イクサラン

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
8行: 8行:
 
|コードネーム=Ham
 
|コードネーム=Ham
 
|発売日=2017年9月29日
 
|発売日=2017年9月29日
|セット枚数=全279種類
+
|セット枚数=全279+10種類
 
}}
 
}}
 
'''イクサラン'''/''Ixalan''は、[[イクサラン・ブロック]]の第1[[セット]]。[[2017年]]9月29日発売。キャッチコピーは「'''未踏の地へ挑め'''/''Brave the Unknown''」。
 
'''イクサラン'''/''Ixalan''は、[[イクサラン・ブロック]]の第1[[セット]]。[[2017年]]9月29日発売。キャッチコピーは「'''未踏の地へ挑め'''/''Brave the Unknown''」。
15行: 15行:
 
大航海時代モチーフの[[次元/Plane]]、[[イクサラン/Ixalan]]を舞台とする。
 
大航海時代モチーフの[[次元/Plane]]、[[イクサラン/Ixalan]]を舞台とする。
  
テーマは「[[部族 (俗称)|部族]]」「中南米」「冒険」。このセットでは4勢力の争いが描かれており、それぞれの特徴は以下のようになっている。
+
[[Jenna Helland]]が全日社外会議で提唱した、ヨーロッパからアメリカを目指した征服者達([[wikipedia:ja:コンキスタドール]])が[[吸血鬼]]という「探検の時代」世界観がスタートとなった、[[トップダウン・デザイン]]のカード・セット。やがてそこにプレイヤーから望まれていたものである[[海賊]]や[[恐竜]]といった要素が加わり、4つの[[部族 (俗称)|部族]]の対立というセットのテーマが固まっていった。
  
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
30行: 30行:
 
|}
 
|}
  
また、背景設定面では[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]の全員が活躍するストーリーから離れ、[[ヴラスカ/Vraska]]海賊団が恐竜と戦うことが明かされている。
+
探索者が未知の「場所」を発見するメカニズムとして、[[クリーチャー]][[ライブラリー]]から新たな[[土地]]を求める[[探検]]や、[[第2面]]が土地の[[両面カード]]が登場。海賊の操る帆船として[[機体]]も再登場した。
  
 +
クリーチャー・タイプとして恐竜が復活。[[三葉虫]]が新規に登場した。
 +
 +
*位置情報ゲーム「[https://www.geocaching.com/play Geocaching]」と協同でカードをプレビューするキャンペーンが行われた。
 +
*[[ブースターパック]]のBOX購入特典として、既存の[[BOX特典カード]]に加え、[[スタンダード・ショーダウン]]の景品用パック2個分のカードが封入されたボックス購入特典プロモパックが配布されるというキャンペーンが行われた。
 
*[[プレインズウォーカーの唯一性ルール]]が廃止された。代わりにすべての[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]が「[[伝説の]]」[[特殊タイプ]]を持つこととなり、過去のプレインズウォーカー・カードすべてにも[[エラッタ]]が発行される。
 
*[[プレインズウォーカーの唯一性ルール]]が廃止された。代わりにすべての[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]が「[[伝説の]]」[[特殊タイプ]]を持つこととなり、過去のプレインズウォーカー・カードすべてにも[[エラッタ]]が発行される。
 
*[[統治者]]システムは「資源の争奪」をイメージしたこのセットで「優勢/the egde」メカニズムとして使われる予定があったが、最終的には「支配権の争奪」というイメージで、よりテーマに沿った[[コンスピラシー:王位争奪]]で使用された。
 
*[[統治者]]システムは「資源の争奪」をイメージしたこのセットで「優勢/the egde」メカニズムとして使われる予定があったが、最終的には「支配権の争奪」というイメージで、よりテーマに沿った[[コンスピラシー:王位争奪]]で使用された。
 
==発売前情報==
 
位置情報ゲーム「[https://www.geocaching.com/play Geocaching]」と協同でカードをプレビューするキャンペーンが行われる。
 
  
 
===カード情報の漏洩===
 
===カード情報の漏洩===
57行: 58行:
 
===[[ゲームデー]]===
 
===[[ゲームデー]]===
 
2017年11月11日、12日に開催される。
 
2017年11月11日、12日に開催される。
<!--
+
 
 
==[[構築済みデッキ]]==
 
==[[構築済みデッキ]]==
 
===[[プレインズウォーカーデッキ]]===
 
===[[プレインズウォーカーデッキ]]===
 +
*[[巧妙な精神魔道士、ジェイス/Jace, Ingenious Mind-Mage (プレインズウォーカーデッキ)|巧妙な精神魔道士、ジェイス/Jace, Ingenious Mind-Mage]]
 +
*[[恐竜騎士、ファートリ/Huatli, Dinosaur Knight (プレインズウォーカーデッキ)|恐竜騎士、ファートリ/Huatli, Dinosaur Knight]]
  
