合体した非道、ウラレック/Ulalek, Fused Atrocity
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Aerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録) (ストーリーの私訳を公式訳の書き起こしに変更) |
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*誘発型能力の基本的な[[ルール]]は[[コピー#4|スタックの呪文や能力をコピーする効果]]、[[コピー可能な値]]を参照。 | *誘発型能力の基本的な[[ルール]]は[[コピー#4|スタックの呪文や能力をコピーする効果]]、[[コピー可能な値]]を参照。 | ||
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*非[[トーナメント]][[リーガル]]のカードだが、5色エルドラージの先例として[[Slivdrazi Monstrosity (playtest)]]が存在する。 | *非[[トーナメント]][[リーガル]]のカードだが、5色エルドラージの先例として[[Slivdrazi Monstrosity (playtest)]]が存在する。 | ||
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− | + | '''ウラレック'''/''Ulalek''は遥か昔の、すでに枯れ果て名前も忘れられたとある[[次元/Plane]]でたった一度だけ出現した存在。 | |
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− | + | :[[プレインズウォーカー/Planeswalker|プレインズウォーカー]]、[[ウギン/Ugin|ウギン]]はかつて、ある次元にエルドラージが出現する様を、水が溜まったプールに手を浸す様子に例えた。とはいえ、ウラレックは2体のエルドラージの巨人が[[久遠の闇/Blind Eternities|《久遠の闇》]]から同じ場所の次元に潜り込んだときに起こるものだ。[[ウラモグ/Ulamog|ウラモグ]]の血統と[[コジレック/Kozilek|コジレック]]の血統が融合したウラレックの存在は、ウラモグの落とし子が生まれながらに持つ物理的特性を歪める傾向と、コジレックの落とし子が持つ現実を歪める傾向の両方を増幅させる。ウラレックによる次元への影響は、あたかもその存在の実質が常に流動しているかのように、常に変化する。 | |
− | * | + | :ウラレックが姿を現したのは一度だけで、その次元はずっと前に枯れ果てた抜け殻となり、その名前すらも人々の記憶から消え去ってしまった。それ以来、ウラレックという存在がまだあるのか、それともウラモグとコジレックの側面が「久遠の闇」に戻ってしまったために、ウラレックがバラバラになってしまったのかは不明である。 |
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+ | *マジックにはしばしば「歴史のif」を扱ったカードも登場するため、奇妙な出で立ちを持つこのカードの背景設定についても疑いをもたれることが多い。[[Mark Rosewater]]いわく[[モダンホライゾン3]]のカードはすべて正史を扱っており<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/751764804804427776/with-a-lot-of-cards-being-what-ifs-in-mh3-is-there Blogatog](2024年5月28日)</ref>、ウラレックもストーリー中の[[多元宇宙/Multiverse]]に属する存在である<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/751835536901144576/are-the-cards-of-ulalek-and-the-new-emrakul-canon Blogatog](2024年5月29日)</ref>。 | ||
*[[Jay Annelli]]の解釈では、(純粋な無色でない)欠色持ちの[[エルドラージ/Eldrazi]]は我々の現実を食らうことで生まれたもの・我々の現実により近いものであり、ウラレックが低級の落とし子たちのように欠色を持つことはそれ自身も落とし子であることを示している<ref>[https://vorthosjay.tumblr.com/post/751317467484307456/so-i-understand-the-eldrazi-to-be-colorless Ask Jay](2024年5月24日)</ref>。 | *[[Jay Annelli]]の解釈では、(純粋な無色でない)欠色持ちの[[エルドラージ/Eldrazi]]は我々の現実を食らうことで生まれたもの・我々の現実により近いものであり、ウラレックが低級の落とし子たちのように欠色を持つことはそれ自身も落とし子であることを示している<ref>[https://vorthosjay.tumblr.com/post/751317467484307456/so-i-understand-the-eldrazi-to-be-colorless Ask Jay](2024年5月24日)</ref>。 |
