鋼のゴーレム/Steel Golem
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ひとつの指標と言える、[[タフネス]]が4以上であることが重要。初出当時の主な[[火力]]である[[稲妻/Lightning Bolt]]や[[火葬/Incinerate]]では死なず、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン・デッキ]]の主力だった[[騎士]]軍団、特に[[側面攻撃]]持ちの[[スークアタの槍騎兵/Suq'Ata Lancer]]や[[墜ちたるアスカーリ/Fallen Askari]]などを一方的に返り討ちにできるのも力強かった。[[青単色デッキ|青単色]]のパーミッションにおいては[[スクラーグノス/Scragnoth]]を止めるための[[壁 (俗語)|壁]]役として重宝された。 | ひとつの指標と言える、[[タフネス]]が4以上であることが重要。初出当時の主な[[火力]]である[[稲妻/Lightning Bolt]]や[[火葬/Incinerate]]では死なず、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン・デッキ]]の主力だった[[騎士]]軍団、特に[[側面攻撃]]持ちの[[スークアタの槍騎兵/Suq'Ata Lancer]]や[[墜ちたるアスカーリ/Fallen Askari]]などを一方的に返り討ちにできるのも力強かった。[[青単色デッキ|青単色]]のパーミッションにおいては[[スクラーグノス/Scragnoth]]を止めるための[[壁 (俗語)|壁]]役として重宝された。 | ||
− | [[ミラージュ・ブロック]] | + | [[ミラージュ・ブロック]]~[[テンペスト・ブロック]]期の[[スタンダード]]では、[[ユーロブルー]]や[[シュナイダーポックス]]の[[フィニッシャー]]として活躍した。また、1997年~1999年の[[エクステンデッド]]でも、[[悪疫/Pox]]デッキのフィニッシャーとして活躍した。 |
[[第10版]]で10年の時を経て[[再録]]。しかし、同時期に[[サイズ]]が同じでデメリットを対処しやすい[[ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot]]がいたため、昔ほどは活躍できなかった。 | [[第10版]]で10年の時を経て[[再録]]。しかし、同時期に[[サイズ]]が同じでデメリットを対処しやすい[[ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot]]がいたため、昔ほどは活躍できなかった。 | ||
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*なんとも言えない不気味な表情が印象的({{Gatherer|id=4440}})。[[ウェザーライト]]のパッケージ・イラストも飾っている。 | *なんとも言えない不気味な表情が印象的({{Gatherer|id=4440}})。[[ウェザーライト]]のパッケージ・イラストも飾っている。 | ||
*ウェザーライト版の[[フレイバー・テキスト]]に登場しているので紛らわしいが、これ自身は[[銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem]]とは別モノである。カーンが言う「ためらいもせず人を殺す者」の一つがこのカードのことだと思われる。 | *ウェザーライト版の[[フレイバー・テキスト]]に登場しているので紛らわしいが、これ自身は[[銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem]]とは別モノである。カーンが言う「ためらいもせず人を殺す者」の一つがこのカードのことだと思われる。 | ||
− | + | {{フレイバーテキスト|ジェラードを守るためなら自分の生命など惜しくないが、わたしの良心は他人の生命を奪うことを許してくれない。ためらいもせず人を殺す者はいくらもいるのだが。|銀のゴーレム、カーン}} | |
==参考== | ==参考== | ||
*[[The Top 50 Artifacts of All Time]]第43位([[WotC]]、文:[[Zvi Mowshowitz]]、英語) | *[[The Top 50 Artifacts of All Time]]第43位([[WotC]]、文:[[Zvi Mowshowitz]]、英語) | ||
*[[カード個別評価:ウェザーライト]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ウェザーライト]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]] |
2013年6月29日 (土) 20:24時点における版
3マナ3/4のアーティファクト・クリーチャー。どの色でも使える利便性と引き換えにコスト・パフォーマンスが抑えられがちなアーティファクトにしては良好な性能を持つ。その分、クリーチャー呪文を唱えられなくなるペナルティ能力つきだが、それを考慮してデッキを組めば問題はない。たとえば、パーミッションのようにデッキに入れるクリーチャー数が極端に少なければデメリットはほとんどないも同然である。
ひとつの指標と言える、タフネスが4以上であることが重要。初出当時の主な火力である稲妻/Lightning Boltや火葬/Incinerateでは死なず、ビートダウン・デッキの主力だった騎士軍団、特に側面攻撃持ちのスークアタの槍騎兵/Suq'Ata Lancerや墜ちたるアスカーリ/Fallen Askariなどを一方的に返り討ちにできるのも力強かった。青単色のパーミッションにおいてはスクラーグノス/Scragnothを止めるための壁役として重宝された。
ミラージュ・ブロック~テンペスト・ブロック期のスタンダードでは、ユーロブルーやシュナイダーポックスのフィニッシャーとして活躍した。また、1997年~1999年のエクステンデッドでも、悪疫/Poxデッキのフィニッシャーとして活躍した。
第10版で10年の時を経て再録。しかし、同時期にサイズが同じでデメリットを対処しやすいファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfootがいたため、昔ほどは活躍できなかった。
- 平和な心/Pacifismをつけられると全くの無防備に。逆にこれを利用して寄付/Donateするのも手。
- 後に上位種である光網の観察者/Grid Monitorが登場した。
- なんとも言えない不気味な表情が印象的(イラスト)。ウェザーライトのパッケージ・イラストも飾っている。
- ウェザーライト版のフレイバー・テキストに登場しているので紛らわしいが、これ自身は銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golemとは別モノである。カーンが言う「ためらいもせず人を殺す者」の一つがこのカードのことだと思われる。
ジェラードを守るためなら自分の生命など惜しくないが、わたしの良心は他人の生命を奪うことを許してくれない。ためらいもせず人を殺す者はいくらもいるのだが。― 銀のゴーレム、カーン