Noah Bradley
提供:MTG Wiki
(→不祥事) |
|||
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | '''Noah Bradley'''は、かつて[[マジック]]の[[カード]][[イラスト]]を手掛けていた[[アーティスト|イラストレーター]]。2020年に[[ウィザーズ社]]より断交を宣告され、以後現在に至るまでマジックとの係わりはない。 | + | '''Noah Bradley'''は、かつて[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の[[カード]][[絵|イラスト]]を手掛けていた[[アーティスト|イラストレーター]]。2020年に[[ウィザーズ社]]より断交を宣告され、以後現在に至るまでマジックとの係わりはない。 |
==概要== | ==概要== | ||
6行: | 6行: | ||
美しい自然の風景や破局的な災害の情景を描きだすことに定評があり、後述する不祥事の発覚までは多くのマジックプレイヤーがその力強く壮大な画風に魅了されていた。 | 美しい自然の風景や破局的な災害の情景を描きだすことに定評があり、後述する不祥事の発覚までは多くのマジックプレイヤーがその力強く壮大な画風に魅了されていた。 | ||
− | その壮大な画風からか、比較的高[[レアリティ]]のカードのアートを手掛けることが多く、[[神々の憤怒/Anger of the Gods]]や[[副陽の接近/Approach of the Second Sun]]など、当時の[[スタンダード]]や後に制定された[[パイオニア]]にて定番となったカードも多かった。 | + | その壮大な画風からか、比較的高[[稀少度|レアリティ]]のカードのアートを手掛けることが多く、[[神々の憤怒/Anger of the Gods]]や[[副陽の接近/Approach of the Second Sun]]など、当時の[[スタンダード]]や後に制定された[[パイオニア]]にて定番となったカードも多かった。 |
==不祥事== | ==不祥事== | ||
13行: | 13行: | ||
2020年6月21日、Bradleyは自身のTwitterアカウントにてそれらの告発が事実であると認め、謝罪文を掲載した<ref>[https://twitter.com/noahbradley/status/1274670378296774658 Noah Bradley Twitter] (2020年6月21日。現在はツイートは削除されている。)</ref>。 | 2020年6月21日、Bradleyは自身のTwitterアカウントにてそれらの告発が事実であると認め、謝罪文を掲載した<ref>[https://twitter.com/noahbradley/status/1274670378296774658 Noah Bradley Twitter] (2020年6月21日。現在はツイートは削除されている。)</ref>。 | ||
− | 2020年6月22日、ウィザーズ社は今後Bradleyにアートを依頼することはなく、既にリリースの準備ができているものを除き今後Bradleyの手掛けたアートが製品に再録されることもないことを表明した<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/statement-regarding-noah-bradley-2020-06-22 STATEMENT REGARDING NOAH BRADLEY] (ウィザーズオブザコースト公式サイト 2020年6月22日)</ref>。同年に発売された[[Magic: The Gathering Arena]]限定[[セット]]として発売された[[アモンケットリマスター]]においては、Bradleyがアートを手掛けていた[[副陽の接近/Approach of the Second Sun]]、[[大瀑布/Cascading Cataracts]]、[[黄昏+払暁/Dusk+Dawn]] | + | 2020年6月22日、ウィザーズ社は今後Bradleyにアートを依頼することはなく、既にリリースの準備ができているものを除き今後Bradleyの手掛けたアートが製品に再録されることもないことを表明した<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/statement-regarding-noah-bradley-2020-06-22 STATEMENT REGARDING NOAH BRADLEY] (ウィザーズオブザコースト公式サイト 2020年6月22日)</ref>。同年に発売された[[Magic: The Gathering Arena]]限定[[セット]]として発売された[[アモンケットリマスター]]においては、Bradleyがアートを手掛けていた[[副陽の接近/Approach of the Second Sun]]、[[大瀑布/Cascading Cataracts]]、[[黄昏+払暁/Dusk+Dawn]]の3枚が声明の通り新規アートで収録された。その後もBradleyがアートを手掛けたカードはイラストが新規アートと差し替えられて収録されたり、それ自体が収録から除外される等の措置が行われ続けている。 |
==手がけた有名なカード== | ==手がけた有名なカード== | ||
30行: | 30行: | ||
*{{WHISPER検索/絵師|Noah+Bradley|Noah Bradley}} | *{{WHISPER検索/絵師|Noah+Bradley|Noah Bradley}} | ||
*[[実在の人物]] | *[[実在の人物]] | ||
− | [[Category:イラストレーター| | + | [[Category:イラストレーター|Noah Bradley]] |
2022年3月23日 (水) 09:49時点における最新版
Noah Bradleyは、かつてマジックのカードイラストを手掛けていたイラストレーター。2020年にウィザーズ社より断交を宣告され、以後現在に至るまでマジックとの係わりはない。
目次 |
[編集] 概要
基本セット2013の基本土地サイクルのイラストを手掛けたことでマジックのイラストレーターとしてデビュー。
美しい自然の風景や破局的な災害の情景を描きだすことに定評があり、後述する不祥事の発覚までは多くのマジックプレイヤーがその力強く壮大な画風に魅了されていた。
その壮大な画風からか、比較的高レアリティのカードのアートを手掛けることが多く、神々の憤怒/Anger of the Godsや副陽の接近/Approach of the Second Sunなど、当時のスタンダードや後に制定されたパイオニアにて定番となったカードも多かった。
[編集] 不祥事
ある時期より、SNSにて複数の女性アーティストや女性のマジックプレイヤー等から、Bradleyの不適切な性関係についての告発が相次いだ。
2020年6月21日、Bradleyは自身のTwitterアカウントにてそれらの告発が事実であると認め、謝罪文を掲載した[1]。
2020年6月22日、ウィザーズ社は今後Bradleyにアートを依頼することはなく、既にリリースの準備ができているものを除き今後Bradleyの手掛けたアートが製品に再録されることもないことを表明した[2]。同年に発売されたMagic: The Gathering Arena限定セットとして発売されたアモンケットリマスターにおいては、Bradleyがアートを手掛けていた副陽の接近/Approach of the Second Sun、大瀑布/Cascading Cataracts、黄昏+払暁/Dusk+Dawnの3枚が声明の通り新規アートで収録された。その後もBradleyがアートを手掛けたカードはイラストが新規アートと差し替えられて収録されたり、それ自体が収録から除外される等の措置が行われ続けている。
[編集] 手がけた有名なカード
- 神々の憤怒/Anger of the Gods(イラスト)
- 副陽の接近/Approach of the Second Sun(イラスト)
- 地平線の梢/Horizon Canopy(アイコニックマスターズ版)(イラスト)
- ウルザの殲滅破/Urza's Ruinous Blast(イラスト)ほかドミナリアの伝説のソーサリーサイクル
- 豊穣の力線/Leyline of Abundance(イラスト)ほか基本セット2020の力線サイクル
[編集] 脚注
- ↑ Noah Bradley Twitter (2020年6月21日。現在はツイートは削除されている。)
- ↑ STATEMENT REGARDING NOAH BRADLEY (ウィザーズオブザコースト公式サイト 2020年6月22日)