ハイタイド

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'''ハイタイド'''(''High Tide'')は、旧[[エクステンデッド]]で、[[High Tide]]をベースにした大量[[マナ]]系[[チェイン・コンボ]][[デッキ]]
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'''ハイタイド'''(''High Tide'')は、[[満潮/High Tide]][[キーカード]]とする[[青単色デッキ|青単色]]の大量[[マナ]]系[[チェイン・コンボ]][[デッキ]]。発祥は[[ウルザ・ブロック]]参入後の[[エクステンデッド]]だが、のちに[[レガシー]]でも成立した。
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[[Thawing Glaciers]]などで[[土地]]を並べ、[[High Tide]]により[[島/Island]]の生み出す[[青]][[マナ]]の量を増加し、[[転換/Turnabout]]や[[フリースペル]]で[[土地]]を[[アンタップ]]させ大量の[[マナ]]を生み出す。最後は大容量の[[天才のひらめき/Stroke of Genius]]を撃ち込んで[[ライブラリーアウト]]させる。そのスピードは速く、最速3[[ターン]]、平均4[[ターン]]でコンボが決まる。
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[[Thawing Glaciers]]などで[[島/Island]]を並べ、[[満潮/High Tide]]により島の生み出す[[青マナ]]の量を増加し、[[転換/Turnabout]]や[[フリースペル]]で[[土地]]を[[アンタップ]]させ大量の[[マナ]]を生み出す。最後は大容量の[[天才のひらめき/Stroke of Genius]]を撃ち込んで[[ライブラリーアウト]]させる。そのスピードは速く、最速3[[ターン]]、平均4[[ターン]]で[[コンボ]]が決まる。[[青単色デッキ|青単色]]のため安定性が高く、[[打ち消す|カウンター]]を最大限に活かせるのも強み。
  
[[ウルザ・ブロック]]参入直後の[[High Tide]]デッキは[[精神力/Mind Over Matter]]を使用した[[MoMa]]の一種、[[ハイタイドモマ]]が主流だったが、[[ウルザズ・レガシー]]で新たな[[フリースペル]]を数多く手にしたため、このタイプが生み出された。中でも[[ドロー]]と[[マナ加速]]を兼ねる[[時のらせん/Time Spiral]]や[[大あわての捜索/Frantic Search]]は非常に凶悪である。
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[[ウルザ・ブロック]]参入直後の満潮デッキは[[精神力/Mind Over Matter]]を使用した[[MoMa]]の一種、[[ハイタイドモマ]]が主流だったが、[[ウルザズ・レガシー]]で新たな[[フリースペル]]を数多く手にしたため、このタイプが生み出された。中でも[[引く|ドロー]]と[[マナ加速]]を兼ねる[[時のらせん/Time Spiral]]や[[大あわての捜索/Frantic Search]]は非常に凶悪である。
  
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その凶悪さゆえに[[時のらせん/Time Spiral]]は1999年10月1日付けでエクステンデッドの[[禁止カード]]に指定されている。
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当時の[[環境]]では時のらせんが使用できたこともあり、息切れしにくい構成だったことも流行の一因。満潮によって4UUという[[マナ・コスト]]も[[支払う|支払い]]やすく、フリースペル故にマナが加速され、しかも満潮で失った[[ハンド・アドバンテージ]]まで回復できた。
  
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その凶悪さゆえに時のらせんは1999年10月1日付けでエクステンデッドの[[禁止カード]]に指定されている。
  
*[[High Tide]]を[[沸き立つ汚泥/Bubbling Muck]]に変えて[[黒]]を足したのが[[ダークタイド]]である。
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*満潮を[[沸き立つ汚泥/Bubbling Muck]]に変えて[[黒]]を足したのが[[ダークタイド]]である。
*[[レガシー]]環境下にもこの[[デッキ]]は存在する。詳細は[[ソリダリティ]]の項目を参照のこと。
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*備考
 
