基本氷雪土地
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− | + | [[冠雪の平地/Snow-Covered Plains]]ら5種は[[アイスエイジ]]にて、[[冠雪の荒地/Snow-Covered Wastes]]は[[モダンホライゾン3]]にて初登場。冠雪の平地ら5種は[[コールドスナップ]]と[[モダンホライゾン]]と[[カルドハイム]]で[[再録]]された。単体での性能は[[平地/Plains]]など通常の[[基本土地]]サイクルのそれと変わらないが、[[氷雪]]関連の[[シナジー]]を得ることができる。特に[[氷雪マナ]]を得るための最も手軽な方法として重宝される。 | |
[[アイスエイジ]]と[[アライアンス]]には氷雪(当時の[[雪かぶり]])を参照するカードがいくつか存在したが、メリットを持つカードはあまり強くなく、氷雪対策となるカードはそれなりに多かったので氷雪土地が使われることは少なかった。結局使うにしても使わないにしても、メリットもデメリットも微妙すぎたということだろう。 | [[アイスエイジ]]と[[アライアンス]]には氷雪(当時の[[雪かぶり]])を参照するカードがいくつか存在したが、メリットを持つカードはあまり強くなく、氷雪対策となるカードはそれなりに多かったので氷雪土地が使われることは少なかった。結局使うにしても使わないにしても、メリットもデメリットも微妙すぎたということだろう。 | ||
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のちの再登場時には他にも多数の氷雪[[カード]]が追加され、さらに氷雪支援・氷雪依存のカードも強力になっている。当時より利便性が増したと言え、使用される頻度も高くなった。 | のちの再登場時には他にも多数の氷雪[[カード]]が追加され、さらに氷雪支援・氷雪依存のカードも強力になっている。当時より利便性が増したと言え、使用される頻度も高くなった。 | ||
− | + | [[エターナル]]では[[汚れた契約/Tainted Pact]]で[[ライブラリー]]をより深く掘り進めたり、対戦相手の[[予報/Predict]]の指定を外すために、[[デッキ]]内の基本土地の半分を基本氷雪土地にするテクニックも行われている。[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]を採用するデッキでも[[カード名]]が異なることを利用するための併用がたまに見られる。 | |
− | *[[モミール・ベーシック]]は基本土地60枚でデッキを構築する[[フォーマット]] | + | *[[モミール・ベーシック]]は基本土地60枚でデッキを構築する[[フォーマット]]であるが、かつては基本氷雪土地を使用できなかった(現在は使用できる)。 |
− | *かつては[[雪かぶり]] | + | *かつては[[雪かぶり]]を持っていたため[[雪かぶり土地]]と呼ばれていたが、コールドスナップ発売に際し雪かぶりは氷雪に改められた。詳細については[[雪かぶり]]、[[雪かぶり土地]]を参照。 |
+ | *[[Secret Lair Drop Series]]においても、基本氷雪土地のみが収録されたセットが存在する([[Secret Lair Drop Series/2019年#Eldraine Wonderland|Eldraine Wonderland]]、[[Secret Lair Drop Series/2021年#PixelSnowLands.jpg|PixelSnowLands.jpg]])。 | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
*基本的なルールは[[基本土地]]を参照。 | *基本的なルールは[[基本土地]]を参照。 | ||
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− | *あくまでも[[平地/Plains]]などとは別のカードである。収録された[[カード・セット]]が使用できない[[フォーマット]] | + | *あくまでも[[平地/Plains]]などとは別のカードである。収録された[[カード・セット]]が使用できない[[フォーマット]]では使用できない。 |
+ | *[[スタンダード]]において、基本氷雪土地が使用可能でないにもかかわらず、[[デッキ]]内に基本氷雪土地を入れてしまった場合、それらはそれぞれ対応する通常の基本土地として扱われる。例えば、[[冠雪の平地/Snow-Covered Plains]]ならば[[平地/Plains]]として扱う。それが発見された時点で[[プレイヤー]]は通常の基本土地と交換しなければならないが、[[違反行為]]としては扱われない。これは[[基本セット2021]]発売に伴う[[マジック・イベント規定]]の更新によって追加されたルールである。 | ||
