ウルザの鉱山/Urza's Mine

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(10人の利用者による、間の19版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Urza's Mine}}
 
{{#card:Urza's Mine}}
 +
''WHISPERのテキストでは[[タイプ行]]が正常に表示されていません。[[土地タイプ]]は「ウルザの(Urza’s)・鉱山(Mine)」です。''
  
[[ウルザランド]]の1つ。他の2つのウルザランドが揃うと、生み出す[[マナ]]が増える。
+
[[ウルザランド]]の1つ。[[ウルザの魔力炉/Urza's Power Plant]]、[[ウルザの塔/Urza's Tower]]を揃えると、生み出す[[マナ]]が増える。
  
*この[[カード]]のイラストを依頼された時、[[Anson Maddocks]]は「鉱山」(excavation '''mine''')ではなく、「地雷」(land '''mine''')の絵を提出した。
+
性能・[[ルール]]などに関しては[[ウルザランド]]の項を参照のこと。
 +
 
 +
*他の2つのウルザランドと同じく、初出の[[アンティキティー]]では[[絵|イラスト]]違いのバージョン4種が存在する。これら4種のイラストは、そのイラストに描かれている内容からそれぞれ、{{Gatherer|id=1080|'''Sphere(球)'''}}、{{Gatherer|id=1081|'''Mouth(口)'''}}、{{Gatherer|id=1082|'''Pulley(滑車)'''}}、{{Gatherer|id=1083|'''Tower(塔)'''}}と俗に呼び分けされている。描かれているイラストの内容は全部バラバラだが、実は意外にも4つとも全て[[Anson Maddocks]]氏、たった1人の[[アーティスト]]の手によるものである。
 +
**この[[カード]]のイラストを依頼された時、アーティストのAnson Maddocks氏は「鉱山」(excavation '''mine''')ではなく、「地雷」(land '''mine''')の絵を提出してしまったのだとか。
 +
*[[クロニクル]]への[[再録]]の際、これら{{Gatherer|id=2888|''Sphere(球)''}}、{{Gatherer|id=2889|''Mouth(口)''}}、{{Gatherer|id=2890|''Pulley(滑車)''}}、{{Gatherer|id=2891|''Tower(塔)''}}のバージョン4種全てが収録されるというなんとも贅沢な仕様で再録された。しかも、アンティキティー時より若干色濃く印刷されるという粋な修正が施されており、特にこの修正のおかげで''Tower(塔)''のイラストは背景の青空の麗らかさが際立つものとなった。
 +
*[[第5版]]にも再録されたが、さすがにこの時のイラストは{{Gatherer|id=4192|Sphere(球)バージョン}}1種類のみの収録である。
 +
*[[第8版]]再録の際、[[タイプ行]]に[[土地タイプ]]([[ウルザの|ウルザの/Urza's]]・鉱山/Mine)が印刷されるようになる。また、この際{{Gatherer|id=45464|新規イラスト}}も与えられており、そのイラスト内容は上記「Sphere(球)」のものを強く意識したものとなっている。しかし、これまで書かれ続けてきた[[フレイバー・テキスト]]は無くなった。同時に、[[稀少度|レアリティ]]が[[コモン]]から[[アンコモン]]へ格上げとなった。
 +
*[[第9版]]では第8版から引き続き再録されたが、イラストがまた{{Gatherer|id=83314|新規のもの}}になった。第9版に再録されたウルザランドで、イラストが変更されたのはこれのみ。
 +
*アンティキティー収録の[[カード]]には[[カード名]]、[[テキスト]]中、フレイバーテキスト中、つまり、カードのどこかにほぼ必ず「[[アーティファクト|''Artifact'']]」の単語が記述されている。これと[[ウルザの塔/Urza's Tower]]、および[[露天鉱床/Strip Mine]]の3枚のみが例外<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/651251902212947968/hey-mark-its-my-birthday-can-you-tell-me Hey Mark it's my birthday can you tell me...]([[Blogatog]] [[2021年]]5月15日 [[Mark Rosewater]]のブログ)</ref>。
 +
**誤信しがちだが、後に示す通りクロニクル以降の日版のフレーバーテキストにある「大アーティファクト時代」は"''the days of the artificers''"の訳であり、原語では''Artifact''の表記はない。
 +
*[[Magic Online]]にて、[[基本セット2019]]導入後の[[Treasure Chest]]に新規[[イラスト]]で収録された<ref>[https://web.archive.org/web/20220927014312/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/core-set-2019-comes-magic-online-july-6-2018-06-28 Core Set 2019 Comes to Magic Online July 6](Feature 2018年6月28日)</ref>。
 +
*[[ダブルマスターズ]]の[[ダブルマスターズ#ボックストッパー|ボックストッパー]]版{{Gatherer|id=491531}}は、同じく[[ボックストッパー]]版の[[解放された者、カーン/Karn Liberated]]と他の[[ウルザランド]]と合わせて1枚のパノラマイラストだったものを分割している<ref>[https://media.magic.wizards.com/images/wallpaper/karn-urza-panorama_2xm_2560x1600_wallpaper.jpg 壁紙(2560x1600)]([[Daily MTG]] 2020年8月5日)</ref>。
 +
 
