霧衣の究極体/Mistform Ultimus

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すべての[[クリーチャー・タイプ]]を持つ[[クリーチャー]]。
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すべての[[クリーチャー・タイプ]]を持つ[[伝説のクリーチャー]]。
<!-- 新[[エキスパンション]]が登場する度にこんなにも[[特性]]が変わるクリーチャーはこれくらいだろう。 -->
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新[[多相|エキスパンション]]が登場する度にこんなにも[[特性]]が変わるクリーチャーはこれくらいだ……ったのだが、[[ローウィン]]でまさかの[[キーワード能力]]化。
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当初は[[レジェンド]]でもあったが、現在は代わりに[[伝説のクリーチャー]]になっている。→ [[レジェンド・ルール]]
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あらゆる[[タイプ的カード]]と組み合わせることが出来る奇妙な[[カード]]。新[[エキスパンション]]が登場する度にこんなにも[[特性]]が変わるクリーチャーはこれくらい……だったのだが、[[ローウィン]]にてこれと全く同じ性質を持つ[[多相]]という[[キーワード能力]]が定義され、以降同じく特性が変わるクリーチャーが多数出現することに。ただしこれ自身の[[ルール文章]]は多相に改められていない。
[[カード]]に書かれている「[[イリュージョン]]」はただの雰囲気づけであり、意味はない。
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*この能力は[[特性定義能力]]なので、どの[[領域]]でも機能する。
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青の4マナ3/3は[[リミテッド]]なら悪くない性能であり、[[オンスロート・ブロック]]であればタイプ的カードとの相乗効果も期待できる。しかしながら、クリーチャー・タイプ以外については[[バニラ]]でしかないため、[[構築]]なら自分が使うタイプ的カードや、あるいは多相持ちの、もっと性能の良いクリーチャーを使うべきだろう。
*[[壁]]でもあるが、[[防衛]]を持っていないので[[攻撃]]に参加できる。
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**ルール改訂により2番目にあった能力(壁でないかのように攻撃に参加できる)がなくなり、[[文章変更効果]]との奇妙な相互作用は排除された。真にデザインの意図通りのカードになれたといえる。
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*[[謙虚/Humility]]で能力を失わせても依然としてすべてのクリーチャー・タイプである。なぜなら、この能力は第4種なので、第5種である謙虚の能力より常に先に適用されるからである。→ [[種類別]]
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クリーチャー・タイプを参照するカードとはことごとく相互作用を引き起こす。
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*現存するクリーチャー・タイプの一覧は、下記[[総合ルール]]や[[クリーチャー・タイプ解説]]の項目を参照のこと。
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*[[カルドハイム]]では、[[上位互換]]となる[[万物の姿、オルヴァール/Orvar, the All-Form]]が登場した。
  
*[[生け贄に捧げる|最上位/Alpha Status]]や[[風土病/Endemic Plague]]との相性がよい。こいつにつけたり[[生け贄に捧げ]]たりすれば、大きな効果が望める。
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==ルール==
逆に[[旗印/Coat of Arms]]や[[今田の旗印/Konda's Banner]]は、こいつばかり成長して[[全体強化]]としての効果が薄い、[[対戦相手]]のクリーチャーも確実に強化してしまう、とあまり相性がいいとは言えないだろう。
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[[特性定義能力]]に関するルールやカードの利用方法については、[[多相]]を参照のこと。
<!-- ↑?
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普通に相性いいのでは?
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相手がコントロールする、クリーチャー・タイプを持つクリーチャーもこれのおかげで強化されるからでは?
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旗印の場合、すべてのクリーチャー・タイプを持つからといって+100/+100とか非常識な修整は受けない、という事も暗にほのめかしているとか。 -->
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*究極の[[スリヴァー]]というコラムがあったが、スリヴァーデッキに入れるならば得てして[[クローン/Clone]]の方がいいことが多い。
+
  
