野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(新しいページ: '{{#card:Master of the Wild Hunt}} トークンを生み出す能力と、狼を使ってクリーチャーダメージを与える能力を持った...')
 
 
(14人の利用者による、間の15版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Master of the Wild Hunt}}
 
{{#card:Master of the Wild Hunt}}
  
[[狼]][[トークン]]を生み出す[[能力]]と、狼を使って[[クリーチャー]][[ダメージ]]を与える能力を持ったクリーチャー。
+
毎[[ターン]]自動で[[狼]]・[[クリーチャー]]・[[トークン]][[生成]]し、さらに狼とクリーチャーを疑似[[格闘]]させる[[タップ能力]]を持つクリーチャー。
  
1つ目の能力によって[[カード・アドバンテージ]]を稼ぎ、2つ目の能力でクリーチャーの[[除去]]までできるため、守りきることさえできれば制圧力は高い。ただし、トークンが[[紅蓮地獄/Pyroclasm]]などの[[全体火力]]で一掃されてしまう[[サイズ]]であり、野生の狩りの達人が[[除去耐性]]を持たないため[[単体除去]]で狙われても辛いということを考えると、[[あなた|自分]][[ターン]]ごとに1体というスピードは悠長に感じられる。
+
1つ目の能力によって[[ボード・アドバンテージ]]を稼ぎ、2つ目の能力でクリーチャーの[[除去]]までできるため、守りきれれば制圧力は高い。その意味で[[エルドラージの碑/Eldrazi Monument]]とは強い[[シナジー]]を形成している。[[除去耐性]]を上げ維持費を捻出でき、トークンも[[破壊不能]]を得るため[[能力]]が使いやすくなる、と良い事尽くめである。(→[[エルドラージの碑]]
  
除去の枚数が限られる[[リミテッド]]では強力。[[構築]]で使うならば、[[全体強化]]でトークンを活かしたり、[[装備品]]で野生の狩りの達人に[[被覆]]などを与えたりして使いたい。
+
除去の枚数が限られる[[リミテッド]]でも強力。
  
 +
*過去の[[カード]]に、[[カード名]]のよく似た[[Master of the Hunt]]が存在する。そちらも[[緑]]のクリーチャーで、「群れ」をイメージした狼トークンを生み出す能力を持っている。また、両者の[[絵|イラスト]]もよく似ている({{Gatherer|id=199995|野生の狩りの達人のイラスト}}、{{Gatherer|id=1534|Master of the Huntのイラスト}})。
 +
 +
==ルール==
 
*狼を[[タップ]]することは[[起動コスト]]ではなく[[効果]]の一部である。
 
*狼を[[タップ]]することは[[起動コスト]]ではなく[[効果]]の一部である。
*[[解決]]時に[[対象]]が不適正ならば、能力がルールによって[[打ち消す|打ち消される]]ため([[立ち消え]])、狼はタップされないし狼にダメージが与えられることもない。
+
**[[解決]]時に[[対象]][[不正な対象|不適正]]ならば、能力は解決されないため([[立ち消え]])、狼はタップされないし狼に[[ダメージ]]が[[与える|与えられる]]こともない。
 +
*ダメージを[[割り振る]]のは能力の[[解決]]時である。どの狼にダメージが与えられるかは解決時までわからないため、[[再生]]や[[軽減]]したいならば解決前にする必要がある。
 
*狼が先にダメージを与え、その後に対象のクリーチャーが与える。[[変幻のハイドラ/Protean Hydra]]などが対象のときはこの順番が重要になるため注意。
 
*狼が先にダメージを与え、その後に対象のクリーチャーが与える。[[変幻のハイドラ/Protean Hydra]]などが対象のときはこの順番が重要になるため注意。
*[[状況起因効果]]は能力の解決中にはチェックされない。狼からのダメージで[[致死ダメージ]]に達したとしても、即座に[[破壊]]されることはなく、狼にダメージを与え返す。
+
*[[状況起因処理]]は能力の解決中にはチェックされない。狼からのダメージで[[致死ダメージ]]に達したとしても、即座に[[破壊]]されることはなく、狼にダメージを与え返す。
 
*ダメージを与えたりダメージを与えられたりする狼は、この能力によってタップされた狼だけである。既にタップ状態であった狼はどちらにも関係しない。
 
*ダメージを与えたりダメージを与えられたりする狼は、この能力によってタップされた狼だけである。既にタップ状態であった狼はどちらにも関係しない。
*ダメージを[[割り振る]]のは能力の解決時である。どの狼にダメージが与えられるかは解決時までわからないため、[[再生]]や[[軽減]]したいならば解決前にする必要がある。
 
 
*2つ目の能力によって参照される狼は、野生の狩りの達人の1つ目の能力によって生み出されたトークンだけではない。
 
*2つ目の能力によって参照される狼は、野生の狩りの達人の1つ目の能力によって生み出されたトークンだけではない。
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[Master of the Wild Hunt Avatar]] ([[Magic Online Vanguard]])
 
*[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[神話レア]]
 +
*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[神話レア]]
 +
*[[カード個別評価:マスターズ25th]] - [[神話レア]]
 +
*[[Secret Lair Drop Series/2023年#Artist Series: Sam Burley|Secret Lair Drop Series: Artist Series: Sam Burley]]

2023年1月31日 (火) 19:20時点における最新版


Master of the Wild Hunt / 野生の狩りの達人 (2)(緑)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)

あなたのアップキープの開始時に、緑の2/2の狼(Wolf)クリーチャー・トークンを1体生成する。
(T):クリーチャー1体を対象とする。あなたがコントロールするすべてのアンタップ状態の狼をタップする。これによりタップされた各狼は、それぞれそのクリーチャーに、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。そのクリーチャーは、自身のパワーに等しい点数のダメージを、それのコントローラーの望むように、それらの狼に割り振って与える。

3/3

ターン自動でクリーチャートークン生成し、さらに狼とクリーチャーを疑似格闘させるタップ能力を持つクリーチャー。

1つ目の能力によってボード・アドバンテージを稼ぎ、2つ目の能力でクリーチャーの除去までできるため、守りきれれば制圧力は高い。その意味でエルドラージの碑/Eldrazi Monumentとは強いシナジーを形成している。除去耐性を上げ維持費を捻出でき、トークンも破壊不能を得るため能力が使いやすくなる、と良い事尽くめである。(→エルドラージの碑

除去の枚数が限られるリミテッドでも強力。

[編集] ルール

  • 狼をタップすることは起動コストではなく効果の一部である。
  • ダメージを割り振るのは能力の解決時である。どの狼にダメージが与えられるかは解決時までわからないため、再生軽減したいならば解決前にする必要がある。
  • 狼が先にダメージを与え、その後に対象のクリーチャーが与える。変幻のハイドラ/Protean Hydraなどが対象のときはこの順番が重要になるため注意。
  • 状況起因処理は能力の解決中にはチェックされない。狼からのダメージで致死ダメージに達したとしても、即座に破壊されることはなく、狼にダメージを与え返す。
  • ダメージを与えたりダメージを与えられたりする狼は、この能力によってタップされた狼だけである。既にタップ状態であった狼はどちらにも関係しない。
  • 2つ目の能力によって参照される狼は、野生の狩りの達人の1つ目の能力によって生み出されたトークンだけではない。

[編集] 参考

MOBILE