2024年8月3日 (土) 19:12時点における最新版
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Ulalek, Fused Atrocity / 合体した非道、ウラレック (◇/白)(◇/青)(◇/黒)(◇/赤)(◇/緑)伝説のクリーチャー ─ エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
あなたがエルドラージ(Eldrazi)・呪文1つを唱えるたび、(◇)(◇)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたがコントロールしているすべての呪文をコピーする。その後、あなたがコントロールしていて起動型や誘発型でありこの能力でないすべての能力をコピーする。それらのコピーの新しい対象を選んでもよい。(マナ能力はコピーできない。)
カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。
エルドラージ侵攻/Eldrazi Incursionのメイン統率者。欠色を持ち、エルドラージ・呪文に反応し呪文と他の起動型能力・誘発型能力をコピーできる初の5色の伝説のエルドラージ。
キャスト誘発を持つエルドラージをその能力ごとコピーできる。また誘発条件はエルドラージだがコピーするのはエルドラージ由来の呪文や能力に限らないため、ヴェリズ・ヴェルの盾/Shields of Velis Velなどの同族インスタントを使うことで何でもコピーできる。
永遠のこだま/Echoes of Eternityがあればコピー能力が追加で誘発するので、無色マナが続く限りコピー可能。キャスト誘発で(◇)(◇)を工面できる真実を溺れさせるもの/Drowner of Truthなら無限ループで真実を溺れさせるものの無限トークン。
- 誘発型能力の基本的なルールはスタックの呪文や能力をコピーする効果、コピー可能な値を参照。
- 初の無色マナと色マナの組み合わせの混成マナ・シンボルを持つカード。だがモダンホライゾン3発売に伴う総合ルール更新ではマナ・シンボルのリストであるCR:107.4にそれらは追加されなかった。またその影響か、モダンホライゾン3統率者デッキのカードがGathererに登録される中で合体した非道、ウラレックのみページが存在しなかった。
- 2か月後のブルームバロウ発売の際の更新でGathererに登録された。
- 非トーナメントリーガルのカードだが、5色エルドラージの先例としてSlivdrazi Monstrosity (playtest)が存在する。
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[編集] 関連カード
[編集] サイクル
モダンホライゾン3統率者デッキのメイン統率者サイクル。各構築済みデッキにフォイル仕様で封入されているほか、モダンホライゾン3のプレイ・ブースターからも出現する。稀少度は神話レア。
- 不休のディサ/Disa the Restless(黒赤緑)
- ヴェズーヴァの女王、オムオ/Omo, Queen of Vesuva(緑青)
- 霊気の俊英、サティア/Satya, Aetherflux Genius(青赤白)
- 合体した非道、ウラレック/Ulalek, Fused Atrocity(白青黒赤緑)
[編集] ストーリー
ウラレック/Ulalekは遥か昔の、すでに枯れ果て名前も忘れられたとある次元/Planeでたった一度だけ出現した存在。
モダンホライゾン3統率者デッキに付属する説明冊子には以下が書かれている。
- プレインズウォーカー、ウギンはかつて、ある次元にエルドラージが出現する様を、水が溜まったプールに手を浸す様子に例えた。とはいえ、ウラレックは2体のエルドラージの巨人が《久遠の闇》から同じ場所の次元に潜り込んだときに起こるものだ。ウラモグの血統とコジレックの血統が融合したウラレックの存在は、ウラモグの落とし子が生まれながらに持つ物理的特性を歪める傾向と、コジレックの落とし子が持つ現実を歪める傾向の両方を増幅させる。ウラレックによる次元への影響は、あたかもその存在の実質が常に流動しているかのように、常に変化する。
- ウラレックが姿を現したのは一度だけで、その次元はずっと前に枯れ果てた抜け殻となり、その名前すらも人々の記憶から消え去ってしまった。それ以来、ウラレックという存在がまだあるのか、それともウラモグとコジレックの側面が「久遠の闇」に戻ってしまったために、ウラレックがバラバラになってしまったのかは不明である。
- マジックにはしばしば「歴史のif」を扱ったカードも登場するため、奇妙な出で立ちを持つこのカードの背景設定についても疑いをもたれることが多い。Mark Rosewaterいわくモダンホライゾン3のカードはすべて正史を扱っており[1]、ウラレックもストーリー中の多元宇宙/Multiverseに属する存在である[2]。
- Jay Annelliの解釈では、(純粋な無色でない)欠色持ちのエルドラージ/Eldraziは我々の現実を食らうことで生まれたもの・我々の現実により近いものであり、ウラレックが低級の落とし子たちのように欠色を持つことはそれ自身も落とし子であることを示している[3]。
- Jay Annelliはあくまでウィザーズ・オブ・ザ・コーストの外部コンサルタントという立ち位置であり、公式見解としての発言ではない[4]ことに留意。