マリーナ・ヴェンドレル/Marina Vendrell
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部屋を採用していない[[デッキ]]でも枚数の大きめな濾過にはなるが、[[5色カード]]でもあることを考えると基本は部屋を軸としたデッキの[[システムクリーチャー]]としての採用になる。[[タップ]]だけで部屋を開放していけるので[[テンポ・アドバンテージ]]を確保しやすい他、一度閉鎖して再び開放することで、開放された時の[[誘発型能力]]として[[アドバンテージ]]を得る部屋を再利用することも出来る。[[色拘束]]の強さについては如何ともし難いが、登場時の[[スタンダード]]には優秀な[[多色土地]]も存在しており、[[リアニメイト]]や[[踏み倒し]]の制限も特に無いので無視しようと思えばそう難しくはない。[[中央エレベーター+確実な階段/Central Elevator+Promising Stairs|確実な階段/Promising Stairs]]を勝ち筋とした[[コントロールデッキ]]で[[カード]]・[[テンポ]]両面のアドバンテージ源として採用できるだろう。 | 部屋を採用していない[[デッキ]]でも枚数の大きめな濾過にはなるが、[[5色カード]]でもあることを考えると基本は部屋を軸としたデッキの[[システムクリーチャー]]としての採用になる。[[タップ]]だけで部屋を開放していけるので[[テンポ・アドバンテージ]]を確保しやすい他、一度閉鎖して再び開放することで、開放された時の[[誘発型能力]]として[[アドバンテージ]]を得る部屋を再利用することも出来る。[[色拘束]]の強さについては如何ともし難いが、登場時の[[スタンダード]]には優秀な[[多色土地]]も存在しており、[[リアニメイト]]や[[踏み倒し]]の制限も特に無いので無視しようと思えばそう難しくはない。[[中央エレベーター+確実な階段/Central Elevator+Promising Stairs|確実な階段/Promising Stairs]]を勝ち筋とした[[コントロールデッキ]]で[[カード]]・[[テンポ]]両面のアドバンテージ源として採用できるだろう。 | ||
− | 5色の[[伝説のクリーチャー]]ということで、[[統率者戦]]でも有効。戦術の根幹を担うシステムクリーチャーの例に漏れず、[[統率者]]に指定しておくことで引けない[[事故]]を防ぐことが出来るし、全ての[[色]]のカードを採用できるのでデッキの柔軟性も高まる。戦術としてはやはり部屋を中心にエンチャントを多用するデッキにするのが妥当だろう。[[パイオニア]]でも、やはりエンチャントを軸とした戦術ということで[[奇怪な具現]] | + | 5色の[[伝説のクリーチャー]]ということで、[[統率者戦]]でも有効。戦術の根幹を担うシステムクリーチャーの例に漏れず、[[統率者]]に指定しておくことで引けない[[事故]]を防ぐことが出来るし、全ての[[色]]のカードを採用できるのでデッキの柔軟性も高まる。戦術としてはやはり部屋を中心にエンチャントを多用するデッキにするのが妥当だろう。[[パイオニア]]でも、やはりエンチャントを軸とした戦術ということで[[奇怪な具現]]で採用が見られる。4[[マナ]]のエンチャントを[[奇怪な具現/Enigmatic Incarnation]]の[[コスト]]にすることで、色拘束も無視して戦場に出すことが出来る。 |
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+ | [[リミテッド]]では5色カードの例に漏れず事故が怖い。部屋が初登場した[[カード・セット]]ということで集めること自体は出来なくは無いし、出すことさえ出来ればアドバンテージ源として強力なのは間違いないのだが、リスクに見合うほどのリターンを得られるかとなると難しいだろう。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ダスクモーン:戦慄の館]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ダスクモーン:戦慄の館]] - [[レア]] |
2024年10月21日 (月) 16:34時点における最新版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 邪術師(Warlock)
マリーナ・ヴェンドレルが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にカード7枚を公開する。その中からすべてのエンチャント・カードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
(T):あなたがコントロールしている部屋(Room)1つを対象とする。それのドア1つを閉鎖するか開放する。起動はソーサリーとしてのみ行う。
戦場に出た時、エンチャントを濾過する伝説の人間・邪術師。タップ能力で部屋を閉鎖・開放することも出来る。
部屋を採用していないデッキでも枚数の大きめな濾過にはなるが、5色カードでもあることを考えると基本は部屋を軸としたデッキのシステムクリーチャーとしての採用になる。タップだけで部屋を開放していけるのでテンポ・アドバンテージを確保しやすい他、一度閉鎖して再び開放することで、開放された時の誘発型能力としてアドバンテージを得る部屋を再利用することも出来る。色拘束の強さについては如何ともし難いが、登場時のスタンダードには優秀な多色土地も存在しており、リアニメイトや踏み倒しの制限も特に無いので無視しようと思えばそう難しくはない。確実な階段/Promising Stairsを勝ち筋としたコントロールデッキでカード・テンポ両面のアドバンテージ源として採用できるだろう。
5色の伝説のクリーチャーということで、統率者戦でも有効。戦術の根幹を担うシステムクリーチャーの例に漏れず、統率者に指定しておくことで引けない事故を防ぐことが出来るし、全ての色のカードを採用できるのでデッキの柔軟性も高まる。戦術としてはやはり部屋を中心にエンチャントを多用するデッキにするのが妥当だろう。パイオニアでも、やはりエンチャントを軸とした戦術ということで奇怪な具現で採用が見られる。4マナのエンチャントを奇怪な具現/Enigmatic Incarnationのコストにすることで、色拘束も無視して戦場に出すことが出来る。
リミテッドでは5色カードの例に漏れず事故が怖い。部屋が初登場したカード・セットということで集めること自体は出来なくは無いし、出すことさえ出来ればアドバンテージ源として強力なのは間違いないのだが、リスクに見合うほどのリターンを得られるかとなると難しいだろう。