大嵐のジン/Tempest Djinn
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+ | *基本島が要求されるという点で、[[サイクル]]の中では最も使いづらく、デッキ[[構築]]時の制約も強い。[[回避能力]]が評価されたか、あるいは「[[クリーチャー]]最弱は[[青]]」という[[色の役割]]がためか。 | ||
+ | *3マナ3/4の青の飛行クリーチャーというスペックは、往年の[[セレンディブのイフリート/Serendib Efreet]]を想起させる。[[クリーチャー・タイプ]]も[[ジン]]と[[イフリート]]で対になっており、少なからず意識したものと思われる。 | ||
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2024年11月2日 (土) 18:30時点における最新版
Tempest Djinn / 大嵐のジン (青)(青)(青)
クリーチャー — ジン(Djinn)
クリーチャー — ジン(Djinn)
飛行
大嵐のジンは、あなたがコントロールしている基本島(Island)1つにつき+1/+0の修整を受ける。
基本島の数に応じてパワーがどんどん膨れ上がっていくフライヤー。
仮に土地が全て島/Islandである場合、最速の3ターン目に戦場に出した時点で3マナ3/4、召喚酔いが解ければ大気の精霊/Air Elemental相当の4/4、その後も島を出す毎に育って行くという、マナレシオの高い航空戦力として運用できる。タフネスは固定だが4点と高めであり、火力やマイナス修整といった除去の射程外になり易く、戦闘も十分こなせる。
欠点は言うまでも無く、単にトリプルシンボルというだけには留まらない、デッキの土地構成に「島縛り」を強いる点。単色デッキであっても便利な能力を持つ基本でない土地を採用する場合が多いが、大嵐のジンにとっては「青マナが出る基本でない土地」さえ邪魔になる。他の色をタッチすることも難しく、どうしてもデッキ全体の対応力が犠牲になってしまう。
ドミナリア登場時のスタンダードは多色化の容易な環境であったが、このカードのために土地が全て島で構成された青単アグロが構築され、トーナメントで好成績を収めた。またローテーション後も引き続き青単テンポとしてトーナメントレベルの活躍を見せている。高価な多色土地が不要なため貧乏デッキとしても愛用されている。
- 基本島が要求されるという点で、サイクルの中では最も使いづらく、デッキ構築時の制約も強い。回避能力が評価されたか、あるいは「クリーチャー最弱は青」という色の役割がためか。
- 3マナ3/4の青の飛行クリーチャーというスペックは、往年のセレンディブのイフリート/Serendib Efreetを想起させる。クリーチャー・タイプもジンとイフリートで対になっており、少なからず意識したものと思われる。
[編集] ルール
- パワーを修整する能力は、これが戦場にある間にのみ適用される。他のすべての領域では、これは0/4のクリーチャー・カードである。
- 「基本島」とは「特殊タイプ基本と基本土地タイプ島を両方持つ土地」という意味である。たとえば平地/Plainsを対象にして航海士のコンパス/Navigator's Compassを起動し島を指定した場合、大嵐のジンはそれによる修整を受ける。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ドミナリアのレアの単色トリプルシンボル・クリーチャーのサイクル。
- ベナリアの軍司令/Benalish Marshal
- 大嵐のジン/Tempest Djinn
- 戦慄の影/Dread Shade
- ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler
- 鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Champion
[編集] 参考
- トリプルシンボルカード
- カード個別評価:ドミナリア - レア
- カード個別評価:ファウンデーションズ - レア (Starter Collection)