シークレットフォース
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繰り返される[[リセット]][[呪文]]に相手が対処出来なくなったところで、[[自然の秩序/Natural Order]]からの[[新緑の魔力/Verdant Force]]で勝負を決めるのが一般的。 | 繰り返される[[リセット]][[呪文]]に相手が対処出来なくなったところで、[[自然の秩序/Natural Order]]からの[[新緑の魔力/Verdant Force]]で勝負を決めるのが一般的。 | ||
2008年3月26日 (水) 21:32時点における版
シークレットフォース(Secret Force)
緑のウィニーデッキに新緑の魔力/Verdant Forceを組み込んだもの。 「シークレット」というのは、自然の秩序/Natural Orderを用いてデッキ中に隠れていた新緑の魔力/Verdant Forceがいきなり場に出てくる事に由来している。
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
各アップキープの開始時に、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
7/7ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、緑のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから緑のクリーチャー・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
極楽鳥/Birds of Paradise、ラノワールのエルフ/Llanowar Elves、リバー・ボア/River Boaといったお馴染みのクリーチャーで攻め、往々にして3ターン前後に登場する新緑の魔力/Verdant Forceで相手を踏みつぶしていく。
ミラージュ・ブロック〜テンペスト・ブロック期には、 上述の自然の秩序/Natural Orderを用いた型が一般的であったが、テンペスト・ブロック最後のエキスパンションであるエクソダスの発売と同時に、より汎用性の高い適者生存/Survival of the Fittestと繰り返す悪夢/Recurring Nightmareのコンボを組み込んだnWoが開発され、デッキパワーに劣るシークレットフォースは衰退していった。 もっとも、nWoの名は自然の秩序/Natural Orderに由来するものであるので、シークレットフォースも当初はnWoと呼ばれていた。 後に適者生存を使うものをnWoと呼ぶのが一般的になって初めて、シークレットフォースの名が広まった。
その後、テンペスト・ブロック〜ウルザ・ブロック期に入り、繰り返す悪夢/Recurring Nightmareがスタンダードで禁止されるに至り、再注目される。 自然の秩序/Natural Orderは失ったものの、ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleやティタニアの僧侶/Priest of Titania、ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissaryなど、それこそマナは余るほど出たので素出しも容易であった。 シークレットフォースの名はこの頃広まったものである。
旧エクステンデッド環境に場所を移すと、 クウィリーオン・レインジャー/Quirion Rangerとティタニアの僧侶/Priest of Titania・ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissaryのシナジーによって生み出された潤沢なマナを背景にマスティコア/Masticoreが相手のクリーチャー戦線をズタズタにし、錯乱した隠遁者/Deranged Hermitのリストークンとともにビートダウンすることとなった。
緑単色のビートダウンである為、攻撃力は非常に高いのだが、コントロール要素を持たない部分がこのデッキ最大の弱点であった。 その為、その後のタイプでは、破滅的な行為/Pernicious Deedなどのコントロール系のカードを取り入れた、緑黒タイプが主流となった。 同時期に登場したThe Rockと構成が似ているが、むしろThe Rockに自然の秩序/Natural Orderを投入したもの、という見方の方が分かりやすいかも知れない。
- 登場した当初は「シークレット」であったが、広く知られる様になってからは「ウェル・ノウン・フォース」(Well Known Force)と揶揄されることもあった。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーニューオーリンズ01 ベスト8(参考)
- 使用者:Raphael Gennari
- フォーマット
メインデッキ | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (20) | 3 | 窒息/Choke | |
2 | ドルイドの抒情詩人/Druid Lyrist | 4 | エメラルドの魔除け/Emerald Charm |
2 | Fyndhorn Elves | 1 | 仕組まれた疫病/Engineered Plague |
3 | ラノワールのエルフ/Llanowar Elves | 3 | マスティコア/Masticore |
4 | リバー・ボア/River Boa | 2 | ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace |
2 | スパイクの飼育係/Spike Feeder | 2 | スパイクの飼育係/Spike Feeder |
2 | 魂売り/Spiritmonger | ||
1 | 新緑の魔力/Verdant Force | ||
4 | 花の壁/Wall of Blossoms | ||
呪文 (16) | |||
4 | 強迫/Duress | ||
4 | 自然の秩序/Natural Order | ||
4 | ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk | ||
4 | 破滅的な行為/Pernicious Deed | ||
土地 (24) | |||
4 | Bayou | ||
4 | 森/Forest | ||
3 | ラノワールの荒原/Llanowar Wastes | ||
5 | 沼/Swamp | ||
4 | 樹上の村/Treetop Village | ||
4 | 不毛の大地/Wasteland |
- 世界選手権2001後のメタゲームによって変化したタイプ。
この時期はトリックス全盛期であり、対抗策としての強迫/Duressとボードコントロールとしての破滅的な行為/Pernicious Deedに加え、馬鹿げたコスト・パフォーマンスを誇る魂売り/Spiritmongerのために黒が散らしてある。 繰り返されるリセット呪文に相手が対処出来なくなったところで、自然の秩序/Natural Orderからの新緑の魔力/Verdant Forceで勝負を決めるのが一般的。