Jon Finkel
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(124.37.150.210(トーク)による第120915版を取り消し) |
|||
1行: | 1行: | ||
'''ジョン・フィンケル'''(''Jon Finkel'')は、アメリカの[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]][[プレイヤー]]。 | '''ジョン・フィンケル'''(''Jon Finkel'')は、アメリカの[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]][[プレイヤー]]。 | ||
− | + | マジックのトーナメント史に於いて、[[Kai Budde]]に次ぐ世界最強プレイヤーである。あまりの強さ、[[プレイング|プレイングミス]]の無さから[[プロプレイヤー]]の間では「'''フィンケルトロン'''」(機械だからミスをしない、の意)、日本では「'''閣下'''」のあだ名で呼ばれる。 | |
− | + | [[プロツアー]]優勝3回、プロツアーサンデー14回、生涯獲得[[プロツアー・ポイント]]486点と圧倒的な記録を持つ、「史上最強のナンバー2」である。 | |
− | [[ | + | 2005年[[マジック・プロツアー殿堂]]入り。その後、[[プロツアークアラルンプール08]]で8年ぶりの優勝という劇的な復活を果たし、2012年には2大会連続プロツアーサンデー進出という快挙を成し遂げた。 |
*彼が[[インビテーショナル00秋]]で優勝した際にデザインした[[カード]]が[[影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator]]である。 | *彼が[[インビテーショナル00秋]]で優勝した際にデザインした[[カード]]が[[影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator]]である。 | ||
− | * | + | **元々インビテーショナルでは[[神の怒り/Wrath of God]]を[[多色]]にして[[フリースペル]]にしたカード(Wrath of Leknif)をデザインしたが、当然却下された。 |
+ | **ちなみに影魔道士の浸透者の当初の名前は(Dark Elfkin)。いずれも「Finkel」の[[アナグラム]]である。 | ||
+ | *背が高く、高校生の頃から周りより頭1つ飛びぬけていた。現在は190cmを越えようかという長身。 | ||
+ | *バスケットボールが好きで、[[森勝洋]]や[[藤田憲一]]らを集めてバスケをしたことがある。 | ||
+ | *[[Chris Pikula]]とのコンビで、投稿された[[デッキ]]に対し罵詈雑言を並べながら診断をしていく「こんなデッキは紙の束だ!」はあまりにも有名。[[デュエリスト・ジャパン]]誌にその翻訳記事が載せられていた。 | ||
==主な戦績== | ==主な戦績== | ||
35行: | 39行: | ||
*[[アメリカ選手権00]] 優勝 | *[[アメリカ選手権00]] 優勝 | ||
*[[グランプリピッツバーグ00]] チーム戦ベスト4(Team Antarctica) | *[[グランプリピッツバーグ00]] チーム戦ベスト4(Team Antarctica) | ||
− | *[[ | + | *[[グランプリセントルイス00 ]] チーム戦優勝(Antarctica) |
*[[グランプリカンサスシティ99]] ベスト8 | *[[グランプリカンサスシティ99]] ベスト8 | ||
*[[グランプリウィーン99]] ベスト4 | *[[グランプリウィーン99]] ベスト4 | ||
43行: | 47行: | ||
*[[グランプリリオデジャネイロ98]] 優勝 | *[[グランプリリオデジャネイロ98]] 優勝 | ||
− | |||
*[[インビテーショナル04]] 出場(Fan Ballot第1位) | *[[インビテーショナル04]] 出場(Fan Ballot第1位) | ||
*[[インビテーショナル02]] 出場(Player's Ballot第1位) | *[[インビテーショナル02]] 出場(Player's Ballot第1位) |
2012年12月9日 (日) 22:13時点における版
ジョン・フィンケル(Jon Finkel)は、アメリカのマジックプレイヤー。
マジックのトーナメント史に於いて、Kai Buddeに次ぐ世界最強プレイヤーである。あまりの強さ、プレイングミスの無さからプロプレイヤーの間では「フィンケルトロン」(機械だからミスをしない、の意)、日本では「閣下」のあだ名で呼ばれる。