[[レベル]][[傭兵]][[リクルート]]できたり[[エルフのチャンピオン/Elvish Champion]]などの各種[[ロード]]で強化されたりもする。
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*カードの[[クリーチャー・タイプ]]の欄には[[イリュージョン]][[レギオン]]版は[[イリュージョン]][[レジェンド (クリーチャー・タイプ)|レジェンド]])と書かれているが、雰囲気付けに過ぎない。ここに書いてあろうがなかろうが、自身の能力により、すべてのクリーチャー・タイプである。
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**イリュージョンであるのは、[[霧衣]][[サイクル]]と統一するためであろう。またレジェンドに関しては、[[レジェンド・ルール]]の制約を受けることをわかりやすくするためと思われる。
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*登場当初のルールでは、レジェンドと[[壁]]にはそれぞれ固有ルールがあった。現在ではそれらが廃止されたため、それに合わせてこのカードの[[オラクル]]に変更が加えられている。
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**レジェンドでなくなった代わりに、伝説のクリーチャーになった。引き続きレジェンド・ルールの影響を受けるため、挙動自体は変わっていない。
 +
**登場時は「壁は[[攻撃]]に参加できない」というルールがあったため、2番目の能力として「壁でない[[かのように]]攻撃に参加できる」という能力を持っていた。[[神河物語]]でのルール改訂によりこの能力は不要となったので削除された。
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***登場時は2番目の能力の「壁」の部分を[[文章変更効果]]で「それ以外の適当なクリーチャー・タイプ」に書き換えると、「壁は攻撃に参加できない」の制約を再び受けてしまった。改訂により問題が解消され、[[ルール文章]]も挙動もスリムになった。
  
*稀に[[果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero]]からでてくるなど、意外なところで登場するので油断大敵である。
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==ジョーク==
<!-- →[[http://www.hobbyjapan.co.jp/gamegather/kobako/kobako_06.shtml|ぎゃざの小箱]](リンク切れ)
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さまざまなクリーチャー・タイプを持つため、しばしばジョークのネタになる。例えば、「[[ミュータント]](Mutant)かつ[[忍者]](Ninja)かつ[[海亀]](Turtle)」なので、アメコミで有名な『[[Wikipedia:ja:ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ|ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ]]』になぞらえられたりしていた。他にも、かつては「[[Miss Demeanor|お上品なおば様]]」でありながら「[[イシュトヴァーンおじ/Uncle Istvan|イシュトヴァーンおじ]]」だったり、「[[Boris Devilboon|マイナー]]」だったりしたことがネタになったこともあったようだ。
[[http://www.geocities.jp/moonlit_white/repo/apoc34/apoc34th.html|ぎゃざの小箱投稿元]] -->
+
**4[[マナ]]3/3[[レベル]]には[[起床ラッパ隊/Reveille Squad]]もいるが、こちらは[[対白カード]]が効かない点が魅力。
+
  
話題に上る頻度に比べて、実際に使用される頻度が極端に少ない。
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時折その時点で存在する全クリーチャー・タイプをまとめた記事が出る事があるが、そこでは多相持ちが登場した後もこのカードの画像が使われており、全クリーチャー・タイプを持つカードの代表格として扱われている。
クリーチャー・タイプを参照する効果が無ければただの[[バニラ]]クリーチャーであるし、たとえそのような効果を狙うにしても、それなら最初からそのクリーチャー・タイプを持っていて能力もあるクリーチャーを選択することが多くなるのが理由だろう。
+
[[エルフ]]や[[ゴブリン]]など、もともと小柄なクリーチャーしかいない[[部族]]なら、中型クリーチャーとして選択できるのかもしれないが。
+
  