 +
==ストーリー==
 +
'''ウルザの鉱山/Urza's Mine'''は、[[兄弟戦争/Brothers' War]]時代([[AR]]20年頃からAR64年)の[[ドミナリア/Dominaria]]の[[テリシア/Terisiare]]大陸に、[[ウルザ/Urza]]の率いる軍によって、軍のために複数建造された施設。
 +
 
 +
{{フレイバーテキスト|Mines became common as cities during the days of the artificers.||}}
 +
{{フレイバーテキスト|大アーティファクト時代には、鉱山は都市と同じくらいありふれたものとなった。||アンティキティー、クロニクル、第5版}}
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
10行: 28行:
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/0703 Card of the Day 07/07/2003] ([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200307.shtml 邦訳])
+
<references />
*[[複数マナを出せる土地カード]]
+
*[https://web.archive.org/web/20060321161812/http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/0703 Card of the Day 07/01/2003(Internet Archive)]([[Daily MTG]] 2003年7月)
 +
**[https://web.archive.org/web/20211208054947/http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200307.shtml Card of the Day (2003/07)](個人サイト「Abominable Empire」 上記記事の邦訳)
 +
*[[複数マナを出せる土地カード]]([[機能別カードリスト]])
 
*[[The Top 50 Nonbasic Lands]] 第48位
 
*[[The Top 50 Nonbasic Lands]] 第48位
 
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[コモン]]2(2種類)、[[コモン]]1(2種類)
 
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[コモン]]2(2種類)、[[コモン]]1(2種類)
18行: 38行:
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:クロニクル]] - [[コモン]]1
 
*[[カード個別評価:クロニクル]] - [[コモン]]1
 +
*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:ダブルマスターズ]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[基本土地]]枠(4種類)
 +
__NOTOC__
 +
[[Category:テキストが正常でないカード]]

2023年7月26日 (水) 01:50時点における最新版


Urza's Mine / ウルザの鉱山
土地 — (Urza’s) 鉱山(Mine)

(T):(◇)を加える。あなたがウルザの(Urza's)・魔力炉(Power-Plant)とウルザの・塔(Tower)をコントロールしているなら、代わりに(◇)(◇)を加える。


WHISPERのテキストではタイプ行が正常に表示されていません。土地タイプは「ウルザの(Urza’s)・鉱山(Mine)」です。

ウルザランドの1つ。ウルザの魔力炉/Urza's Power Plantウルザの塔/Urza's Towerを揃えると、生み出すマナが増える。

性能・ルールなどに関してはウルザランドの項を参照のこと。

[編集] ストーリー

ウルザの鉱山/Urza's Mineは、兄弟戦争/Brothers' War時代(AR20年頃からAR64年)のドミナリア/Dominariaテリシア/Terisiare大陸に、ウルザ/Urzaの率いる軍によって、軍のために複数建造された施設。

Mines became common as cities during the days of the artificers.
大アーティファクト時代には、鉱山は都市と同じくらいありふれたものとなった。
(出典:アンティキティー、クロニクル、第5版)

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

アンティキティーウルザランドサイクル。3種類揃うと2マナウルザの塔/Urza's Towerのみ3マナ)、計7マナを生み出すようになる。ウルザトロンキーカードである。

MTGアリーナではカード・セットに収録されていないが、ウルザの建築ドローン/Urza's Construction Droneの能力で創出できる。

[編集] 参考

  1. Hey Mark it's my birthday can you tell me...(Blogatog 2021年5月15日 Mark Rosewaterのブログ)
  2. Core Set 2019 Comes to Magic Online July 6(Feature 2018年6月28日)
  3. 壁紙(2560x1600)(Daily MTG 2020年8月5日)
MOBILE