 
==パッケージ・イラスト==
 
==パッケージ・イラスト==
 +
*[[敵意ある征服者/Vicious Conquistador]]
 +
*[[秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker]]
 +
*[[鉤爪の切りつけ/Slash of Talons]]
 +
*[[乗っ取り/Hijack]]
 +
*[[火の祭殿の守り手/Fire Shrine Keeper]]
  
 
==[[注目のストーリー]]==
 
==[[注目のストーリー]]==
-->
+
#[[イクサランの束縛/Ixalan's Binding]]
 +
#[[ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt]]
 +
#[[川の叱責/River's Rebuke]]
 +
#[[魔学コンパス/Thaumatic Compass]]
 +
#[[危険な航海/Perilous Voyage]]
 +
 
 
==主な開発スタッフ==
 
==主な開発スタッフ==
 
*'''[[デザイン・チーム]]''' - [[Ken Nagle]](リード)、[[Mark Rosewater]](リード)、[[Ben Hayes]]、[[Gavin Verhey]]、[[Jackie Lee]]、[[James Hata]]、[[James Sooy]]、[[Mark Gottlieb]]、[[Sam Stoddard]]、[[Shawn Main]]、[[Yoni Skolnik]]
 
*'''[[デザイン・チーム]]''' - [[Ken Nagle]](リード)、[[Mark Rosewater]](リード)、[[Ben Hayes]]、[[Gavin Verhey]]、[[Jackie Lee]]、[[James Hata]]、[[James Sooy]]、[[Mark Gottlieb]]、[[Sam Stoddard]]、[[Shawn Main]]、[[Yoni Skolnik]]
76行: 89行:
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/0019443/ 『イクサラン』のメカニズム](Feature 2017年8月28日)
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/0019443/ 『イクサラン』のメカニズム](Feature 2017年8月28日)
 
*[http://mtg-jp.com/publicity/0019459/ 『イクサラン』のプロモカードとプレインズウォーカーデッキ、各種製品のパッケージ、FNMプロモ・トークン!](Card Preview 2017年9月1日)
 
*[http://mtg-jp.com/publicity/0019459/ 『イクサラン』のプロモカードとプレインズウォーカーデッキ、各種製品のパッケージ、FNMプロモ・トークン!](Card Preview 2017年9月1日)
 +
*[http://mtg-jp.com/publicity/0019556/ 『イクサラン』のトークン](Feature 2017年9月13日)
 +
*[http://mtg-jp.com/publicity/0019559/ 『イクサラン』一部カードの誤りのお知らせとお詫び](2017年9月16日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/ixalan-release-notes-2017-09-15 Ixalan Release Notes](Feature 2017年9月15日)
 +
 
===開発コラム===
 
===開発コラム===
 
[[Mark Rosewater]]によるコラム、Making Magic -マジック開発秘話-。
 
[[Mark Rosewater]]によるコラム、Making Magic -マジック開発秘話-。
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0019463/ ただ『イクサラン』のために その1](2017年9月4日)
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0019463/ ただ『イクサラン』のために その1](2017年9月4日)
 +
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0019550/ ただ『イクサラン』のために その2](2017年9月11日)
  
 
[[Melissa DeTora]]によるコラム、Play Design -プレイ・デザイン-。
 
[[Melissa DeTora]]によるコラム、Play Design -プレイ・デザイン-。
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/0019482/ 対策カードを作る理由](2017年9月8日)
+
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/play-design/counter-play-finding-right-answers-2017-09-15 Counter Play: Finding the Right Answers](2017年9月15日)
  
 
[[Nicholas Wolfram]]による、プレビューされたカードのデザイン過程やイラスト発注書を公開するミニコラム、Exploring Ixalan。
 
[[Nicholas Wolfram]]による、プレビューされたカードのデザイン過程やイラスト発注書を公開するミニコラム、Exploring Ixalan。
89行: 107行:
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/exploring-ixalan-raptor-hatchling-2017-09-07 Exploring Ixalan – Raptor Hatchling](2017年9月7日)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/exploring-ixalan-raptor-hatchling-2017-09-07 Exploring Ixalan – Raptor Hatchling](2017年9月7日)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/exploring-ixalan-rampaging-ferocidon-2017-09-08 Exploring Ixalan – Rampaging Ferocidon]](2017年9月8日)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/exploring-ixalan-rampaging-ferocidon-2017-09-08 Exploring Ixalan – Rampaging Ferocidon]](2017年9月8日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/exploring-ixalan-dowsing-dagger-2017-09-11 Exploring Ixalan – Dowsing Dagger](2017年9月11日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/exploring-ixalan-captivating-crew-2017-09-12 Exploring Ixalan - Captivating Crew](2017年9月12日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/exploring-ixalan-shadowed-caravel-2017-09-14 Exploring Ixalan – Shadowed Caravel](2017年9月14日)
  
