憤怒/Anger
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2024年4月10日 (水) 13:50時点における最新版
Anger / 憤怒 (3)(赤)
クリーチャー — インカーネーション(Incarnation)
クリーチャー — インカーネーション(Incarnation)
速攻
憤怒があなたの墓地にあり、かつあなたが山(Mountain)をコントロールしているかぎり、あなたがコントロールするクリーチャーは速攻を持つ。
熱情/Fervorのような速攻を与えるだけのカードは、えてして「そのためにマナや手札を余分に使うのではかえってテンポを損ずる」という評価を受けやすい。その点、条件を満たせばマナ不要かつカード・アドバンテージ損なしで効果を発揮できるこれは画期的と言え、非常に優秀。収録されたオデッセイ・ブロックでは共鳴者を始めとしたカードを墓地に置く手段が豊富に揃っているため、早いターンから能力を発揮することも容易である。
当時のスタンダードではステロイドの加速手段(→アンガーステロ)やリアニメイトデッキの強襲手段(生き埋め/Buried Aliveでファッティとともに墓地送りにする)として使用されることが多かった。
エクステンデッドでは隠遁ドルイド/Hermit Druidでライブラリーの大半を墓地に送れる性質を利用し、初期型アングリーハーミット2のデッキ名の由来かつコンボパーツになった。その他サルゲッチュなどのコンボデッキで補助と奇襲の側面を備えて投入される場合もある。またレガシーの初期には非常に相性のよい適者生存/Survival of the Fittestとの組み合わせで活躍し、ATSのデッキ名の由来になった。ヴィンテージにおいても(デュアルランドで山をコントロールする前提で)青緑マッドネスで加速手段に採用されたこともある。
- 1年後のスカージでドラゴンの息/Dragon Breathというライバルが登場したが、アングリーハーミット2ではあっさり交代となった一方、ATSのように憤怒でなければならないデッキも存在するなど、性質の差でうまく住み分けできているようだ。
- 「憤怒」は「ふんど」とも読むが、公式には「ふんぬ」。「ふんど」は慣用読みである。
- タイムシフトとして再録が検討されたが、テストプレイの結果、初出当時の環境と比較して、暴勇やマッドネスのためにスペルシェイパーなどの憤怒を墓地に落とす手段とシナジーの多さ、憤怒によって恩恵を受けるクリーチャーが共に強力すぎると判断され、見送られた[1]。
- ヴェンセールvsコスに新規イラストで収録された。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ジャッジメントのアンコモンのインカーネーションサイクル。いずれも、自身が墓地にあり、対応する基本土地タイプを持つ土地をコントロールしていると自軍のクリーチャーにキーワード能力を付与する能力を持つ。
[編集] 参考
- ↑ Not Their Time(Latest Developments 2006年10月6日)