血に呪われた者、オドリック/Odric, Blood-Cursed
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*日本語版では、{{Gatherer|id=542697|通常版}}および{{Gatherer|id=545443|ショーケース版}}の両方において[[注釈文]]に[[誤植]]があり、「それぞれ」が「'''ぞ'''れぞれ」となっている。 | *日本語版では、{{Gatherer|id=542697|通常版}}および{{Gatherer|id=545443|ショーケース版}}の両方において[[注釈文]]に[[誤植]]があり、「それぞれ」が「'''ぞ'''れぞれ」となっている。 | ||
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+ | *ストーリー上で人気のあるキャラクターでありながら非常に扱いづらい[[カスレア]]となってしまっており、公式記事でも[[イニストラード:真紅の契り]]の反省点の一つに挙げられている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/state-design-2022-2022-08-01 State of Design 2022]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036207/ デザイン演説2022]([[Making Magic]] [[2022年]]8月1日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
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詳細は[[オドリック/Odric]]を参照。 | 詳細は[[オドリック/Odric]]を参照。 | ||
+ | *初期構想では彼でなく[[サリア/Thalia]]が吸血鬼となる予定であった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-ends-innistrad-crimson-vow-part-2-2021-12-13 Odds & Ends – Innistrad: Crimson Vow, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035679/ こぼれ話:『イニストラード:真紅の契り』 その2](Making Magic [[2021年]]12月13日 Mark Rosewater著)</ref>。 | ||
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2022年8月15日 (月) 07:01時点における最新版
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 兵士(Soldier)
血に呪われた者、オドリックが戦場に出たとき、血(Blood)トークンX個を生成する。Xは、飛行、先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、威迫、到達、トランプル、警戒の中であなたがコントロールしているクリーチャーが持つ能力の種類数に等しい。(各能力はそれぞれ1回のみ数える。)
3/3イニストラード:真紅の契りで再登場したオドリック/Odric。背景ストーリーを反映して吸血鬼・兵士となり本来の白に吸血鬼の赤が追加された。
ETBで自分のクリーチャーが持つ特定の常磐木キーワード能力の数に応じて血・トークンを生成する。月皇の司令官、オドリック/Odric, Lunarch Marshalを意識しつつ、吸血鬼らしく変化させた能力といえる。
しかし現実的には、「ETBで血をいくつか生成する3マナ3/3準バニラ」であり、カードパワーの低さは否めない。やり方によっては他に類を見ないほど大量の血を得られるためコンボの余地はあるのだが、そのためには多数のクリーチャーを並べる下準備が必要で、さらに並べた血を使って何かをする手段も同時に用意せねばならず、コンボパーツが多くなりすぎるうえに除去などで妨害もされやすいため安定感が低い。準備が整ってから唱える必要があるため3マナという軽さが特に強みになっていないことや、血を利用するカードが多い黒を含まないのも難点。
リミテッドでは除去が構築よりも少ないため妨害されづらく、また血もルーターとして便利であるため、構築よりも使いやすい。赤白は戦闘向きのキーワード能力を得手としているため、そこまで意識せずとも序盤から2個程度、中盤以降は4個程度は狙えるだろう。とはいえカードの基本スペック自体は3マナ3/3とコモンレベルに過ぎない事実に変わりはなく、レアとしては頼りない部類。
ジョニー心をくすぐるカードであることは間違いなく、スタンダードに同居する天使火の覚醒/Angelfire Ignition、長所食い/Eater of Virtue、ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ/Jinnie Fay, Jetmir's Secondなどとのコンボが試されているが、安定性の問題からファンデッキの域に留まっている。
- ストーリー上で人気のあるキャラクターでありながら非常に扱いづらいカスレアとなってしまっており、公式記事でもイニストラード:真紅の契りの反省点の一つに挙げられている[1]。
[編集] 関連カード
- 熟練の戦術家、オドリック/Odric, Master Tactician
- 月皇の司令官、オドリック/Odric, Lunarch Marshal
- 血に呪われた者、オドリック/Odric, Blood-Cursed
[編集] サイクル
イニストラード:真紅の契りのレアの2色の伝説のクリーチャーサイクル。
- 復讐に燃えた犠牲者、ドロテア/Dorothea, Vengeful Victim - ドロテアの報復/Dorothea's Retribution(白青)
- 魅せられた花婿、エドガー/Edgar, Charmed Groom - エドガー・マルコフの棺/Edgar Markov's Coffin(白黒)
- 流城のルノ/Runo Stromkirk - 深遠の王、クロサス/Krothuss, Lord of the Deep(青黒)
- 苛まれし預言者、エルス/Eruth, Tormented Prophet(青赤)
- 面汚しの乙女、エインジー/Anje, Maid of Dishonor(黒赤)
- ラトスタイン翁/Old Rutstein(黒緑)
- 結ばれた者、ハラナとアレイナ/Halana and Alena, Partners(赤緑)
- 血に呪われた者、オドリック/Odric, Blood-Cursed(赤白)
- 天使の拳、トーレンズ/Torens, Fist of the Angels(緑白)
- 雑食するもの、グロルナク/Grolnok, the Omnivore(緑青)
[編集] ストーリー
ヘンリカ・ダムナティ/Henrika Domnathiに血を流し込まれ、吸血鬼/Vampireと化してしまったオドリック/Odric。
詳細はオドリック/Odricを参照。
- 初期構想では彼でなくサリア/Thaliaが吸血鬼となる予定であった[2]。
[編集] 脚注
- ↑ State of Design 2022/デザイン演説2022(Making Magic 2022年8月1日 Mark Rosewater著)
- ↑ Odds & Ends – Innistrad: Crimson Vow, Part 2/こぼれ話:『イニストラード:真紅の契り』 その2(Making Magic 2021年12月13日 Mark Rosewater著)