逃亡者、梅澤哲子/Tetsuko Umezawa, Fugitive
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梅澤家の子孫がドミナリアでも登場。自身だけでなく、自軍のクリーチャーすべてに限定的な回避能力を与える伝説のクリーチャー。
単体でも1点のクロックを刻めるが、基本的には他のカードと組み合わせることで真価を発揮する一枚。単に1/1や2/1程度をアンブロッカブルにさせる程度ではインパクトに欠けるため、特に相性の良い仲間を探したいところ。命取りの昆虫/Deadly Insectなどの極端な頭でっかち、知恵の蛇/Ophidianなどのサボタージュ能力持ち、波使い/Master of Wavesなどの1枚で大量のトークンを作れるカード、包囲の塔、ドラン/Doran, the Siege Towerなどの額面上のパワーは低いが高い打点を出せるクリーチャー、パワーのみを上昇させる各種方法、忍術など、併用に向くカードは多い。 スタンダードでは楕円競走車/Ovalchase Dragsterとの相性の良さから研究が進み、厳しい事実の永遠衆/Eternal of Harsh Truthsやネズミの群棲/Rat Colonyなど使用方法が広がった。戦闘中にこれを除去されると計画が台無しなので、打ち消しなどでフォローしたい。
リミテッドでは、序盤からクロックを刻め、終盤では本来戦闘に絡み辛い小型クリーチャーも巻き込んでダメージレースを抜け切る間接的フィニッシャーとして活躍する。早いうちから新ベナリアの騎士/Knight of New Benaliaと並ぶとそれだけでゲームが終わってしまうことも。炎の番人、ヴァルダーク/Valduk, Keeper of the Flameとも相性は良いが、能力を意識しすぎるとデッキが歪むため、依存しすぎるのは禁物。
- 腰に差している梅澤の十手/Umezawa's Jitteとは相性がよい。装備しただけではパワーが上昇しない十手の特徴が、哲子の回避能力の妨げとならない。
[編集] 関連カード
[編集] ストーリー
梅澤哲子/Tetsuko Umezawaは梅澤家(ドミナリア/Dominaria)の子孫である。人間の女性(イラスト)。
哲子はマダラ帝国/Madaran Empireの暴君であったニコル・ボーラス/Nicol Bolasを討ち取った祖先の名を授かったため、秘密裏に育てられ、空間を移動する魔術を教わり生きてきた。彼女はその力を使って身を隠し、復活したボーラスに対し計略を練っているという。
[編集] フレイバー・テキスト
このカードのフレイバー・テキストは滅びへの選択/Choice of Damnationsを踏まえたものとなっている。
「人生はひどい事と更にひどい事の選択の繰り返しさ。」― 梅澤俊郎(出典:滅びへの選択/Choice of Damnations(神河救済))
「ご先祖様の梅澤俊郎は『人生はひどい事と更にひどい事の選択の繰り返し』と言っていたそうね。私は最高の『ひどい事』を選択する名人なのよ。」(出典:逃亡者、梅澤哲子/Tetsuko Umezawa, Fugitive(ドミナリア))