<!-- もし3マナ2/2だったのならある程度使われただろうに…
+
*「究極の[[スリヴァー]]」というコラムがあったが(下記URL参照)、[[スリヴァー (デッキ)|スリヴァーデッキ]]に入れるならば得てして[[クローン/Clone]]の方がいいことが多い。
書くとしたら3マナ3/3or2マナ2/2ではないですか?
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*[[時のらせん]]で[[タイムシフト]]・カードとして[[再録]]された際、同時にクリーチャー・タイプの整備が行われたため、多くのクリーチャー・タイプを失ってしまった([[サルタリー]]のように増えたものもある)。
3マナ2/2だったとしても使われなかったと思いますが -->
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*その後、[[ローウィン]]導入に伴う[[2007年9月サブタイプ変更]]により、さらにクリーチャー・タイプを失うことに。
*現在のルールでは、これのクリーチャー・タイプには[[銀枠]]にのみ存在するタイプは含まれない。
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*その後はクリーチャー・タイプの削除が行われたことは少なく、逆に[[サラカー]][[アズラ]]など、特定の[[次元/Plane]]にしかいないクリーチャー・タイプなどを得たことにより再び数を増やしつつある。
*[[時のらせん]]で[[タイムシフト]]・カードとして[[再録]]されたが、同時に多くのクリーチャー・タイプを失ってしまった。([[サルタリー]]のように増えたものもある。)
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*さまざまなクリーチャー・タイプを持つため、しばしばジョークのネタになる。
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例えば「[[ミュータント]](Mutant)かつ[[忍者]](Ninja)かつ[[海亀]](Turtle)」なので、アメコミで有名な『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』になぞらえられたりする。
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他にも、「[[Miss Demeanor|お上品なおば様]]」でありながら「[[イシュトヴァーンおじ/Uncle Istvan|イシュトヴァーンおじ]]」だったり、「[[Boris Devilboon|マイナー]]」だったりしたことがネタになったこともあったようだ。
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<!-- -お上品なおば様でありながら[[卑劣なる者/The Wretched|卑劣なる者]]だったり、[[リス]]でありながら[[類人猿]]だったりという矛盾もあることはある。
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↑↑上記二つの文章は特に意味がありませんし、ゲームに関係ありません。その辺りの矛盾なら他に伝える方法はいくらでもあるはずです。流石にやり過ぎです。
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↑ゲームとは無関係ですが、このカードに関するエピソードの記述としては有用。意味は十分にあります。やり過ぎは禁物ですが、全て消すのも行き過ぎです。 -->
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==関連ページ==
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*[http://mjmj.info/data/Subtypes.txt サブタイプ一覧](MJMJ.info)
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*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/jm54 究極の大ダコ―っていうか、究極のその他いろんな物](Wizards社;英語)
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*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af5 究極のスリヴァー―青の多芸の達人](Wizards社;英語)
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*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/0105 Card of the Day 01/17-21/2005]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200501.shtml 邦訳])
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*Mistform Ultimus Watch(Magic Arcana 折にふれて霧衣の究極体のクリーチャー・タイプ完全版を公表する)
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**[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1336 Theros](2013年10月7日)
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**[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1038 Magic 2013 Edition](2012年8月15日)
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**[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/708 New Phyrexia](2011年5月11日)
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**[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/136 Conflux Edition](2009年3月2日)
 +
**[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/1508 Morningtide Edition](2008年1月21日)
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**[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/1176 Time Spiral](2006年8月3日)
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**[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/1131 Coldsnap Edition](2006年7月31日)
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**[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/986 Ravnica Edition](2006年1月5日)
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**[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/876 Ninth Edition Edition](2005年8月3日)
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**[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/643 The New Legend Rule](2004年9月6日)
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**[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/595 Mirrodin Block](2004年6月28日)
 
==参考==
 
==参考==
*[[http://mjmj.info/data/Subtypes.txt|サブタイプ一覧]](MJMJ.info)
 
*[[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/jm54|究極の大ダコ―っていうか、究極のその他いろんな物]](Wizards社;英語)
 
*[[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af5|究極のスリヴァー―青の多芸の達人]](Wizards社;英語)
 
*[[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/0105|Card of the Day 01/17-21/2005]]([[http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200501.shtml|邦訳]])
 
*[[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/fullarchive&tablefilter=mistform%20ultimus|Mistform Ultimus Watch]]
 
