アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre
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*探検から[[全体除去]]までが能力の[[解決]]として行われる。探検の結果を見てから[[プレイヤー]]が何か[[対応]]する機会は無い。 | *探検から[[全体除去]]までが能力の[[解決]]として行われる。探検の結果を見てから[[プレイヤー]]が何か[[対応]]する機会は無い。 | ||
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*能力の解決前にアマリア・べナヴィデス・アギーレが[[戦場]]を離れていた場合、[[最後の情報]]を参照する。つまり戦場を離れる直前のパワーが20なら、探検の結果に関わらず全体除去が行われる。 | *能力の解決前にアマリア・べナヴィデス・アギーレが[[戦場]]を離れていた場合、[[最後の情報]]を参照する。つまり戦場を離れる直前のパワーが20なら、探検の結果に関わらず全体除去が行われる。 | ||
+ | *アマリアのパワー21以上になり、自身の能力が[[野茂み歩き/Wildgrowth Walker]]などにより[[無限ループ]]を起こしている場合、探検されたカードを[[ライブラリーの一番上]]に置くとループの継続が確定してしまう。したがって、{{CR|{{その他のルールのCR番号|行動の省略}}.3}}およびに[https://mtg-jp.com/gameplay/rules/docs/0006837/ マジック・イベント規定4.4]に基づいて以下のような挙動を示す<ref>[https://x.com/HanweirGarrison/status/1734942839409168655?s=20 @HanweirGarrison](レベル2[[ジャッジ]]によるフローチャート)</ref>。 | ||
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+ | #規定回数のライブラリーの一番上に置く処理を行った後、アマリアのコントローラーが何らかの介入をするか決める。介入するならその行動の後1.に戻り、そうでなければ3.に進む。 | ||
+ | #アマリアのコントローラーは探検した土地すべてを手札に、土地でないカードすべてを墓地に置く。 | ||
+ | #他のプレイヤーが介入の意志を見せなければ、選択不可能な無限ループで引き分けが成立する。 | ||
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==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | '''アマリア・べナヴィデス・アギーレ'''/''Amalia Benavides Aguirre''は、 | + | '''アマリア・べナヴィデス・アギーレ'''/''Amalia Benavides Aguirre''は、[[イクサラン/Ixalan]]の女王湾会社/The Queen's Bay Companyに所属する[[吸血鬼/Vampire#イクサラン|吸血鬼/Vampire]]。地図を用いた魔法を扱う。 |
詳細は[[アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre (ストーリー)]]を参照。 | 詳細は[[アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre (ストーリー)]]を参照。 | ||
+ | ==脚注== | ||
+ | <references/> | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[リセットカード]]([[機能別カードリスト]]) | ||
*[[カード個別評価:イクサラン:失われし洞窟]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:イクサラン:失われし洞窟]] - [[レア]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2024年8月27日 (火) 10:11時点における最新版
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) スカウト(Scout)
護法 ― 3点のライフを支払う。
あなたがライフを得るたび、アマリア・べナヴィデス・アギーレは探検を行う。その後、これのパワーがちょうど20であるなら、これでないすべてのクリーチャーを破壊する。(このクリーチャーが探検を行うとは、「あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それが土地なら、そのカードをあなたの手札に加える。そうでないなら、このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。その後、そのカードを戻すかあなたの墓地に置く。」ということである。)
ライフを得るたびに探検を行い、パワーがちょうど20のとき他のすべてのクリーチャーを破壊する伝説の吸血鬼・スカウト。
性質としてはアジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemateのような、ライフを得るたびに強化されるクリーチャーに近い。特に多色の伝説でライブラリー操作が付属するという点では月の踊り手、トレラッサーラ/Trelasarra, Moon Dancerと近しいものがある。探検のため強化に確実性はないが、魂の管理人/Soul Warden系カードなどで誘発回数を稼げば土地でないカードに辿り着きやすいため、あまり問題にはなりにくい。
特筆すべき点として、野茂み歩き/Wildgrowth Walkerとの無限ループがある。どちらかの能力が一度誘発すると互いに誘発しあい無限ループとなるが、アマリアのパワーが20に達した所で野茂み歩きが消し飛ばされて中断される。この時点でアマリアが攻撃可能であれば、ブロッカーも排除されているためそのまま攻撃してゲームエンドに持ち込める。アマリアのパワーが21以上の時に再度野茂み歩きを誘発させると今度こそ選択肢の無い無限ループで引き分けになるが、裏を返せば追い詰められていてもこの状況を作ればゲームを仕切り直しにできるということでもある。
- 対戦相手にこの無限コンボを決められそうな場合、巨大化/Giant Growthなどの強化でアマリアのパワーを19以下から21以上にスキップさせれば全体除去を避けられる(上述の無限ループに陥る)。この時、インスタント・タイミングで相手にドローさせる手段があればアマリア側を敗北させることも可能(ループ時の正確な挙動については下記ルール欄にて)。
パイオニアでは登場直後から上記の野茂み歩きと組み合わせたコンボデッキ、アブザン探検が結果を残している。回復要員として月皇の古参兵/Lunarch Veteran、裕福な亭主/Prosperous Innkeeperが組み込まれた、ソウルシスターズ的な構成になっていることが多い。
[編集] ルール
- 能力の誘発条件はライフ#イベントを参照。
- 探検から全体除去までが能力の解決として行われる。探検の結果を見てからプレイヤーが何か対応する機会は無い。
- パワー20のとき、さらに探検して土地を手札に加えたなら、やはり全体除去を行う。
- 能力の解決前にアマリア・べナヴィデス・アギーレが戦場を離れていた場合、最後の情報を参照する。つまり戦場を離れる直前のパワーが20なら、探検の結果に関わらず全体除去が行われる。
- アマリアのパワー21以上になり、自身の能力が野茂み歩き/Wildgrowth Walkerなどにより無限ループを起こしている場合、探検されたカードをライブラリーの一番上に置くとループの継続が確定してしまう。したがって、CR:727.3およびにマジック・イベント規定4.4に基づいて以下のような挙動を示す[1]。
- アマリアのコントローラーは「ライブラリーの一番上に置く」という処理を何回行うかを決める。
- 規定回数のライブラリーの一番上に置く処理を行った後、アマリアのコントローラーが何らかの介入をするか決める。介入するならその行動の後1.に戻り、そうでなければ3.に進む。
- アマリアのコントローラーは探検した土地すべてを手札に、土地でないカードすべてを墓地に置く。
- 他のプレイヤーが介入の意志を見せなければ、選択不可能な無限ループで引き分けが成立する。
[編集] 禁止指定
2024年8月26日付でパイオニアにて禁止カードに指定された。上記のアブザン探検においていつでも引き分けを引き起こせる点、及びコンボの強靭さが問題視された[2]。
[編集] ストーリー
アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirreは、イクサラン/Ixalanの女王湾会社/The Queen's Bay Companyに所属する吸血鬼/Vampire。地図を用いた魔法を扱う。
詳細はアマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre (ストーリー)を参照。
[編集] 脚注
- ↑ @HanweirGarrison(レベル2ジャッジによるフローチャート)
- ↑ August 26, 2024, Banned and Restricted Announcement/2024年8月26日 禁止制限告知(Daily MTG 2024年8月26日)