マガーンの鏖殺者、ヴォーナ/Vona, Butcher of Magan
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とはいえ、やはり7点の[[ライフ]]は決して小さくない出費であり、そうそう気軽には起動できないのが難点か。これ自身が[[回復]]手段を兼ねるとはいえ、[[パワー]]を[[強化]]しない限りは2回戦闘しないと賄えない。また[[速攻]]や[[ETB]]能力を持たず、その制圧力を発揮するまでにタイムラグがあるのも欠点。動きの重さをカバーできる[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]向け。 | とはいえ、やはり7点の[[ライフ]]は決して小さくない出費であり、そうそう気軽には起動できないのが難点か。これ自身が[[回復]]手段を兼ねるとはいえ、[[パワー]]を[[強化]]しない限りは2回戦闘しないと賄えない。また[[速攻]]や[[ETB]]能力を持たず、その制圧力を発揮するまでにタイムラグがあるのも欠点。動きの重さをカバーできる[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]向け。 | ||
− | スタンダードでは[[青白黒コントロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|青白黒コントロール]]などのコントロールデッキが[[サイドボード]]から少数採用する場合がある。また、[[基本セット2020]]で重さを克服できる[[傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord]]が登場したことで、[[吸血鬼 (デッキ)#イクサラン・ブロック~基本セット2020期|オルゾフ・ヴァンパイア]] | + | スタンダードでは[[青白黒コントロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|青白黒コントロール]]などのコントロールデッキが[[サイドボード]]から少数採用する場合がある。また、[[基本セット2020]]で重さを克服できる[[傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord]]が登場したことで、[[吸血鬼 (デッキ)#イクサラン・ブロック~基本セット2020期|オルゾフ・ヴァンパイア]]でも用いられるようになった。同[[デッキ]]において、若干[[オーバーキル]]だが[[苦悶の泉/Font of Agonies]]との組み合わせも見られるようになった。 |
*英名の「butcher」は元々は「[[肉屋の包丁/Butcher's Cleaver|肉屋]]」という意味だが、転じて「[[カード名国語辞典#屠殺|屠殺(とさつ)者]]」「虐殺者」「殺人鬼」にも用いる。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]での[[テンプレート|定訳]]は「[[顔なしの解体者/Faceless Butcher|解体者]]」。 | *英名の「butcher」は元々は「[[肉屋の包丁/Butcher's Cleaver|肉屋]]」という意味だが、転じて「[[カード名国語辞典#屠殺|屠殺(とさつ)者]]」「虐殺者」「殺人鬼」にも用いる。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]での[[テンプレート|定訳]]は「[[顔なしの解体者/Faceless Butcher|解体者]]」。 |
2019年9月10日 (火) 00:23時点における版
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 騎士(Knight)
警戒、絆魂
(T),7点のライフを支払う:土地でないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。あなたのターンの間にのみ起動できる。
膨大なライフを支払う必要はあるものの、マナいらずの万能パーマネント除去能力を持つ伝説の吸血鬼。
5マナ4/4とマナレシオこそ平凡だが、絆魂・警戒で攻防を両立できるため安定感が高い。警戒によって戦闘とタップ能力を両立できる点、絆魂によって能力の起動コストを自給できる点がそれぞれ噛み合っており、自己完結している。自分のターンにしか能力を起動できない制限があるが、ソーサリー・タイミングに限られているわけではないので、攻撃してから攻撃クリーチャー指定ステップの間に防御プレイヤーのコントロールするクリーチャーを除去することで比較的安全に攻撃を通すことができる。厄介なアーティファクトやエンチャント、プレインズウォーカーを自然に対策できるのも見逃せない。
とはいえ、やはり7点のライフは決して小さくない出費であり、そうそう気軽には起動できないのが難点か。これ自身が回復手段を兼ねるとはいえ、パワーを強化しない限りは2回戦闘しないと賄えない。また速攻やETB能力を持たず、その制圧力を発揮するまでにタイムラグがあるのも欠点。動きの重さをカバーできるコントロールデッキ向け。
スタンダードでは青白黒コントロールなどのコントロールデッキがサイドボードから少数採用する場合がある。また、基本セット2020で重さを克服できる傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlordが登場したことで、オルゾフ・ヴァンパイアでも用いられるようになった。同デッキにおいて、若干オーバーキルだが苦悶の泉/Font of Agoniesとの組み合わせも見られるようになった。
関連カード
サイクル
イクサランの多色の伝説のクリーチャーサイクル。いずれも神話レア。イクサランの主要クリーチャー・タイプに1枚ずつ存在する。
- マガーンの鏖殺者、ヴォーナ/Vona, Butcher of Magan (吸血鬼、白黒)
- 轟く声、ティシャーナ/Tishana, Voice of Thunder (マーフォーク、緑青)
- 鉄面提督ベケット/Admiral Beckett Brass (海賊、青黒赤)
- 太陽の化身、ギシャス/Gishath, Sun's Avatar (恐竜、赤緑白)
ストーリー
ヴォーナ/Vonaは薄暮の軍団/The Legion of Duskの吸血鬼/Vampire。非情なる戦闘狂で、新たな戦を求めてイクサラン/Ixalan大陸へ渡った。
詳細はヴォーナ/Vonaを参照。