([[WotC]]:折にふれて霧衣の究極体のクリーチャー・タイプ完全版を公表する。現在は[[モーニングタイド]]時点)
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
*[[カード個別評価:オンスロートブロック]]
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*[[カード個別評価:レギオン]] - [[レア]]
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2024年6月14日 (金) 08:00時点における最新版


Mistform Ultimus / 霧衣の究極体 (3)(青)
伝説のクリーチャー — イリュージョン(Illusion)

霧衣の究極体は、すべてのクリーチャー・タイプである。(このカードが戦場以外にある場合も含む。)

3/3

すべてのクリーチャー・タイプを持つ伝説のクリーチャー

あらゆるタイプ的カードと組み合わせることが出来る奇妙なカード。新エキスパンションが登場する度にこんなにも特性が変わるクリーチャーはこれくらい……だったのだが、ローウィンにてこれと全く同じ性質を持つ多相というキーワード能力が定義され、以降同じく特性が変わるクリーチャーが多数出現することに。ただしこれ自身のルール文章は多相に改められていない。

青の4マナ3/3はリミテッドなら悪くない性能であり、オンスロート・ブロックであればタイプ的カードとの相乗効果も期待できる。しかしながら、クリーチャー・タイプ以外についてはバニラでしかないため、構築なら自分が使うタイプ的カードや、あるいは多相持ちの、もっと性能の良いクリーチャーを使うべきだろう。

[編集] ルール

特性定義能力に関するルールやカードの利用方法については、多相を参照のこと。

  • カードのクリーチャー・タイプの欄にはイリュージョンレギオン版はイリュージョンレジェンド)と書かれているが、雰囲気付けに過ぎない。ここに書いてあろうがなかろうが、自身の能力により、すべてのクリーチャー・タイプである。
    • イリュージョンであるのは、霧衣サイクルと統一するためであろう。またレジェンドに関しては、レジェンド・ルールの制約を受けることをわかりやすくするためと思われる。
  • 登場当初のルールでは、レジェンドとにはそれぞれ固有ルールがあった。現在ではそれらが廃止されたため、それに合わせてこのカードのオラクルに変更が加えられている。
    • レジェンドでなくなった代わりに、伝説のクリーチャーになった。引き続きレジェンド・ルールの影響を受けるため、挙動自体は変わっていない。
    • 登場時は「壁は攻撃に参加できない」というルールがあったため、2番目の能力として「壁でないかのように攻撃に参加できる」という能力を持っていた。神河物語でのルール改訂によりこの能力は不要となったので削除された。
      • 登場時は2番目の能力の「壁」の部分を文章変更効果で「それ以外の適当なクリーチャー・タイプ」に書き換えると、「壁は攻撃に参加できない」の制約を再び受けてしまった。改訂により問題が解消され、ルール文章も挙動もスリムになった。

[編集] ジョーク

さまざまなクリーチャー・タイプを持つため、しばしばジョークのネタになる。例えば、「ミュータント(Mutant)かつ忍者(Ninja)かつ海亀(Turtle)」なので、アメコミで有名な『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』になぞらえられたりしていた。他にも、かつては「お上品なおば様」でありながら「イシュトヴァーンおじ」だったり、「マイナー」だったりしたことがネタになったこともあったようだ。

時折その時点で存在する全クリーチャー・タイプをまとめた記事が出る事があるが、そこでは多相持ちが登場した後もこのカードの画像が使われており、全クリーチャー・タイプを持つカードの代表格として扱われている。