+ | **同ルールはスタンダードのみをサポートしている。他のフォーマットでは違反行為に当たるので注意。 | ||
*[[リミテッド]]では他の[[平地/Plains]]などの基本土地と違って支給されず、[[ブースターパック]]から出た分しか使えない。 | *[[リミテッド]]では他の[[平地/Plains]]などの基本土地と違って支給されず、[[ブースターパック]]から出た分しか使えない。 | ||
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*[[冠雪の山/Snow-Covered Mountain]] | *[[冠雪の山/Snow-Covered Mountain]] | ||
*[[冠雪の森/Snow-Covered Forest]] | *[[冠雪の森/Snow-Covered Forest]] | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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*[[ルーリング]] | *[[ルーリング]] |
2024年7月27日 (土) 15:01時点における最新版
基本氷雪土地/Basic Snow Landとは、特殊タイプの「基本」と「氷雪」を持つ土地、およびそれらのサイクル。
Snow-Covered Plains / 冠雪の平地
基本氷雪土地 — 平地(Plains)
基本氷雪土地 — 平地(Plains)
目次 |
[編集] 解説
冠雪の平地/Snow-Covered Plainsら5種はアイスエイジにて、冠雪の荒地/Snow-Covered Wastesはモダンホライゾン3にて初登場。冠雪の平地ら5種はコールドスナップとモダンホライゾンとカルドハイムで再録された。単体での性能は平地/Plainsなど通常の基本土地サイクルのそれと変わらないが、氷雪関連のシナジーを得ることができる。特に氷雪マナを得るための最も手軽な方法として重宝される。
アイスエイジとアライアンスには氷雪(当時の雪かぶり)を参照するカードがいくつか存在したが、メリットを持つカードはあまり強くなく、氷雪対策となるカードはそれなりに多かったので氷雪土地が使われることは少なかった。結局使うにしても使わないにしても、メリットもデメリットも微妙すぎたということだろう。
のちの再登場時には他にも多数の氷雪カードが追加され、さらに氷雪支援・氷雪依存のカードも強力になっている。当時より利便性が増したと言え、使用される頻度も高くなった。
エターナルでは汚れた契約/Tainted Pactでライブラリーをより深く掘り進めたり、対戦相手の予報/Predictの指定を外すために、デッキ内の基本土地の半分を基本氷雪土地にするテクニックも行われている。けちな贈り物/Gifts Ungivenを採用するデッキでもカード名が異なることを利用するための併用がたまに見られる。
- モミール・ベーシックは基本土地60枚でデッキを構築するフォーマットであるが、かつては基本氷雪土地を使用できなかった(現在は使用できる)。
- かつては雪かぶりを持っていたため雪かぶり土地と呼ばれていたが、コールドスナップ発売に際し雪かぶりは氷雪に改められた。詳細については雪かぶり、雪かぶり土地を参照。
- Secret Lair Drop Seriesにおいても、基本氷雪土地のみが収録されたセットが存在する(Eldraine Wonderland、PixelSnowLands.jpg)。
[編集] ルール
- 基本的なルールは基本土地を参照。
- 特殊タイプ「氷雪」を持つ発生源から生み出されたマナは氷雪マナである。詳細は氷雪マナの項を参照。
- あくまでも平地/Plainsなどとは別のカードである。収録されたカード・セットが使用できないフォーマットでは使用できない。
- スタンダードにおいて、基本氷雪土地が使用可能でないにもかかわらず、デッキ内に基本氷雪土地を入れてしまった場合、それらはそれぞれ対応する通常の基本土地として扱われる。例えば、冠雪の平地/Snow-Covered Plainsならば平地/Plainsとして扱う。それが発見された時点でプレイヤーは通常の基本土地と交換しなければならないが、違反行為としては扱われない。これは基本セット2021発売に伴うマジック・イベント規定の更新によって追加されたルールである。
- 同ルールはスタンダードのみをサポートしている。他のフォーマットでは違反行為に当たるので注意。
- リミテッドでは他の平地/Plainsなどの基本土地と違って支給されず、ブースターパックから出た分しか使えない。
[編集] 該当カード
- 冠雪の平地/Snow-Covered Plains
- 冠雪の島/Snow-Covered Island
- 冠雪の沼/Snow-Covered Swamp
- 冠雪の山/Snow-Covered Mountain
- 冠雪の森/Snow-Covered Forest
- 冠雪の荒地/Snow-Covered Wastes