野生林の災い魔/Wildwood Scourge

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ページの作成:「{{#card:Wildwood Scourge}} {{未評価|基本セット2021}} ==参考== *カード個別評価:基本セット2021 - アンコモン」)
 
 
(7人の利用者による、間の8版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Wildwood Scourge}}
 
{{#card:Wildwood Scourge}}
  
{{未評価|基本セット2021}}
+
[[火種]]が1[[マナ]]の[[ハイドラ]]。他の[[クリーチャー]]に[[+1/+1カウンター]]が[[置く|置かれる]]のに反応して、これもカウンターを得て大きくなる。
 +
 
 +
他のクリーチャーを強化すると連動してこちらも強化されるため、+1/+1カウンターを利用する[[カード]]の強化効率がぐんと上がる。[[誘発]]するのは[[あなた]]が[[コントロール]]していてハイドラでないクリーチャーに置かれた時のため、2枚で[[無限ループ]]を起こしたり、他のハイドラと連携はしない。
 +
 
 +
2体用意し、それぞれ[[クリーチャー・タイプ]]をハイドラではない別のものに変更することができれば[[無限ループ]]を起こすことが可能。あまり実用的でないが、登場時の[[スタンダード]]では[[イコリア:巨獣の棲処]]の[[変容]]クリーチャーでクリーチャー・タイプを上書きできる。何にせよ、[[投げ飛ばし/Fling]]などのループを止める手段を用意しておく必要はあるが。
 +
 
 +
[[基本セット2021]]を含むスタンダードでは[[フェリダーの撤退/Felidar Retreat]]と[[シナジー]]がある。全体に+1/+1カウンターを置く[[モード]]を選択すれば、フェリダーの撤退によって置かれる+1/+1カウンターにくわえて、[[戦場]]にあるハイドラでないクリーチャーの数だけ野生林の災い魔の[[能力]]が誘発し、その数だけこのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを追加で置くことができる。クリーチャーの数も[[猫]]·[[トークン]]で水増しできることもよく噛み合っている。
 +
 
 +
[[ファウンデーションズ]]で[[再録]]。[[リミテッド]]では+1/+1カウンターの[[アーキタイプ]]を割り当てられた[[白緑]]に比較的向いているが、元の[[マナレシオ]]が悪い上に成長が他のカード依存というのは見た目以上に使い勝手が悪く、[[頭でっかち]]が多めな[[環境]]なので多少の[[サイズ]]では攻撃しても弱小クリーチャーに討ち取られかねないこと、[[トランプル]]など戦闘向きの[[キーワード能力]]を持たないため大きく育っても[[チャンプブロッカー]]に軽くいなされることも評価を下げる。長期戦で[[ネシアンの角甲虫/Nessian Hornbeetle]]や[[樹上の罠紡ぎ/Treetop Snarespinner]]の強化に便乗できる点・早々に[[吉兆の一角獣/Good-Fortune Unicorn]]と並べば爆発的なサイズアップが期待できる点など[[シナジー]]にこそ恵まれるが、これらのメリットが単体性能の低さを上回ると考えるのは難しい。
 +
 
 +
*誘発型能力は、クリーチャーが「+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る」ことでも[[誘発]]する({{CR|122.6}})。
 +
 
 +
*[[キヅタの精霊/Ivy Elemental]]の[[上位互換]]の一つ。
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[マナ・コストにXを含むカード一覧]]([[機能別カードリスト]])
 +
*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2021]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2021]] - [[アンコモン]]
 +
*[[カード個別評価:統率者マスターズ]] - [[アンコモン]]
 +
*[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[アンコモン]]

2025年1月7日 (火) 13:51時点における最新版


Wildwood Scourge / 野生林の災い魔 (X)(緑)
クリーチャー — ハイドラ(Hydra)

野生林の災い魔は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
他の、あなたがコントロールしていてハイドラ(Hydra)でないクリーチャー1体の上に+1/+1カウンターが1個以上置かれるたび、野生林の災い魔の上に+1/+1カウンターを1個置く。

0/0

火種が1マナハイドラ。他のクリーチャー+1/+1カウンター置かれるのに反応して、これもカウンターを得て大きくなる。

他のクリーチャーを強化すると連動してこちらも強化されるため、+1/+1カウンターを利用するカードの強化効率がぐんと上がる。誘発するのはあなたコントロールしていてハイドラでないクリーチャーに置かれた時のため、2枚で無限ループを起こしたり、他のハイドラと連携はしない。

2体用意し、それぞれクリーチャー・タイプをハイドラではない別のものに変更することができれば無限ループを起こすことが可能。あまり実用的でないが、登場時のスタンダードではイコリア:巨獣の棲処変容クリーチャーでクリーチャー・タイプを上書きできる。何にせよ、投げ飛ばし/Flingなどのループを止める手段を用意しておく必要はあるが。

基本セット2021を含むスタンダードではフェリダーの撤退/Felidar Retreatシナジーがある。全体に+1/+1カウンターを置くモードを選択すれば、フェリダーの撤退によって置かれる+1/+1カウンターにくわえて、戦場にあるハイドラでないクリーチャーの数だけ野生林の災い魔の能力が誘発し、その数だけこのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを追加で置くことができる。クリーチャーの数も·トークンで水増しできることもよく噛み合っている。

ファウンデーションズ再録リミテッドでは+1/+1カウンターのアーキタイプを割り当てられた白緑に比較的向いているが、元のマナレシオが悪い上に成長が他のカード依存というのは見た目以上に使い勝手が悪く、頭でっかちが多めな環境なので多少のサイズでは攻撃しても弱小クリーチャーに討ち取られかねないこと、トランプルなど戦闘向きのキーワード能力を持たないため大きく育ってもチャンプブロッカーに軽くいなされることも評価を下げる。長期戦でネシアンの角甲虫/Nessian Hornbeetle樹上の罠紡ぎ/Treetop Snarespinnerの強化に便乗できる点・早々に吉兆の一角獣/Good-Fortune Unicornと並べば爆発的なサイズアップが期待できる点などシナジーにこそ恵まれるが、これらのメリットが単体性能の低さを上回ると考えるのは難しい。

  • 誘発型能力は、クリーチャーが「+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る」ことでも誘発する(CR:122.6)。

[編集] 参考

MOBILE