はらわた撃ち/Gut Shot
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(「慣用句的ではなく文字通り」というユーモアの説明において、ポーカーのスラングはどう考えても無関係なので削除) |
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2023年11月1日 (水) 16:15時点における最新版
インスタント
((赤/Φ)は(赤)でも2点のライフでも支払うことができる。)
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。はらわた撃ちはそれに1点のダメージを与える。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
ファイレクシア・マナだけで撃てる1点火力。焦熱の槍/Scorching Spearの上位互換。
マナを支払わずに使用できる軽さは特筆に価するものの、威力は1点と小さいので、タフネス1のクリーチャーを除去する専用と考えたい。テンポ・アドバンテージを得たり、インスタント・タイミングで使用して対戦相手のプレイングを大幅に狂わせたりできるだろう。
使いどころが極めて限られるため、活躍できるかはその環境にどれだけタフネス1の有力クリーチャーが多いかによるだろう。しかし環境が噛み合ったときには、その影響力はすさまじく大きい。ビートダウン・コントロール、単色・多色、ありとあらゆるデッキで採用しうるため、常にこのカードの存在を意識したプレイングが求められるようになる。
登場当初の採用率はそれほどでもなかったが、イニストラード参入後は状況が一変。まず活躍を見せたのが対白緑ビートダウンで、1ターン目のマナ・クリーチャーという同デッキの黄金パターンを妨害するベく使用された。その後、Delver系デッキが環境に増え始めると、デッキの中核である秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsを(変身前であれば)的確に処理できる点から再び採用率が上昇。また、軽いインスタントであることから、これ自体秘密を掘り下げる者との相性が良好であるため、Delver-Go自体にもしばしば採用されている。
モダンでは軽さと汎用性を重視して親和対策としてハーキルの召還術/Hurkyl's Recallに優先する場合がある。
- 新たなるファイレクシアには、同じくファイレクシア・マナを用いた類似のカードが多い。除去という点では四肢切断/Dismember、低マナ域カード対策という点では精神的つまづき/Mental Misstepが近いだろう。うまくメタゲームに合わせて使い分けていきたい。
- 新たなるファイレクシアでの初出時はアンコモンであったが、モダンマスターズ2015ではコモンで収録された。これに伴い、パウパーでも使用可能となった。メタゲーム次第ではあるものの、青単フェアリーなどタフネス1のクリーチャーを多用するデッキへの対策として各種のデッキで主にサイドボード、時にはメインデッキから採用されることがある。
- "gut shot"で「非常にがっかりした」などを意味するが、イラストでは文字通り、はらわたを刺し貫いている様が描かれている。
[編集] 参考
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ファイレクシア陣営 - アンコモン
- カード個別評価:モダンマスターズ2015 - コモン