ネズミの群棲/Rat Colony
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− | [[4枚制限ルール]]を無視できる[[ネズミ]]。いくら数が増えても[[パワー]]しか上がらないが、2[[マナ]]という[[軽さ]]を考えれば十分だろう。 | + | [[4枚制限ルール]]を無視できる[[ネズミ]]。いくら数が増えても[[パワー]]しか上がらないが、2[[マナ]]という[[軽さ]]を考えれば十分だろう。 |
ネズミであればなんでも参照してくれるが、[[ドミナリア]]に収録されているネズミはこれ1種類だけ。登場時の[[スタンダード]]でも[[亢進するネズミ/Thriving Rats]]と[[廃墟ネズミ/Ruin Rat]]を加えた3種類しか存在しない。やはりこれ自身を大量にかき集めて[[デッキ]]を作るのが、この[[カード]]の醍醐味と言える。 | ネズミであればなんでも参照してくれるが、[[ドミナリア]]に収録されているネズミはこれ1種類だけ。登場時の[[スタンダード]]でも[[亢進するネズミ/Thriving Rats]]と[[廃墟ネズミ/Ruin Rat]]を加えた3種類しか存在しない。やはりこれ自身を大量にかき集めて[[デッキ]]を作るのが、この[[カード]]の醍醐味と言える。 | ||
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*[[ネズミの大群/Swarm of Rats]]と比較するとだいぶ強化されている。 | *[[ネズミの大群/Swarm of Rats]]と比較するとだいぶ強化されている。 | ||
*4枚制限ルールを無視する能力については、[[執拗なネズミ/Relentless Rats]]も参照。 | *4枚制限ルールを無視する能力については、[[執拗なネズミ/Relentless Rats]]も参照。 | ||
− | **その執拗なネズミの[[リメイク]]ともいえる。[[ | + | **その執拗なネズミの[[リメイク]]ともいえる。[[コモン]]になったので数を集めやすくなった反面、タフネスは上がらないため[[微震/Tremor]]のようなわずか1点の[[全体火力]]でも絶滅してしまう。 |
*[[Magic: The Gathering Arena]]のオープンβリリース初週を経験した[[プレイヤー]]にとっては印象深い1枚だろう。4枚制限ルールを無視できるカードは4枚集めた時点で何枚でもデッキに入れられるようになる仕様から、最初から用意されている[[コモン]]の[[Magic: The Gathering Arena#ワイルドカード|ワイルドカード]]4枚をこれに交換するだけで初期配布デッキより強いデッキがお手軽かつ低予算で組むことが可能だった。[[サイドボード]]の無いアリーナモードとも相性が良く、また勝敗が決するのも早く効率よくクエストやイベントを消化できたため、ネズミの群棲デッキが大流行するに至ったのである。おそらくネズミの群棲が世界で最も輝いていた1週間だろう。その後、初週限定の無料イベントの終了とプレイヤーのカード資産が充実していくにつれ、ネズミデッキはその数を大きく減らしていった。 | *[[Magic: The Gathering Arena]]のオープンβリリース初週を経験した[[プレイヤー]]にとっては印象深い1枚だろう。4枚制限ルールを無視できるカードは4枚集めた時点で何枚でもデッキに入れられるようになる仕様から、最初から用意されている[[コモン]]の[[Magic: The Gathering Arena#ワイルドカード|ワイルドカード]]4枚をこれに交換するだけで初期配布デッキより強いデッキがお手軽かつ低予算で組むことが可能だった。[[サイドボード]]の無いアリーナモードとも相性が良く、また勝敗が決するのも早く効率よくクエストやイベントを消化できたため、ネズミの群棲デッキが大流行するに至ったのである。おそらくネズミの群棲が世界で最も輝いていた1週間だろう。その後、初週限定の無料イベントの終了とプレイヤーのカード資産が充実していくにつれ、ネズミデッキはその数を大きく減らしていった。 | ||
**アリーナから[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]を始めたという初心者も多く、正しい対処法を取れるプレイヤーが少なかったことも流行を後押ししていた。全体除去の有用性・必要性を思い知らされるデッキであり、逆に経験者はネズミデッキを[[メタゲーム|食える]]デッキを好んで組んでいたとか。 | **アリーナから[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]を始めたという初心者も多く、正しい対処法を取れるプレイヤーが少なかったことも流行を後押ししていた。全体除去の有用性・必要性を思い知らされるデッキであり、逆に経験者はネズミデッキを[[メタゲーム|食える]]デッキを好んで組んでいたとか。 |
2019年5月11日 (土) 06:20時点における版
Rat Colony / ネズミの群棲 (1)(黒)
クリーチャー — ネズミ(Rat)
クリーチャー — ネズミ(Rat)
ネズミの群棲は、あなたがコントロールしている他のネズミ(Rat)1体につき+1/+0の修整を受ける。
デッキには《ネズミの群棲/Rat Colony》という名前のカードを何枚入れてもよい。
4枚制限ルールを無視できるネズミ。いくら数が増えてもパワーしか上がらないが、2マナという軽さを考えれば十分だろう。
ネズミであればなんでも参照してくれるが、ドミナリアに収録されているネズミはこれ1種類だけ。登場時のスタンダードでも亢進するネズミ/Thriving Ratsと廃墟ネズミ/Ruin Ratを加えた3種類しか存在しない。やはりこれ自身を大量にかき集めてデッキを作るのが、このカードの醍醐味と言える。
- ネズミの大群/Swarm of Ratsと比較するとだいぶ強化されている。
- 4枚制限ルールを無視する能力については、執拗なネズミ/Relentless Ratsも参照。
- Magic: The Gathering Arenaのオープンβリリース初週を経験したプレイヤーにとっては印象深い1枚だろう。4枚制限ルールを無視できるカードは4枚集めた時点で何枚でもデッキに入れられるようになる仕様から、最初から用意されているコモンのワイルドカード4枚をこれに交換するだけで初期配布デッキより強いデッキがお手軽かつ低予算で組むことが可能だった。サイドボードの無いアリーナモードとも相性が良く、また勝敗が決するのも早く効率よくクエストやイベントを消化できたため、ネズミの群棲デッキが大流行するに至ったのである。おそらくネズミの群棲が世界で最も輝いていた1週間だろう。その後、初週限定の無料イベントの終了とプレイヤーのカード資産が充実していくにつれ、ネズミデッキはその数を大きく減らしていった。
- アリーナからマジックを始めたという初心者も多く、正しい対処法を取れるプレイヤーが少なかったことも流行を後押ししていた。全体除去の有用性・必要性を思い知らされるデッキであり、逆に経験者はネズミデッキを食えるデッキを好んで組んでいたとか。
- これがすべてブロックされなくなる逃亡者、梅澤哲子/Tetsuko Umezawa, Fugitiveをワイルドカードで追加入手し、より凶悪に仕上げたデッキも少数存在していた。