マスクス・ブロック

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
19行: 19行:
 
*ちなみに、ウルザ・ブロック+マスクス・ブロックのスタンダードは、現在までの全てのスタンダード環境の中で、唯一[[多色カード]]が存在しないシーズンだった(ただし[[ミラディン・ブロック]]全体と[[神河物語]]にも多色カードはないので、[[神河謀叛]]導入([[世界の源獣/Genju of the Realm]])までの4か月間も多色カードは存在しなかった)。
 
*ちなみに、ウルザ・ブロック+マスクス・ブロックのスタンダードは、現在までの全てのスタンダード環境の中で、唯一[[多色カード]]が存在しないシーズンだった(ただし[[ミラディン・ブロック]]全体と[[神河物語]]にも多色カードはないので、[[神河謀叛]]導入([[世界の源獣/Genju of the Realm]])までの4か月間も多色カードは存在しなかった)。
 
*[[第6版]]リリースに伴うルール大改編の直後に登場したブロックであるため、ある種の区切りのように捉えられることがある。→[[マスクス以降]]
 
*[[第6版]]リリースに伴うルール大改編の直後に登場したブロックであるため、ある種の区切りのように捉えられることがある。→[[マスクス以降]]
 +
*[[Magic Online]]では各セットごとに[[ブースターパック]]を発売していたウルザ・ブロックまでとは異なり、マスクス・ブロックの3セット全てのカードを収録したマスクス・ブロック・ブースターパックという形式で発売された。([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/other/10042011f 参考])
  
 
==参考==
 
==参考==

2014年3月12日 (水) 18:43時点における版

マスクス・ブロック/Masques Blockは、メルカディアン・マスクスネメシスプロフェシーの3つのセットからなるブロック。別名マスカレイド・サイクルマスカレード・サイクルMasquerade Cycle)。Masqueradeとは仮面舞踏会のことである。

概要

テンペスト・ブロックに引き続き「ウェザーライト・サーガ」が描かれる。各エキスパンションで同時期の別々の次元/Planeが舞台となっており、メルカディアン・マスクスではメルカディア/Mercadiaに到着した飛翔艦ウェザーライト/Weatherlight一行を、ネメシスでは一行を取り逃がした後のラース/Rathを、プロフェシーではその頃にドミナリア/Dominariaで起こっていた戦争の様子を描く。

テンペスト・ブロックウルザ・ブロックが壊れすぎていたためか全体的に弱めに見られているが、実際にはピッチスペルなどのバランスの取れた良カードが多く、エキスパンションとしての完成度はむしろ高い方である。だがプロフェシーは「最後のエキスパンションは強い」というジンクスを破ってしまったほど明らかに弱かった。逆にネメシスは消散をはじめとして、比較的強力なカードが揃っている。

ブロック固有のキーワード能力は消散のみ。しかも登場は小型エキスパンションであるネメシスのみである。その代わり、レベル傭兵スペルシェイパーといったクリーチャー群オールプレイ能力リスティックインスタントメント、ピッチスペルなどなど、キーワードが使われていなくとも特徴的なカードが数多く作られており、またサイクルを成すカードも多い。現在であれば、いくつかの能力能力語として登場していたかもしれない。

このブロックとウルザ・ブロックからなる当時のスタンダードマスクス・ブロック構築はまさに「単色の時代」であった。理由としては、以下が挙げられる。

このため「デッキの使用率=色そのものの使用率」という法則ができてしまい、日本選手権00では「山/Mountainよりもリシャーダの港の方が多い」という事態を引き起こす結果となってしまった。

参考

MOBILE