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*フォーマット
 
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*[[赤]]を[[タッチ]]して[[紅蓮破/Pyroblast]]を使用し、[[ミラーマッチ]]に強くしたパージョン。
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*[[赤]]を[[タッチ]]して[[紅蓮破/Pyroblast]]を使用し、[[ミラーマッチ]]に強くしたパージョン。[[サイドボード]][[山/Mountain]]は[[Thawing Glaciers]]で[[サーチ]]してくる。
*[[サイドボード]]に一枚差しされた[[山/Mountain]]は[[紅蓮破/Pyroblast]]用で、[[Thawing Glaciers]]で[[サーチ]]してくる。
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*[[パリンクロン/Palinchron]]にあまり頼らない形。[[無限マナ]]を狙うというよりは、[[チェイン・コンボ]]的な動きがメインである。
*[[パリンクロン/Palinchron]]にあまり頼らない形。無限マナを狙うというよりは、[[チェイン・コンボ]]的な動きがメインである。
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[[レガシー]][[環境]]でも同様な[[デッキ]]は成立する。
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レガシー開始期のハイタイドデッキは、[[島]]の[[アンタップ]]手段として[[Reset]]を採用し、[[ストーム]]を貯めて[[エンドカード]]の[[思考停止/Brain Freeze]]で[[対戦相手]]を[[ライブラリーアウト]]させる[[ストーム (デッキ)|ストーム]]系[[コンボデッキ]]の[[ソリダリティ]]と呼ばれるタイプだった。
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その後、[[時のらせん/Time Spiral]]が2011年1月1日に[[禁止カード|禁止]]を解除されて以降は、純正のハイタイドも復活した。
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[[満潮/High Tide]]で[[マナ]]を増幅し[[エクステンデッド]]以来の[[転換/Turnabout]]・時のらせんや[[Candelabra of Tawnos]]でアンタップ、大量マナを発生させる。エンドカードには[[青の太陽の頂点/Blue Sun's Zenith]]が採用される。
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*備考
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**[[グランプリインディアナポリス12]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpind12/welcome 参考])
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**使用者:[[Colin Chilbert]]
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*[[フォーマット]]
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**[[レガシー]](~[[闇の隆盛]])
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==参考==
 
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*[[ソリダリティ]]
 
*[[ソリダリティ]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
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[[Category:青単色デッキ]]
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[[Category:ライブラリー破壊デッキ]]
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[[Category:青単コンボデッキ]]
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[[Category:黎明期のエクステンデッドデッキ]]
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[[Category:レガシーデッキ]]

2022年12月18日 (日) 08:42時点における最新版

ハイタイド(High Tide)は、満潮/High Tideキーカードとする青単色の大量マナチェイン・コンボデッキ。発祥はウルザ・ブロック参入後のエクステンデッドだが、のちにレガシーでも成立した。

目次

[編集] 概要


High Tide / 満潮 (青)
インスタント

ターン終了時まで、プレイヤーがマナを引き出す目的で島(Island)をタップするたび、そのプレイヤーは追加で(青)を加える。



Time Spiral / 時のらせん (4)(青)(青)
ソーサリー

時のらせんを追放する。各プレイヤーは、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直し、その後カードを7枚引く。あなたは土地を最大6つまでアンタップする。



Stroke of Genius / 天才のひらめき (X)(2)(青)
インスタント

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、カードをX枚引く。


Thawing Glaciersなどで島/Islandを並べ、満潮/High Tideにより島の生み出す青マナの量を増加し、転換/Turnaboutフリースペル土地アンタップさせ大量のマナを生み出す。最後は大容量の天才のひらめき/Stroke of Geniusを撃ち込んでライブラリーアウトさせる。そのスピードは速く、最速3ターン、平均4ターンコンボが決まる。青単色のため安定性が高く、カウンターを最大限に活かせるのも強み。

[編集] エクステンデッド

ウルザ・ブロック参入直後の満潮デッキは精神力/Mind Over Matterを使用したMoMaの一種、ハイタイドモマが主流だったが、ウルザズ・レガシーで新たなフリースペルを数多く手にしたため、このタイプが生み出された。中でもドローマナ加速を兼ねる時のらせん/Time Spiral大あわての捜索/Frantic Searchは非常に凶悪である。


Palinchron / パリンクロン (5)(青)(青)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion)

