バトルランド
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*名前の由来は収録[[エキスパンション]]である戦乱のゼンディカーの英語名「'''Battle''' for Zendikar」から。 | *名前の由来は収録[[エキスパンション]]である戦乱のゼンディカーの英語名「'''Battle''' for Zendikar」から。 | ||
− | * | + | *[[M10ランド]]に似たようなペナルティを持つが、単純な下位互換ではない。 |
− | ** | + | **M10ランドは対応する基本土地タイプを持つカードが必要だが、バトルランドは基本土地であれば種類は問わない。例えば、あなたがコントロールする[[土地]]が[[平地/Plains]]1枚と[[島/Island]]1枚の場合、[[燻る湿地/Smoldering Marsh]]は[[アンタップ]]状態で戦場に出るが、[[竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit]]はタップ状態で戦場に出る。 |
+ | **M10ランドは基本土地タイプを持たないが、バトルランドは基本土地タイプを持つ。それによるメリット・デメリットが異なる。 | ||
*タルキール覇王譚と戦乱のゼンディカーが共存するスタンダードにおいて[[色の組み合わせ#3色の組み合わせ|楔3色]]のデッキを組む場合、楔の頂点にあたる色を含むバトルランドは片方の色しか[[デッキカラー]]と合わないが、友好色フェッチランドとの兼ね合いを考えると採用する意味がある。 | *タルキール覇王譚と戦乱のゼンディカーが共存するスタンダードにおいて[[色の組み合わせ#3色の組み合わせ|楔3色]]のデッキを組む場合、楔の頂点にあたる色を含むバトルランドは片方の色しか[[デッキカラー]]と合わないが、友好色フェッチランドとの兼ね合いを考えると採用する意味がある。 | ||
**例えば[[赤白青]]のデッキを組むとする。デッキカラーと合致する[[大草原の川/Prairie Stream]]([[平地]]+[[島]])は自然に採用できるが、それに加えて[[燻る湿地/Smoldering Marsh]]([[沼]]+[[山]])を1枚採用すると、島か沼を[[サーチ]]できる[[汚染された三角州/Polluted Delta]]によって[[白マナ]]・[[青マナ]]・[[赤マナ]]のいずれにもアクセスできるようになる。同様に[[燃えがらの林間地/Cinder Glade]](山+[[森]])を1枚採用しておけば、[[吹きさらしの荒野/Windswept Heath]](森か平地をサーチ)から全色にアクセスできるようになる。 | **例えば[[赤白青]]のデッキを組むとする。デッキカラーと合致する[[大草原の川/Prairie Stream]]([[平地]]+[[島]])は自然に採用できるが、それに加えて[[燻る湿地/Smoldering Marsh]]([[沼]]+[[山]])を1枚採用すると、島か沼を[[サーチ]]できる[[汚染された三角州/Polluted Delta]]によって[[白マナ]]・[[青マナ]]・[[赤マナ]]のいずれにもアクセスできるようになる。同様に[[燃えがらの林間地/Cinder Glade]](山+[[森]])を1枚採用しておけば、[[吹きさらしの荒野/Windswept Heath]](森か平地をサーチ)から全色にアクセスできるようになる。 |
2015年10月20日 (火) 23:03時点における版
バトルランド(Battle Land)とは戦乱のゼンディカーで登場した、2つの基本土地タイプを持つ基本でない土地の総称。
Prairie Stream / 大草原の川
土地 — 平地(Plains) 島(Island)
土地 — 平地(Plains) 島(Island)
((T):(白)か(青)を加える。)
あなたが2つ以上の基本土地をコントロールしていないかぎり、大草原の川はタップ状態で戦場に出る。
解説
元祖デュアルランドの調整版・下位互換であり、戦場に出る際にあなたが2つ以上の基本土地をコントロールしていなければタップ状態で戦場に出る、というペナルティ能力が追加されている。
元祖デュアルランドやショックランドと同じく、「基本土地ではないが基本土地タイプは持つ」という性質を持つ。そのため特定の基本土地タイプを参照する土地サーチカードが利用できるというメリットがある。一方で、基本でない土地への対策にも、基本土地タイプを狙い撃ちにする色対策カードにも引っかかるというデメリットもある。ルール上の詳細はデュアルランドの項目も参照のこと。
基本土地タイプを参照するフェッチランドとは相性が良い。スタンダードではタルキール覇王譚に再録された友好色フェッチランドと合わせて環境の多色化に貢献した。
- 名前の由来は収録エキスパンションである戦乱のゼンディカーの英語名「Battle for Zendikar」から。
- M10ランドに似たようなペナルティを持つが、単純な下位互換ではない。
- M10ランドは対応する基本土地タイプを持つカードが必要だが、バトルランドは基本土地であれば種類は問わない。例えば、あなたがコントロールする土地が平地/Plains1枚と島/Island1枚の場合、燻る湿地/Smoldering Marshはアンタップ状態で戦場に出るが、竜髑髏の山頂/Dragonskull Summitはタップ状態で戦場に出る。
- M10ランドは基本土地タイプを持たないが、バトルランドは基本土地タイプを持つ。それによるメリット・デメリットが異なる。
- タルキール覇王譚と戦乱のゼンディカーが共存するスタンダードにおいて楔3色のデッキを組む場合、楔の頂点にあたる色を含むバトルランドは片方の色しかデッキカラーと合わないが、友好色フェッチランドとの兼ね合いを考えると採用する意味がある。
- 例えば赤白青のデッキを組むとする。デッキカラーと合致する大草原の川/Prairie Stream(平地+島)は自然に採用できるが、それに加えて燻る湿地/Smoldering Marsh(沼+山)を1枚採用すると、島か沼をサーチできる汚染された三角州/Polluted Deltaによって白マナ・青マナ・赤マナのいずれにもアクセスできるようになる。同様に燃えがらの林間地/Cinder Glade(山+森)を1枚採用しておけば、吹きさらしの荒野/Windswept Heath(森か平地をサーチ)から全色にアクセスできるようになる。
該当カード
- 大草原の川/Prairie Stream (平地+島)
- 窪み渓谷/Sunken Hollow (島+沼)
- 燻る湿地/Smoldering Marsh (沼+山)
- 燃えがらの林間地/Cinder Glade (山+森)
- 梢の眺望/Canopy Vista (森+平地)