オリヴィアの付き人/Olivia's Attendants
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2023年11月18日 (土) 20:30時点における最新版
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
威迫
オリヴィアの付き人がダメージを与えるたび、その点数に等しい数の血(Blood)トークンを生成する。(それらは「(1),(T),カード1枚を捨てる,このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
(2)(赤):クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。オリヴィアの付き人はそれに1点のダメージを与える。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
やや重いが6マナ6/6威迫とマナレシオは良い。またマナだけで起動できる回数制限のないティム能力を持ち、当然これによるダメージでも血トークンが生成される。炎族の火吐き/Flamekin Spitfireなどを考えれば3マナにつき1点ダメージは効率がよいため、生き残ればボード・コントロールを任せられる。特に除去の少ないリミテッドであれば、対戦相手が手をこまねいている間に小型クリーチャーを一掃した挙句、本体まで焼いてしまう強力なエンドカード。もちろん吸血鬼シナジーも利用でき、手軽に、かつ大量の血トークンを生成できるため眠れぬ求血者/Restless Bloodseekerなどの本領も発揮しやすい。ティム能力だけでも初手ピック級のボムレアと呼べる存在。
構築でもやはり血トークンや吸血鬼を用いた部族デッキに採用することになるだろうが、リミテッドに比べゲームスピードは格段に早く、また除去耐性を持たない点が目につくようになる。タフネスが高いので火力や戦闘ダメージには強いとはいえ、白や黒が得意とする確定除去、青のバウンスや打ち消しには非常に弱い。唱えるために6マナかかる以上、そのターンにティム能力を起動するのも難しく、早期に対処されてしまうとテンポ・アドバンテージを失いやすい。