ヨーグモスの不義提案/Yawgmoth's Vile Offering
提供:MTG Wiki
4行: | 4行: | ||
[[黒]]の[[伝説のソーサリー]]は[[リアニメイト]]と[[単体除去]]。 | [[黒]]の[[伝説のソーサリー]]は[[リアニメイト]]と[[単体除去]]。 | ||
− | どちらの[[効果]] | + | どちらの[[効果]]も概ね3~4[[マナ]]相当であり、両方が組み合った時の[[コスト・パフォーマンス]]は非常に高い。また、どちらかの効果だけでも使うことができる柔軟性も評価できる。[[アドバンテージ]]の面で損をしにくい、強力な[[カード]]と言える。 |
− | + | ただし、伝説のソーサリーゆえの弱点も大きく、特に除去呪文にとって「[[唱える|唱えたい]]のに唱えられない」という状況が発生し得るという点は致命的。少数の[[フィニッシャー]]に頼るような[[デッキ]]とはやや相性が悪い。[[伝説のクリーチャー]]やプレインズウォーカーをある程度採用できる[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]向けか。 | |
[[リミテッド]]では非常に強力。伝説のクリーチャーが数枚取れないと使いにくいが、[[カット]]目的だけでも優先度は高い。 | [[リミテッド]]では非常に強力。伝説のクリーチャーが数枚取れないと使いにくいが、[[カット]]目的だけでも優先度は高い。 | ||
18行: | 18行: | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | [[ドミナリア/Dominaria]]と[[ファイレクシア/Phyrexia]]の戦争の中で愛する[[ハナ/Hanna]]を失った[[ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen (ストーリー)|ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen]]。[[ヨーグモス/Yawgmoth]]は彼に、自分に忠誠を誓えばハナを生き返らせてあげようと提案する。ジェラードは同じくファイレクシア側に寝返った[[ウルザ/Urza]] | + | [[ドミナリア/Dominaria]]と[[ファイレクシア/Phyrexia]]の戦争の中で愛する[[ハナ/Hanna]]を失った[[ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen (ストーリー)|ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen]]。[[ヨーグモス/Yawgmoth]]は彼に、自分に忠誠を誓えばハナを生き返らせてあげようと提案する。ジェラードは同じくファイレクシア側に寝返った[[ウルザ/Urza]]との一騎討ちを制してその首を刎ね、ハナと再会するが……(→[[偽り/Jilt]])。 |
{{フレイバーテキスト|数世紀前、狂える神が単純な取引を提案した。}} | {{フレイバーテキスト|数世紀前、狂える神が単純な取引を提案した。}} | ||
27行: | 27行: | ||
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[レア]] | ||
__NOTOC__ | __NOTOC__ | ||
+ | [[Category:テキストが正常でないカード]] |
2018年5月31日 (木) 21:25時点における版
伝説のソーサリー
(伝説のソーサリーは、あなたが伝説のクリーチャーか伝説のプレインズウォーカーをコントロールしているときにのみ唱えられる。)
墓地からクリーチャーかプレインズウォーカーであるカード最大1枚と、クリーチャーやプレインズウォーカー合わせて最大1体を対象とする。その前者をあなたのコントロール下で戦場に出す。その後者を破壊する。ヨーグモスの不義提案を追放する。
Whisperのテキストには誤りがあります。「クリーチャー『化』プレインズウォーカーであるカード」ではなく「クリーチャー『か』プレインズウォーカーであるカード」です。
どちらの効果も概ね3~4マナ相当であり、両方が組み合った時のコスト・パフォーマンスは非常に高い。また、どちらかの効果だけでも使うことができる柔軟性も評価できる。アドバンテージの面で損をしにくい、強力なカードと言える。
ただし、伝説のソーサリーゆえの弱点も大きく、特に除去呪文にとって「唱えたいのに唱えられない」という状況が発生し得るという点は致命的。少数のフィニッシャーに頼るようなデッキとはやや相性が悪い。伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーをある程度採用できるビートダウンデッキ向けか。
リミテッドでは非常に強力。伝説のクリーチャーが数枚取れないと使いにくいが、カット目的だけでも優先度は高い。
- 通常は意味のない行為だが、対象を全く取らずに唱えることもできる。その場合、これ自身が追放される以外には何も起こらない。
- リアニメイトと除去の順番が厳密に決まっていることに注意。たとえば自身の墓地にいる不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisanをリアニメイトして対戦相手のクリーチャーを破壊した場合、ヤヘンニの能力は誘発する。あるいは豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plentyをリアニメイトして対戦相手の指名手配の獄道者/Wanted Scoundrelsを除去した場合、指名手配の獄道者のPIG能力は立ち消える。
関連カード
サイクル
ドミナリアの伝説のソーサリーのサイクル。各色1枚ずつと多色に1枚の合計6枚が、それぞれのレアに存在する。
- ウルザの殲滅破/Urza's Ruinous Blast
- カーンの経時隔離/Karn's Temporal Sundering
- ヨーグモスの不義提案/Yawgmoth's Vile Offering
- ヤヤの焼身猛火/Jaya's Immolating Inferno
- カマールのドルイド的誓約/Kamahl's Druidic Vow
- 上古族の栄華な再誕/Primevals' Glorious Rebirth
これらはドミナリア/Dominaria次元/Planeの歴史を象徴する出来事をカード化したものであり、いずれもフレイバー・テキストが「数世紀前(Centuries ago)」で語り始められる。
ストーリー
ドミナリア/Dominariaとファイレクシア/Phyrexiaの戦争の中で愛するハナ/Hannaを失ったジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen。ヨーグモス/Yawgmothは彼に、自分に忠誠を誓えばハナを生き返らせてあげようと提案する。ジェラードは同じくファイレクシア側に寝返ったウルザ/Urzaとの一騎討ちを制してその首を刎ね、ハナと再会するが……(→偽り/Jilt)。
数世紀前、狂える神が単純な取引を提案した。