飛行
パリンクロンが戦場に出たとき、土地を最大7つまでアンタップする。
(2)(青)(青):パリンクロンをオーナーの手札に戻す。

4/5


Frantic Search / 大あわての捜索 (2)(青)
インスタント

カードを2枚引き、その後カードを2枚捨てる。土地を最大3つまでアンタップする。


満潮とパリンクロン/Palinchron無限マナコンボが有名。

当時の環境では時のらせんが使用できたこともあり、息切れしにくい構成だったことも流行の一因。満潮によって4UUというマナ・コスト支払いやすく、フリースペル故にマナが加速され、しかも満潮で失ったハンド・アドバンテージまで回復できた。

その凶悪さゆえに時のらせんは1999年10月1日付けでエクステンデッドの禁止カードに指定されている。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (1) 4 知恵の蛇/Ophidian
1 パリンクロン/Palinchron 2 無のロッド/Null Rod
呪文 (36) 4 水流破/Hydroblast
3 商人の巻物/Merchant Scroll 4 紅蓮破/Pyroblast
4 時のらせん/Time Spiral 1 山/Mountain
1 渦まく知識/Brainstorm
1 神秘の教示者/Mystical Tutor
4 満潮/High Tide
2 秘儀の否定/Arcane Denial
4 衝動/Impulse
4 対抗呪文/Counterspell
3 大あわての捜索/Frantic Search
3 転換/Turnabout
4 意志の力/Force of Will
3 天才のひらめき/Stroke of Genius
土地 (23)
16 島/Island
3 Volcanic Island
4 Thawing Glaciers

[編集] レガシー

レガシー環境でも同様なデッキは成立する。


Reset (青)(青)
インスタント

この呪文は対戦相手1人のターンの間で、そのプレイヤーのアップキープ・ステップの後にのみ唱えられる。
あなたがコントロールするすべての土地をアンタップする。



Brain Freeze / 思考停止 (1)(青)
インスタント

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚切削する。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)


レガシー開始期のハイタイドデッキは、アンタップ手段としてResetを採用し、ストームを貯めてエンドカード思考停止/Brain Freeze対戦相手ライブラリーアウトさせるストームコンボデッキソリダリティと呼ばれるタイプだった。

その後、時のらせん/Time Spiralが2011年1月1日に禁止を解除されて以降は、純正のハイタイドも復活した。


Time Spiral / 時のらせん (4)(青)(青)
ソーサリー

時のらせんを追放する。各プレイヤーは、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直し、その後カードを7枚引く。あなたは土地を最大6つまでアンタップする。



Candelabra of Tawnos (1)
アーティファクト

(X),(T):土地X個を対象とし、それらをアンタップする。


満潮/High Tideマナを増幅しエクステンデッド以来の転換/Turnabout・時のらせんやCandelabra of Tawnosでアンタップ、大量マナを発生させる。エンドカードには青の太陽の頂点/Blue Sun's Zenithが採用される。

[編集] サンプルレシピ

High Tide [1]
土地 (18)
12 島/Island
2 霧深い雨林/Misty Rainforest
4 沸騰する小湖/Scalding Tarn
クリーチャー (0)
呪文 (42)
1 青の太陽の頂点/Blue Sun's Zenith
4 渦まく知識/Brainstorm
3 Candelabra of Tawnos
3 狡猾な願い/Cunning Wish
2 狼狽の嵐/Flusterstorm
4 意志の力/Force of Will
4 満潮/High Tide
2 瞑想/Meditate
4 商人の巻物/Merchant Scroll
1 否定の契約/Pact of Negation
4 思案/Ponder
3 定業/Preordain
4 時のらせん/Time Spiral
3 転換/Turnabout
サイドボード (15)
1 青の太陽の頂点/Blue Sun's Zenith
1 思考停止/Brain Freeze
2 防御の光網/Defense Grid
1 残響する真実/Echoing Truth
1 狼狽の嵐/Flusterstorm
1 ハーキルの召還術/Hurkyl's Recall
1 直観/Intuition
1 否定の契約/Pact of Negation
1 貪欲な罠/Ravenous Trap
1 断絶/Snap
2 外科的摘出/Surgical Extraction
1 転換/Turnabout
1 拭い捨て/Wipe Away


[編集] 参考

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