[編集] 関連ページ

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

  • 2 カードの部分
    • 205 タイプ行
      • 205.3 サブタイプ
        • 205.3m クリーチャー部族には共有のサブタイプ群が存在する。それらのサブタイプクリーチャー・タイプと呼ばれる。クリーチャー・タイプには、「アドバイザー/Advisor」「霊基体/Aetherborn」「エイリアン/Alien」「同盟者/Ally」「天使/Angel」「アンテロープ/Antelope」「類人猿/Ape」「射手/Archer」「執政官/Archon」「軍団/Army」「工匠/Artificer」「暗殺者/Assassin」「組立作業員/Assembly-Worker」「アスタルテス/Astartes」「エイトグ/Atog」「オーロクス/Aurochs」「アバター/Avatar」「アズラ/Azra」「アナグマ/Badger」「風船/Balloon」「バーバリアン/Barbarian」「バード/Bard」「バジリスク/Basilisk」「コウモリ/Bat」「熊/Bear」「ビースト/Beast」「ビーブル/Beeble」「ビホルダー/Beholder」「狂戦士/Berserker」「鳥/Bird」「ちらつき蛾/Blinkmoth」「猪/Boar」「運び手/Bringer」「ブラッシュワグ/Brushwagg」「カマリッド/Camarid」「ラクダ/Camel」「カピバラ/Capybara」「カリブー/Caribou」「キャリアー/Carrier」「猫/Cat」「ケンタウルス/Centaur」「セファリッド/Cephalid」「子供/Child」「キマイラ/Chimera」「市民/Citizen」「クレリック/Cleric」「道化師/Clown」「コカトリス/Cockatrice」「構築物/Construct」「臆病者/Coward」「カニ/Crab」「クロコダイル/Crocodile」「ク=タン/C'tan」「近衛団/Custodes」「サイバーマン/Cyberman」「サイクロプス/Cyclops」「ダーレク/Dalek」「ダウスィー/Dauthi」「亜神/Demigod」「デーモン/Demon」「脱走者/Deserter」「偵/Detective」「デビル/Devil」「恐竜/Dinosaur」「ジン/Djinn」「ドクター/Doctor」「犬/Dog」「ドラゴン/Dragon」「ドレイク/Drake」「ドレッドノート/Dreadnought」「ドローン/Drone」「ドルイド/Druid」「ドライアド/Dryad」「ドワーフ/Dwarf」「イフリート/Efreet」「卵/Egg」「エルダー/Elder」「エルドラージ/Eldrazi」「エレメンタル/Elemental」「象/Elephant」「エルフ/Elf」「大鹿/Elk」「従業員/Employee」「眼/Eye」「フェアリー/Faerie」「フェレット/Ferret」「魚/Fish」「旗手/Flagbearer」「狐/Fox」「フラクタル/Fractal」「カエル/Frog」「ファンガス/Fungus」「ゲーマー/Gamer」「ガーゴイル/Gargoyle」「細菌/Germ」「巨人/Giant」「ギス/Gith」「ノール/Gnoll」「ノーム/Gnome」「ヤギ/Goat」「ゴブリン/Goblin」「神/God」「ゴーレム/Golem」「ゴルゴン/Gorgon」「墓生まれ/Graveborn」「グレムリン/Gremlin」「グリフィン/Griffin」「ゲスト/Guest」「ハッグ/Hag」「ハーフリング/Halfling」「ハムスター/Hamster」「ハーピー/Harpy」「ヘリオン/Hellion」「カバ/Hippo」「ヒポグリフ/Hippogriff」「ホマリッド/Homarid」「ホムンクルス/Homunculus」「ホラー/Horror」「馬/Horse」「人間/Human」「ハイドラ/Hydra」「ハイエナ/Hyena」「イリュージョン/Illusion」「インプ/Imp」「インカーネーション/Incarnation」「墨獣/Inkling」「異端審問官/Inquisitor」「昆虫/Insect」「ジャッカル/Jackal」「クラゲ/Jellyfish」「巨大戦車/Juggernaut」「カヴー/Kavu」「麒麟/Kirin」「キスキン/Kithkin」「騎士/Knight」「コボルド/Kobold」「コー/Kor」「クラーケン/Kraken」「ラミア/Lamia」「ラマスー/Lammasu」「ヒル/Leech」「リバイアサン/Leviathan」「ルアゴイフ/Lhurgoyf」「リシド/Licid」「トカゲ/Lizard」「マンティコア/Manticore」「マスティコア/Masticore」「傭兵/Mercenary」「マーフォーク/Merfolk」「メタスラン/Metathran」「ミニオン/Minion」「ミノタウルス/Minotaur」「ダニ/Mite」「モグラ/Mole」「モンガー/Monger」「マングース/Mongoose」「モンク/Monk」「猿/Monkey」「ムーンフォーク/Moonfolk」「ハツカネズミ/Mouse」「ミュータント/Mutant」「マイア/Myr」「神秘家/Mystic」「ナーガ/Naga」「オウムガイ/Nautilus」「ネクロン/Necron」「ネフィリム/Nephilim」「ナイトメア/Nightmare」「魔/Nightstalker」「忍者/Ninja」「貴族/Noble」「ノッグル/Noggle」「ノーマッド/Nomad」「ニンフ/Nymph」「タコ/Octopus」「オーガ/Ogre」「ウーズ/Ooze」「オーブ/Orb」「オーク/Orc」「オーグ/Orgg」「カワウソ/Otter」「アウフ/Ouphe」「雄牛/Ox」「カキ/Oyster」「センザンコウ/Pangolin」「農民/Peasant」「ペガサス/Pegasus」「ペンタバイト/Pentavite」「パフォーマー/Performer」「「邪魔者/Pest」「フェルダグリフ/Phelddagrif」「フェニックス/Phoenix」「ファイレクシアン/Phyrexian」「操縦士/Pilot」「ピンチャー/Pincher」「海賊/Pirate」「植物/Plant」「法務官/Praetor」「総主長/Primarch」「プリズム/Prism」「昇華者/Processor」「兎/Rabbit」「アライグマ/Raccoon」「レインジャー/Ranger」「ネズミ/Rat」「レベル/Rebel」「反射/Reflection」「サイ/Rhino」「装具工/Rigger」「ロボット/Robot」「ならず者/Rogue」「黒貂/Sable」「サラマンダー/Salamander」「侍/Samurai」「砂漠の民/Sand」「苗木/Saproling」「サテュロス/Satyr」「カカシ/Scarecrow」「科学者/Scientist」「末裔/Scion」「蠍/Scorpion」「スカウト/Scout」「彫像/Sculpture」「農奴/Serf」「海蛇/Serpent」「霊気装置/Servo」「シェイド/Shade」「シャーマン/Shaman」「多相の戦士/Shapeshifter」「サメ/Shark」「羊/Sheep」「セイレーン/Siren」「スケルトン/Skeleton」「スリス/Slith」「スリヴァー/Sliver」「ナメクジ/Slug」「カタツムリ/Snail」「蛇/Snake」「兵士/Soldier」「サルタリー/Soltari」「落とし子/Spawn」「スペクター/Specter」「スペルシェイパー/Spellshaper」「スフィンクス/Sphinx」「蜘蛛/Spider」「スパイク/Spike」「スピリット/Spirit」「裂片/Splinter」「スポンジ/Sponge」「イカ/Squid」「リス/Squirrel」「ヒトデ/Starfish」「サラカー/Surrakar」「生存者/Survivor」「触手/Tentacle」「テトラバイト/Tetravite」「サラカス/Thalakos」「飛行機械/Thopter」「スラル/Thrull」「ティーフリング/Tiefling」「タイムロード/Time Lord」「ツリーフォーク/Treefolk」「三葉虫/Trilobite」「トリスケラバイト/Triskelavite」「トロール/Troll」「海亀/Turtle」「ティラニッド/Tyranid」「ユニコーン/Unicorn」「吸血鬼/Vampire」「ヴィダルケン/Vedalken」「ヴィーアシーノ/Viashino」「ボルバー/Volver」「/Wall」「セイウチ/Walrus」「邪術師/Warlock」「戦士/Warrior」「奇魔/Weird」「狼男/Werewolf」「鯨/Whale」「ウィザード/Wizard」「狼/Wolf」「クズリ/Wolverine」「ウォンバット/Wombat」「蟲/Worm」「レイス/Wraith」「ワーム/Wurm」「イエティ/Yeti」「ゾンビ/Zombie」「ずべら/Zubera」がある。
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