戦墓の大群/Diregraf Horde
提供:MTG Wiki
(3人の利用者による、間の3版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
[[ETB]][[能力]]で[[腐乱]]つきの[[ゾンビ]]・[[トークン]]を2体[[生成]]するゾンビ。 | [[ETB]][[能力]]で[[腐乱]]つきの[[ゾンビ]]・[[トークン]]を2体[[生成]]するゾンビ。 | ||
− | [[マナレシオ]]で言うと、5[[マナ]]で実質7/ | + | [[マナレシオ]]で言うと、5[[マナ]]で実質7/8なので見た目上の合計[[マナレシオ]]はかなりのもの。ただしトークンは[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]できず、[[攻撃]]後に[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げられ]]てしまうため、[[戦場]]に残る[[クリーチャー]]としては5マナ3/4と頼れる数字とは言い難い。ゾンビが同時に3体[[戦場に出る]]ことを活かした[[シナジー]]を狙って活用したい。たとえば[[食糧庫のゾンビ/Larder Zombie]]などの[[タップ・アウトレット]]はこれ1枚で[[起動]]できるようになる。[[滅びし者の勇者/Champion of the Perished]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していれば一気に+3/+3。[[戯れ児の縫い師/Poppet Stitcher]]とも勿論相性は良く、1枚から2体のトークンが出るため、あと1体でもトークンを用意できればあちらが[[変身]]しゾンビ・トークン達が[[ペナルティ能力]]なしの3/3に化ける。 |
− | [[リミテッド]] | + | [[リミテッド]]では単純にクリーチャーの数が増えるため、硬直した盤面を動かせるようになる。[[墓地]]の[[カード]]を[[追放]]する能力も[[フラッシュバック]]や[[降霊]]が存在する環境では役立つ。[[踊り食い/Eaten Alive]]等への生け贄供給や上記のタップ・アウトレットシナジーにも使える、[[コモン]]ながら非常に強力な[[アドバンテージ]]獲得力を誇る一枚。 |
− | [[構築]]では[[穢れた敵対者/Tainted Adversary]]がETBの[[コスト]] | + | [[構築]]では[[穢れた敵対者/Tainted Adversary]]がETBの[[コスト]]を1回支払うだけで墓地対策以外ほぼ同じ効果を得られるため、[[二重屍/Necroduality]]シナジーの様な特別な理由がなければ柔軟性のあるあちらが優先されるだろう。 |
+ | |||
+ | *[[誘発型能力]]はトークン生成の[[立ち消え]]を防ぐため[[再帰誘発型能力]]になっている。トークンを生成し一旦[[解決]]した後、墓地のカードを[[対象]]にした能力が新たに[[スタック]]に置かれる。 | ||
==参考== | ==参考== |
2022年2月7日 (月) 04:49時点における最新版
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
戦墓の大群が戦場に出たとき、腐乱を持つ黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークン2体を生成する。そうしたとき、墓地にあるカード最大2枚を対象とする。それらを追放する。(腐乱を持つクリーチャーではブロックできない。それが攻撃したとき、戦闘終了時に、それを破壊する。)
3/4ETB能力で腐乱つきのゾンビ・トークンを2体生成するゾンビ。
マナレシオで言うと、5マナで実質7/8なので見た目上の合計マナレシオはかなりのもの。ただしトークンはブロックできず、攻撃後に生け贄に捧げられてしまうため、戦場に残るクリーチャーとしては5マナ3/4と頼れる数字とは言い難い。ゾンビが同時に3体戦場に出ることを活かしたシナジーを狙って活用したい。たとえば食糧庫のゾンビ/Larder Zombieなどのタップ・アウトレットはこれ1枚で起動できるようになる。滅びし者の勇者/Champion of the Perishedをコントロールしていれば一気に+3/+3。戯れ児の縫い師/Poppet Stitcherとも勿論相性は良く、1枚から2体のトークンが出るため、あと1体でもトークンを用意できればあちらが変身しゾンビ・トークン達がペナルティ能力なしの3/3に化ける。
リミテッドでは単純にクリーチャーの数が増えるため、硬直した盤面を動かせるようになる。墓地のカードを追放する能力もフラッシュバックや降霊が存在する環境では役立つ。踊り食い/Eaten Alive等への生け贄供給や上記のタップ・アウトレットシナジーにも使える、コモンながら非常に強力なアドバンテージ獲得力を誇る一枚。
構築では穢れた敵対者/Tainted AdversaryがETBのコストを1回支払うだけで墓地対策以外ほぼ同じ効果を得られるため、二重屍/Necrodualityシナジーの様な特別な理由がなければ柔軟性のあるあちらが優先されるだろう。