 
その他。
 
その他。
94行: 115行:
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/royal-recipe-dinosaur-tribal-2017-09-06 A Royal Recipe for Dinosaur Tribal](Card Preview 2017年9月6日)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/royal-recipe-dinosaur-tribal-2017-09-06 A Royal Recipe for Dinosaur Tribal](Card Preview 2017年9月6日)
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/0019478/ 激昂する恐竜たち](Card Preview 2017年9月7日)
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/0019478/ 激昂する恐竜たち](Card Preview 2017年9月7日)
 +
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/0019482/ 対策カードを作る理由](Card Preview 2017年9月8日)
 +
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/0019552/ 部族セットのデベロップ](Card Preview 2017年9月12日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/win-win-exploration-2017-09-14 A Win-Win Exploration](Card Preview 2017年9月14日)
  
 
===動画===
 
===動画===

2017年9月16日 (土) 23:53時点における版

イクサラン/Ixalan
シンボル 操舵輪
略号 XLN
コードネーム Ham
発売日 2017年9月29日
セット枚数 全279+10種類

イクサラン/Ixalanは、イクサラン・ブロックの第1セット2017年9月29日発売。キャッチコピーは「未踏の地へ挑め/Brave the Unknown」。

目次

概要

大航海時代モチーフの次元/Planeイクサラン/Ixalanを舞台とする。

Jenna Hellandが全日社外会議で提唱した、ヨーロッパからアメリカを目指した征服者達(wikipedia:ja:コンキスタドール)が吸血鬼という「探検の時代」世界観がスタートとなった、トップダウン・デザインのカード・セット。やがてそこにプレイヤーから望まれていたものである海賊恐竜といった要素が加わり、4つの部族の対立というセットのテーマが固まっていった。

勢力 クリーチャー・タイプ 色の組み合わせ メカニズム
鉄面連合/The Brazen Coalition 海賊 青黒赤 強襲宝物
太陽帝国/The Sun Empire 恐竜 赤緑白 激昂
薄暮の軍団/The Legion of Dusk 吸血鬼 白黒 ライフ回復、ライフコスト
川守り/The River Heralds マーフォーク 緑青 +1/+1カウンター回避能力

探索者が未知の「場所」を発見するメカニズムとして、クリーチャーライブラリーから新たな土地を求める探検や、第2面が土地の両面カードが登場。海賊の操る帆船として機体も再登場した。

クリーチャー・タイプとして恐竜が復活。三葉虫が新規に登場した。

カード情報の漏洩

破滅の刻のプレビュー開始前の2017年6月中旬、インターネット上にイクサランのプレミアム・カードのアンカット・シートと思われる画像が流出した。Wizards of Coast社はリークに対するポリシー[1]に従い真偽に関する声明を出すことは無かった。

その後、イクラサン・プレビュー・シーズン一週間前の8月28日に、それが印刷所より盗難されたアンカット・シートであることが発表された。同時に漏洩したすべてのカードの正式な公開が行われ、プレビュー・シーズンはコモンアンコモンの公開数を増やしたり、通常発売後に行うカード・デザインに関するコラムを前倒しにすることが発表された。

また、その漏洩とは別にウィザーズ・プレイ・ネットワークのサイトで、イクサラン・シーズン中のプロモーション・カードの紹介記事が誤ってアップロードされてしまうという事件も起こっていた。

イベント

プレリリース

2017年9月23日、24日に開催される。

ドラフト・ウィークエンド

2017年9月30日~10月1日に行われる。

プロツアー

2017年11月3~5日に、ニューメキシコ州アルバカーキで開催。(→プロツアー「イクサラン」

ゲームデー

2017年11月11日、12日に開催される。

構築済みデッキ

プレインズウォーカーデッキ

パッケージ・イラスト

注目のストーリー

  1. イクサランの束縛/Ixalan's Binding
  2. ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt
  3. 川の叱責/River's Rebuke
  4. 魔学コンパス/Thaumatic Compass
  5. 危険な航海/Perilous Voyage

主な開発スタッフ

公式特集ページ

製品情報

開発コラム

Mark Rosewaterによるコラム、Making Magic -マジック開発秘話-。

Melissa DeToraによるコラム、Play Design -プレイ・デザイン-。

Nicholas Wolframによる、プレビューされたカードのデザイン過程やイラスト発注書を公開するミニコラム、Exploring Ixalan。

その他。

動画

マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル

脚注

  1. "What Card Leak?"/「カード流出が何だって?」(Web Archive)(Feature 2002年5月1日)

参考

MOBILE