マジック・オリジン
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各プレインズウォーカーの故郷である5つの[[次元/Plane]]と、彼らが初めてプレインズウォークした5つの次元、計10の次元を舞台とする。 | 各プレインズウォーカーの故郷である5つの[[次元/Plane]]と、彼らが初めてプレインズウォークした5つの次元、計10の次元を舞台とする。 |
2016年2月29日 (月) 06:29時点における版
マジック・オリジン/Magic Origins | |
シンボル | 日の出とプレインズウォーカー・シンボル |
略号 | ORI |
発売日 | 2015年7月17日 |
セット枚数 | 全272種類+番外カード16種類 |
マジック・オリジン/Magic Originsは、17番目にして最後の基本セット。2015年7月17日発売。キャッチコピーは「内なる灯の目覚め/Ignite Your Spark」。
目次 |
概要
以下の5名のプレインズウォーカー/Planeswalkerにスポットを当て、彼らがプレインズウォーカーとして覚醒した"オリジン"を描く。
- リリアナを除く4人はゲートウォッチ/The Gatewatch結成時のメンバーである。
各プレインズウォーカーの故郷である5つの次元/Planeと、彼らが初めてプレインズウォークした5つの次元、計10の次元を舞台とする。
新キーワード能力として高名と威迫が、新能力語として魔巧が登場している。プレインズウォーカーへの覚醒を表すメカニズムとして両面カードが再登場した。常磐木も整理され、果敢と威迫と占術が新たに常磐木として扱われ、威嚇や土地渡りの退場、プロテクションが常用メカニズムから距離を置くことが発表された(参考/翻訳)。
- 2014年8月末のスタンダードのルールとローテーション周期の変更に伴い、スタンダードでは2016年秋にタルキール龍紀伝と同時にスタンダードから落ちる(参考)。使用可能な期間は基本セット2015までの基本セットと変わらない。
発売前情報
- プロツアー「運命再編」で公開されたキー・ビジュアルにはジェイス・ベレレンの姿が描かれている。このイラストはパッケージ・イラストにも採用されている。また、リリアナ・ヴェスのアートが2枚公開された(参考)。
- PAX Eastにて両面カードの異端の癒し手、リリアナ/Liliana, Heretical Healer(反抗する屍術師、リリアナ/Liliana, Defiant Necromancer)が先行公開された(参考)。
番外カード
基本セット2015に引き続き、ブースターパックには封入されず、店舗などで配布される入門者用のハーフデッキ(非売品)およびデッキビルダーセットにのみ封入される「番外カード」が16枚存在する(参考)。
いずれも再録カードであり、マジック・オリジンが使用できるフォーマットで使用することが可能(同名の過去のカードも使用可能)。コレクター番号は273~288が割り振られている。
- 該当カード
- 神盾の天使/Aegis Angel
- 神聖なる評決/Divine Verdict
- 警備隊の鷲/Eagle of the Watch
- セラの天使/Serra Angel
- 虚空への突入/Into the Void
- マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn
- 運命編み/Weave Fate
- 肉は塵に/Flesh to Dust
- 精神腐敗/Mind Rot
- 夢魔/Nightmare
- センギアの吸血鬼/Sengir Vampire
- 焦熱のヘルハウンド/Fiery Hellhound
- シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon
- 垂直落下/Plummet
- 尊き一角獣/Prized Unicorn
- 土を踏み付けるもの/Terra Stomper
リミテッド
リミテッドにおける2色の組み合わせには推奨されるアーキタイプが定められており、それぞれのアーキタイプは舞台となった10の次元と関連付けて設定されている(参考/翻訳)。
色 | 次元 | アーキタイプ |
---|---|---|
白青 | ヴリン/Vryn | コントロール、飛行、魔巧 |
白黒[2] | ドミナリア/Dominaria | オーラの利用 |
青黒[3] | イニストラード/Innistrad | 墓地利用 |
青赤 | カラデシュ/Kaladesh | テンポアグロ、アーティファクト |
黒赤 | レガーサ/Regatha | 生け贄系シナジー |
黒緑[4] | ローウィン/Lorwyn | 消耗戦、エルフ |
赤緑 | ゼンディカー/Zendikar | ミッドレンジ、マナ加速 |
赤白[5] | テーロス/Theros | 小型クリーチャーの展開 |
緑白[6] | バント/Bant | 高名、各種強化 |
緑青[7] | ラヴニカ/Ravnica | テンポ・アドバンテージの取得 |
- あくまでもリミテッドのアーキタイプの話であり、それぞれの次元からは対応する2色以外の色のカードも収録されている(エレボスのタイタン/Erebos's Titan、瘡蓋族の狂戦士/Scab-Clan Berserkerなど)。
代表的な大会
構築済みデッキ
エントリーセット
- 戦いの覚悟/Brave the Battle (白緑)
- 空への飛躍/Take to the Sky (青白)
- 悪魔の取引/Demonic Deals (黒赤)
- 勝利の構築/Assemble Victory (赤青)
- 狩猟者の群れ/Hunting Pack (緑黒)
対戦キット
パッケージ・イラスト
ブースターパックには以下の5名のプレインズウォーカー/Planeswalker達の若かりし頃の姿と現在の姿を描いたイラストが採用されている(参考)。実際のカードに使われていないイラストがブースターパックのパッケージを飾る例は珍しく、第6版以来実に16年ぶりとなる。
- ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(キテオン・イオラ/Kytheon Iora)
- ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
- リリアナ・ヴェス/Liliana Vess
- チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar
- ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane
主な開発スタッフ
- デザイン・チーム - Shawn Main (リード)、Mark Gottlieb、Ari Levitch、Nik Davidson、Ian Duke
- デベロップ・チーム - Sam Stoddard (リード)、Dave Humpherys、Ian Duke、Dan Emmons、Ethan Fleischer、Ari Levitch、Matt Tabak(協力)
関連リンク
- Announcing Magic Origins/『マジック・オリジン』 発表
- What's the Story with Magic Origins?/『マジック・オリジン』の物語とは?(文:Doug Beyer)
- Magic Origins Mechanics Article/『マジック・オリジン』のメカニズム
- Magic Origins Prerelease Primer/『マジック・オリジン』プレリリース入門
- Magic Origins Release Notes/『マジック・オリジン』リリースノート
脚注
- ↑ 再録カードに限り、アラーラ/Alaraのバント以外の断片/Shardからの収録も認められている(参考)。
- ↑ リリアナが癒し手から屍術師/Necromancerになったことに由来する。
- ↑ イニストラード・ブロックでゾンビに割り振られた2色。
- ↑ ローウィン・ブロックでエルフに割り振られた2色。
- ↑ ギデオンの故郷であるアクロス/Akrosの色。
- ↑ バントの3色(緑白青)のうちの2色。
- ↑ シミック連合/The Simic Combineの色。なお、ストーリー上ジェイスはシミックと特に深い関係があるわけではない。