トロモクラティス/Tromokratis
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− | + | この能力自体がある程度の[[回避能力]]であるが、さらに何らかの方法で「1体でもブロックに参加できない状況」を作り出せば確実に[[ブロックされない]]状態となる。[[タッパー]]で1体[[タップ]]したり、あるいは[[飛行]]や[[威嚇]]などの別の回避能力を持たせたりなどするとよい(もっとも後者を狙いすぎると本末転倒になりがちだが)。 | |
− | [[除去耐性]] | + | [[除去耐性]]の面では、非戦闘時だけだが呪禁を持つことからそれなりに高い。対戦相手側は[[ソーサリー]]や[[オーラ]]での無力化が困難で、また[[インスタント・タイミング]]のものでも[[タッパー]]や単なる[[攻撃制限]]では戦闘前に止めるタイミングを得ることはない。とはいえ[[攻撃]]直後に[[破滅の刃/Doom Blade]]のようなシンプルな[[除去]]を使われればたやすく対処されるため過信は禁物。 |
回避能力も呪禁も不完全であり、[[構築]]ではそれが大きな足枷になる危険性があるが、[[リミテッド]]では対応策の選択肢が少ないことから不完全さを狙い撃ちされる可能性が低く、強力な[[フィニッシャー]]になり得る。 | 回避能力も呪禁も不完全であり、[[構築]]ではそれが大きな足枷になる危険性があるが、[[リミテッド]]では対応策の選択肢が少ないことから不完全さを狙い撃ちされる可能性が低く、強力な[[フィニッシャー]]になり得る。 | ||
− | * | + | *2番目の能力は、あくまで[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]中の[[ブロック・クリーチャー]]の指定に制限をかける能力である。[[ブロック強制]]能力ではないし、また[[攻撃]]時点でブロックされるか否かが決定されるものでもない。 |
+ | **対戦相手はトロモクラティスに対して「すべてのクリーチャーでブロックする」もしくは「ブロックしない」のどちらかを満たすようにブロック・クリーチャーを指定する。 | ||
+ | **既に[[タップ]]状態である、[[ブロック制限]]を受けているなどでブロックに参加できないクリーチャーが1体でもいる場合、「すべてのクリーチャーでブロックする」は不可能になるため、必然的に「ブロックしない」ことになる。 | ||
+ | **[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]中に、ブロックに参加できないクリーチャーを何らかの方法で[[戦場]]を離れさせれば、残り全員でブロックすることが可能。これを利用して「トロモクラティスの攻撃を誘ってブロック」という[[プレイング]]も可能。 | ||
*[[神々の軍勢]]の[[発売記念週末]]の[[プロモーション・カード]]として、[[2014年]]2月7日の[[フライデー・ナイト・マジック]]などでこれの[[絵|イラスト]]違いの[[プレミアム・カード]]が配布される([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1408 参考])。 | *[[神々の軍勢]]の[[発売記念週末]]の[[プロモーション・カード]]として、[[2014年]]2月7日の[[フライデー・ナイト・マジック]]などでこれの[[絵|イラスト]]違いの[[プレミアム・カード]]が配布される([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1408 参考])。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:神々の軍勢]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:神々の軍勢]] - [[レア]] |
2014年1月31日 (金) 22:05時点における版
Tromokratis / トロモクラティス (5)(青)(青)
伝説のクリーチャー — クラーケン(Kraken)
伝説のクリーチャー — クラーケン(Kraken)
攻撃やブロックをしていないかぎり、トロモクラティスは呪禁を持つ。
防御プレイヤーがコントロールしているすべてのクリーチャーがこれをブロックしないかぎり、トロモクラティスはブロックされない。(そのプレイヤーがコントロールしているいずれかのクリーチャーがこのクリーチャーをブロックしないなら、これはブロックされない。)
防御プレイヤーの全クリーチャーで一斉にかからなければブロックできない伝説のクラーケン。普段は海中に身を潜めているためか、非戦闘時のみ呪禁を持つ。
この能力自体がある程度の回避能力であるが、さらに何らかの方法で「1体でもブロックに参加できない状況」を作り出せば確実にブロックされない状態となる。タッパーで1体タップしたり、あるいは飛行や威嚇などの別の回避能力を持たせたりなどするとよい(もっとも後者を狙いすぎると本末転倒になりがちだが)。
除去耐性の面では、非戦闘時だけだが呪禁を持つことからそれなりに高い。対戦相手側はソーサリーやオーラでの無力化が困難で、またインスタント・タイミングのものでもタッパーや単なる攻撃制限では戦闘前に止めるタイミングを得ることはない。とはいえ攻撃直後に破滅の刃/Doom Bladeのようなシンプルな除去を使われればたやすく対処されるため過信は禁物。
回避能力も呪禁も不完全であり、構築ではそれが大きな足枷になる危険性があるが、リミテッドでは対応策の選択肢が少ないことから不完全さを狙い撃ちされる可能性が低く、強力なフィニッシャーになり得る。
- 2番目の能力は、あくまでブロック・クリーチャー指定ステップ中のブロック・クリーチャーの指定に制限をかける能力である。ブロック強制能力ではないし、また攻撃時点でブロックされるか否かが決定されるものでもない。
- 対戦相手はトロモクラティスに対して「すべてのクリーチャーでブロックする」もしくは「ブロックしない」のどちらかを満たすようにブロック・クリーチャーを指定する。
- 既にタップ状態である、ブロック制限を受けているなどでブロックに参加できないクリーチャーが1体でもいる場合、「すべてのクリーチャーでブロックする」は不可能になるため、必然的に「ブロックしない」ことになる。
- 攻撃クリーチャー指定ステップ中に、ブロックに参加できないクリーチャーを何らかの方法で戦場を離れさせれば、残り全員でブロックすることが可能。これを利用して「トロモクラティスの攻撃を誘ってブロック」というプレイングも可能。
- 神々の軍勢の発売記念週末のプロモーション・カードとして、2014年2月7日のフライデー・ナイト・マジックなどでこれのイラスト違いのプレミアム・カードが配布される(参考)。