プロツアー優勝3回、プロツアーサンデー14回、生涯獲得プロツアー・ポイント486点と圧倒的な記録を持つ、「史上最強のナンバー2」である。
2005年マジック・プロツアー殿堂入り。その後、プロツアークアラルンプール08で8年ぶりの優勝という劇的な復活を果たし、2012年には2大会連続プロツアーサンデー進出という快挙を成し遂げた。
- 彼がインビテーショナル00秋で優勝した際にデザインしたカードが影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltratorである。
- 元々インビテーショナルでは神の怒り/Wrath of Godを多色にしてフリースペルにしたカード(Wrath of Leknif)をデザインしたが、当然却下された。
- ちなみに影魔道士の浸透者の当初の名前は(Dark Elfkin)。いずれも「Finkel」のアナグラムである。
- 背が高く、高校生の頃から周りより頭1つ飛びぬけていた。現在は190cmを越えようかという長身。
- バスケットボールが好きで、森勝洋や藤田憲一らを集めてバスケをしたことがある。
- Chris Pikulaとのコンビで、投稿されたデッキに対し罵詈雑言を並べながら診断をしていく「こんなデッキは紙の束だ!」はあまりにも有名。デュエリスト・ジャパン誌にその翻訳記事が載せられていた。
主な戦績
- プロツアー「アヴァシンの帰還」 ベスト8
- プロツアー「闇の隆盛」 ベスト4
- プロツアークアラルンプール08 優勝
- プロツアー横浜03 ベスト4
- プロツアーシカゴ03 ベスト4
- プロツアーロサンゼルス01 ベスト4
- プロツアーシカゴ00 ベスト8
- 世界選手権00 個人戦優勝・団体戦優勝
- プロツアーワシントンDC99 チーム戦ベスト4(Team Antarctica)
- プロツアーロサンゼルス99 準優勝
- プロツアーシカゴ98 ベスト8
- 世界選手権98 個人戦ベスト4・団体戦優勝
- プロツアーニューヨーク98 優勝
- プロツアーシカゴ97 ベスト4
その他
- プレイヤー選手権12 ベスト4
- グランプリワシントンDC04 チーム戦ベスト4(Re-Elect Gore)
- アメリカ選手権03 ベスト8
- グランプリアムステルダム03 チーム戦準優勝(Ace Ten Off)
- マスターズバルセロナ01 ベスト4
- マスターズシカゴ00 準優勝
- アメリカ選手権00 優勝
- グランプリピッツバーグ00 チーム戦ベスト4(Team Antarctica)
- グランプリセントルイス00 チーム戦優勝(Antarctica)
- グランプリカンサスシティ99 ベスト8
- グランプリウィーン99 ベスト4
- グランプリボストン98 優勝
- アメリカ選手権98 ベスト4
- グランプリチューリッヒ98 ベスト8
- グランプリリオデジャネイロ98 優勝
- インビテーショナル04 出場(Fan Ballot第1位)
- インビテーショナル02 出場(Player's Ballot第1位)
- インビテーショナル01 出場
- インビテーショナル00秋 優勝(世界選手権00優勝)
- インビテーショナル00春 出場(プレイヤー・オブ・ザ・イヤー枠、繰上げ)
- インビテーショナル99 出場
- プロツアーコロンバス96(ジュニア部門) ベスト4
- プロツアーニューヨーク96(ジュニア部門) ベスト8
主な使用デッキ
- 青白黒スピリット(プロツアー「闇の隆盛」 ベスト4)
- ゾンビ (アメリカ選手権03 ベスト8)
- バベル (Magic Online)
- ファイアーズ (プロツアーシカゴ00 ベスト8)
- Go-Mar (マスターズバルセロナ01 ベスト4)
- スーサイドブラウン (世界選手権00 優勝)
- フローレスブラック (アメリカ選手権00 優勝)
- デッドガイレッド (世界選手権98 ベスト8)
- メダリオンブルー(タッチフォービディアン、アメリカ選手権98 ベスト4)
- プリズン (エクステンデッド、プロツアーシカゴ97 ベスト4)
参考
- 殿堂入り記念ページ (WotC、英語)
- カードゲームから株投資まで:達人が教える「迅速で正確な決断の秘訣」 (WIRED VISION、日本語)
- Interview: Jon Finkel Part 1 (WotC、英語)
- Interview: Jon Finkel Part 2 (WotC、英語)
- Team Antarctica
- 影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator(インビテーショナルカード)
- デッキマスターズ (構築済みデッキ1つの構築を担当)
- 実在の人物