ブーンズ

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5つそれぞれに亜種が存在するが、暗黒の儀式は性質上[[リメイク]]を頻繁に出しづらく、[[色の役割]]において[[マナ加速]]が[[赤]]に移ったこともあり亜種が少ない。Ancestral Recallと稲妻はそれぞれ1マナの[[呪文]]として(あるいは「3つ分」の何かを生み出す呪文として)適切に調整された[[下位互換]]が多数作られている。またマジック最初期のカードでありながら、最弱とされる治癒の軟膏も含めいずれも[[上位互換]]は現れていないことも特徴である。
 
5つそれぞれに亜種が存在するが、暗黒の儀式は性質上[[リメイク]]を頻繁に出しづらく、[[色の役割]]において[[マナ加速]]が[[赤]]に移ったこともあり亜種が少ない。Ancestral Recallと稲妻はそれぞれ1マナの[[呪文]]として(あるいは「3つ分」の何かを生み出す呪文として)適切に調整された[[下位互換]]が多数作られている。またマジック最初期のカードでありながら、最弱とされる治癒の軟膏も含めいずれも[[上位互換]]は現れていないことも特徴である。
  
*[[マナ総量]]を揃えても[[効果]]が異なればカードパワーが大きく変わってしまうことを示した典型例。のちに作られたサイクルでは反省が活かされており、サイクル中の1~2枚が突出して[[トーナメント]]シーンで活躍することはあっても、このブーンズほどに大きな差が出たことはない。サイクルという概念をこの世にもたらしたことまで含め、TCG史上における非常に大きな役割を果たしていると言える。
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*[[マナ総量]]を揃えても[[効果]]が異なればカードパワーが大きく変わってしまうことを示した典型例。のちに作られたサイクルでは反省が活かされており、サイクル中の1~2枚が突出して[[トーナメント]]シーンで活躍することはあっても、このブーンズほどに大きな差が出たことはない。サイクルという概念をこの世にもたらしたことまで含め、[[トレーディングカードゲーム]]史上における非常に大きな役割を果たしていると言える。
 
*[[次元の混乱]]では、このブーンズをベースにして[[粗暴な力/Brute Force]]と[[治癒の葉/Healing Leaves]]が[[タイムシフト#次元の混乱のタイムシフト|タイムシフト]]している。
 
*[[次元の混乱]]では、このブーンズをベースにして[[粗暴な力/Brute Force]]と[[治癒の葉/Healing Leaves]]が[[タイムシフト#次元の混乱のタイムシフト|タイムシフト]]している。
  

2023年1月16日 (月) 15:36時点における最新版

ブーンズ(Boons)は、リミテッド・エディションに収録されたインスタントサイクルの通称。古い英語で「祈り」や「恩恵」といった意味を表す(Wiktionary:en:boon)。


Lightning Bolt / 稲妻 (赤)
インスタント

クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。稲妻はそれに3点のダメージを与える。


マジック史上初のサイクルの1つ。いずれも1マナで、3つ分の何かを発生させる。

それぞれ各の特徴をよく表しているがそのカードパワーには大きなばらつきがあり、強力なものからAncestral Recall > 暗黒の儀式 > 稲妻 > 巨大化 > 治癒の軟膏、の順とされている。この中で巨大化が最もパワーバランスの取れたカードだとされており、実際に本流のセットへの再録回数は巨大化が最も多い。

特にAncestral Recalは格別でパワー9の一員に数えられており、また再録禁止カードに指定されている。他はたびたび再録されていたが、カードパワーで3位とされる稲妻が1995年第4版を最後に皆勤賞を逃した一方で、2位とされる暗黒の儀式は1999年メルカディアン・マスクスまで大型エキスパンションの常連であり続けた。その後しばらく両者ともに本流のセットへの再録がされない時期が続くが、稲妻が基本セット2010基本セット2011で再登場するなど、各カードの位置付けは時代とともに移ろっていると言える。

5つそれぞれに亜種が存在するが、暗黒の儀式は性質上リメイクを頻繁に出しづらく、色の役割においてマナ加速に移ったこともあり亜種が少ない。Ancestral Recallと稲妻はそれぞれ1マナの呪文として(あるいは「3つ分」の何かを生み出す呪文として)適切に調整された下位互換が多数作られている。またマジック最初期のカードでありながら、最弱とされる治癒の軟膏も含めいずれも上位互換は現れていないことも特徴である。

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