残せないためあまり相性はよくない。

[編集] ルール

  • 「同じ名前を持つアーティファクト」は、機械化製法がエンチャントしているアーティファクトでなくてもよい。
  • 誘発型能力スタックに置かれてから、機械化製法とそれがついているアーティファクトが同時に戦場を離れたのなら、最後の情報を参照してコピー・トークンが生成される。
  • 誘発型能力がスタックに置かれてから、機械化製法がついているアーティファクトが戦場を離れて、機械化製法が状況起因処理によって墓地に置かれた場合、能力の解決時にコピー・トークンは作られない。最後の情報を参照したとき、機械化製法にエンチャントされているアーティファクトは存在しないからである。
    • トークンが生成されなくても、勝利条件のチェックは行われる。

[編集] 参考

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