偽り/Jilt

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(ストーリー節作成。カードの呼応関係を示すため長めになった。日本の雑誌記事には多々不正確な部分があるが冗長な為指摘は割愛。)
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[[リミテッド]]では優秀な[[コンバット・トリック]]として活躍した。[[構築]]でも[[トークン]]を[[バウンス]]しつつ、[[マーフォークの物あさり/Merfolk Looter]]や[[日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla]]を[[除去]]できるという事で、[[色]]が合えば使われることもあった。
 
[[リミテッド]]では優秀な[[コンバット・トリック]]として活躍した。[[構築]]でも[[トークン]]を[[バウンス]]しつつ、[[マーフォークの物あさり/Merfolk Looter]]や[[日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla]]を[[除去]]できるという事で、[[色]]が合えば使われることもあった。
  
*{{Gatherer|id=26797|イラスト}}は、[[ジェラード/Gerrard]][[ハナ/Hanna]]に化けた[[ヨーグモス/Yawgmoth]]を見破って切りかかる場面を描いており、[[フレイバー・テキスト]]と共に人気がある。
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==ストーリー==
**原文では"You're not '''my''' Hanna!"となっており、訳文ではそのニュアンスが失われてしまっているのが少々残念なところか。
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「偽り」と訳されてる「Jilt」とは「(恋人を)捨てる、振る」という意味。この[[カード]]では、[[ヨーグモス/Yawgmoth]]が蘇らせた恋人[[ハナ/Hanna]][[ジェラード/Gerrard]]が自身の手で殺す、別離の場面を描いている。{{Gatherer|id=26797}}のジェラードは剣と短剣を手にしているが、小説[[Apocalypse]]では魂奪取のハルバード(soul-stealing halberd)と[[ウルザ/Urza]]の首を両手に持っている。
{{フレイバーテキスト|お前はハナじゃない!|ジェラードからヨーグモスへ}}
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小説によると、ヨーグモスに忠誠を誓い、ウルザに勝利して斬首したジェラードは、ヨーグモス自身の手で[[ファイレクシア/Phyrexia]]人に改造され、[[クロウヴァクス/Crovax]]以上の地位を授けられた。全ては愛するハナを取り戻すための決断であったが、彼女の口を通してヨーグモス自身が喋ったことから、彼は蘇った恋人の内部にはヨーグモスの核(the heart of Yawgmoth)が潜んでいることに気づいてしまう。彼女は本当のハナではない。ジェラードはハルバードをハナの肩口から深々と叩き込む、「私を助けるために、私を殺して!(You save me only to slay me!)」とハナの叫び声、引き抜いたハルバードをもう一撃。ぞっとする光景、彼は恋人の死を2回も看取らねばならなかった。方やヨーグモスはハナの遺体から抜け出すが受けた損害がかなり深刻だったためか、ジェラードをファイレクシア第九球層から[[要塞/Stronghold]]の玉座の間へはじき出しただけに留まり、ジェラードの裏切りを配下に知らせるなどの対応すらしていない。
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ハナを偽りの生から解放し、ヨーグモスの核を傷つけた流れは、このカードのキッカーした効果に呼応している。
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*このカードのイラストと[[フレイバー・テキスト]]は共に人気がある。
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**フレイバー・テキスト原文では"You're not '''my''' Hanna!"となっており、訳文ではそのニュアンスが失われてしまっているのが少々残念なところ。
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{{フレイバーテキスト|お前はハナじゃない!|ジェラードからヨーグモスへ}}
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:アポカリプス]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アポカリプス]] - [[コモン]]

2014年2月18日 (火) 23:53時点における版


キッカー付きの送還/Unsummon。キッカーすると別のクリーチャーに2点のダメージ与えられる。

1枚のカードで2体のクリーチャーに対処できるのが強み。またこれ自体はなので、プロテクション)を持つクリーチャーにダメージを与えられる火力ということも見逃せない利点。

リミテッドでは優秀なコンバット・トリックとして活躍した。構築でもトークンバウンスしつつ、マーフォークの物あさり/Merfolk Looter日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla除去できるという事で、が合えば使われることもあった。

ストーリー

「偽り」と訳されてる「Jilt」とは「(恋人を)捨てる、振る」という意味。このカードでは、ヨーグモス/Yawgmothが蘇らせた恋人ハナ/Hannaジェラード/Gerrardが自身の手で殺す、別離の場面を描いている。イラストのジェラードは剣と短剣を手にしているが、小説Apocalypseでは魂奪取のハルバード(soul-stealing halberd)とウルザ/Urzaの首を両手に持っている。

小説によると、ヨーグモスに忠誠を誓い、ウルザに勝利して斬首したジェラードは、ヨーグモス自身の手でファイレクシア/Phyrexia人に改造され、クロウヴァクス/Crovax以上の地位を授けられた。全ては愛するハナを取り戻すための決断であったが、彼女の口を通してヨーグモス自身が喋ったことから、彼は蘇った恋人の内部にはヨーグモスの核(the heart of Yawgmoth)が潜んでいることに気づいてしまう。彼女は本当のハナではない。ジェラードはハルバードをハナの肩口から深々と叩き込む、「私を助けるために、私を殺して!(You save me only to slay me!)」とハナの叫び声、引き抜いたハルバードをもう一撃。ぞっとする光景、彼は恋人の死を2回も看取らねばならなかった。方やヨーグモスはハナの遺体から抜け出すが受けた損害がかなり深刻だったためか、ジェラードをファイレクシア第九球層から要塞/Strongholdの玉座の間へはじき出しただけに留まり、ジェラードの裏切りを配下に知らせるなどの対応すらしていない。

ハナを偽りの生から解放し、ヨーグモスの核を傷つけた流れは、このカードのキッカーした効果に呼応している。

  • このカードのイラストとフレイバー・テキストは共に人気がある。
    • フレイバー・テキスト原文では"You're not my Hanna!"となっており、訳文ではそのニュアンスが失われてしまっているのが少々残念なところ。
お前はハナじゃない!
ジェラードからヨーグモスへ

参考

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