高尚な否定/Lofty Denial

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[[マナ]][[支払う|支払わせる]]タイプの[[打ち消す|打ち消し]][[呪文]]。[[飛行]]を持つ[[クリーチャー]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していない場合は1[[マナ]][[重い]][[魔力の乱れ/Force Spike]]、もしくは追加要求コストが1少ない[[火消し/Quench]]だが、飛行がいれば1マナ[[軽い]][[巻き込み/Convolute]]、もしくは追加要求コストが2多い火消しとなる。
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条件に応じて[[効果]]が強力になる[[不確定カウンター]]。[[飛行]][[クリーチャー]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していない場合は[[魔力の乱れ/Force Spike]]相当だが、している場合は[[巻き込み/Convolute]]相当になる。
  
飛行がいれば2マナで種類を問わず打ち消せる汎用性は[[スタンダード]]では貴重。4マナの追加支払いも序盤はもちろん中盤以降も簡単ではなく、[[不確定カウンター]]としては信頼度の高い部類といえる。
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[[スタンダード]]では貴重な[[対象]]に制限のない2[[マナ]]の[[打ち消す|打ち消し]][[呪文]]。条件を満たした際の効果の高さは頼りがいがあり、終盤に至るまで[[確定カウンター]]に近い運用が可能だが、条件を満たせない場合の効果の頼りなさ・[[手札]]での[[腐る|腐り]]やすさは大きなネックとなる。必然的に条件を確実に満たせるような[[デッキ]]での使用が基本となり、序盤から飛行クリーチャーによりダメージを稼いでいく[[クロック・パーミッション]]での妨害手段、あるいは[[パーミッション|フルパーミッション]]で飛行[[フィニッシャー]]を守るための手段として使うことになるか。
特に序盤から中盤にかけて攻め立てる[[クロック・パーミッション]]系のフライヤーデッキとは好相性である。
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飛行がいない場合は1マナで無効化されてしまうので安定度は下がるが、相手がマナを使い切った状況なら打ち消せるので、完全に[[腐る]]ことは少ないのも利点。
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登場時のスタンダードでは[[フラッシュ#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|シミック・フラッシュ]]や、[[天穹の鷲/Empyrean Eagle]]を主軸とした[[白青ビートダウン]]に採用される他、[[サメ台風/Shark Typhoon]]でゲームのどの段階でも飛行クリーチャーを確保できるため[[ティムール再生]]で採用される場合も稀にある。
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*過去の[[カード]]だと[[シルムガルの嘲笑/Silumgar's Scorn]]が近いデザイン。[[手札]]ではなく[[戦場]]に必ずクリーチャーが必要である点は小さからぬ差異だが、[[シングルシンボル]]である点や[[クリーチャー・タイプ]]を問わない点からこちらのほうが汎用性は高い。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[不確定カウンターカード]]
 
*[[不確定カウンターカード]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2021]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2021]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[コモン]]

2021年9月5日 (日) 23:15時点における最新版


Lofty Denial / 高尚な否定 (1)(青)
インスタント

呪文1つを対象とする。それのコントローラーが(1)を支払わないかぎり、それを打ち消す。あなたが飛行を持つクリーチャーをコントロールしているなら、代わりに、それのコントローラーが(4)を支払わないかぎり、それを打ち消す。


条件に応じて効果が強力になる不確定カウンター飛行クリーチャーコントロールしていない場合は魔力の乱れ/Force Spike相当だが、している場合は巻き込み/Convolute相当になる。

スタンダードでは貴重な対象に制限のない2マナ打ち消し呪文。条件を満たした際の効果の高さは頼りがいがあり、終盤に至るまで確定カウンターに近い運用が可能だが、条件を満たせない場合の効果の頼りなさ・手札での腐りやすさは大きなネックとなる。必然的に条件を確実に満たせるようなデッキでの使用が基本となり、序盤から飛行クリーチャーによりダメージを稼いでいくクロック・パーミッションでの妨害手段、あるいはフルパーミッションで飛行フィニッシャーを守るための手段として使うことになるか。

登場時のスタンダードではシミック・フラッシュや、天穹の鷲/Empyrean Eagleを主軸とした白青ビートダウンに採用される他、サメ台風/Shark Typhoonでゲームのどの段階でも飛行クリーチャーを確保できるためティムール再生で採用される場合も稀にある。

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